國母和宏が、ムービーシーンの魅力を日本の次世代ライダー達へと繋げるために、1シーズンをかけて若手とともに撮影に挑んだ、ink MOVIE。 そして、昨年のOG cheeseで再始動し、今作品には工藤洸平や長谷川 篤、そして再び國母和宏も加わって、より一層ヤバイメンツが揃ったSTONPのNEW MOVIE “HIDANE-火種-” 。この両作品のダブルプレミアが10/4(金)に都内で開催された。当日は、inkの若手ライダー陣ほぼ全員と、STONPの超豪華ライダーの面々が集合し、300人を超えるアツいスノーボーダーが会場に集まり、かなりの盛り上がりをみせた。まさに今シーズンのスタートを感じさせる、一大キックオフイベントとなったのだ。
19:00の会場オープンから受付には最新ムービーを待ち望む人たちの長蛇の列。しかも来場者全員にフリービアーという粋な振る舞いもあり、オーディエンスはまだかまだかとヒートアップしながらスタンバイ。そんな中、一発目のムービーは今季大注目である11人の若手ライダーと、國母和宏と吉田啓介たちが本気の撮影に挑んだink MOVIEからスタート。
出演ライダーたちも、この試写会で自分たちの映像が初お披露目ということもあり、少しの緊張感とそれを上回るワクワク感を纏いながら映像を見つめる。これからの日本のムービーシーンを担うライダーたちが1シーズンをかけて憧れる先輩らとともに撮影に全精力を注いだというだけあって、ムービーの仕上がりは完成度が高く申し分ない。ロケーションのかぶりもほとんどなく、観ていて常に新鮮。メンツの中には、初のバックカントリー撮影や初のストリート撮影というライダーもいたが、そうとは思えないほどの見応え十分なクオリティ。それぞれのライダーの個性が際立ち、若手の勢いを十分に感じさせてくれる内容に、みんなスクリーンに釘付け。あっと言う間に時間が経ち、オーディエンスは大歓声を送った。「新たな時代の幕開けが訪れた!」きっとそう誰もが感じだたはずだ。
このプロジェクトの発起人である國母和宏の想いや、出演ライダーたちがリアルな撮影に参加して感じたことなど、今季1発目のFREERUN本誌 11月号(10/26発売)でガッツリ26ページに渡って特集するので、ぜひその記事も読んでもらい彼らのアツい想いを感じてほしい。
話を戻し、inkの上映会が終わると会場内はDAG FORCEのライブやKidd blazzによるDJで終始ぶち上げ状態。また、inkロゴのグラフィックを担当したWOODによるライブペイントも行われ、これがまたヤバイ仕上がりに。
一方のSTONPの最新作である “HIDANE-火種-” は、今年も流石の一言。昨年、日本のストリートムービーの最前線として話題を集めたOG cheeseの戸田真人と小川凌稀に加え、今年はストリートパートで長谷川 篤も参加。さらにSTONPには欠かせない國母和宏や工藤洸平も今作品には久々に登場している。
ずばり、国内最強ライダーたちが名を連ねるだけあって、圧巻のムービーだと言える。特に、昨シーズンはライダーとして全ての力を撮影だけに注いだ工藤洸平が異次元の進化を遂げているのが印象的だった。日本が誇る世界トップクラスのスノーボードムービーは、やはり見逃し厳禁な作品だ。
またまた告知になってしまうが、このSTONPの特集もFREERUN本誌 12月号(11/27発売)への掲載に向けてスタンバイし、現在取材進行中。出演ライダーたちの映像(ムービー)に対するそれぞれのこだわりにフォーカスしていくので、こちらもお楽しみに!
いよいよ試写会シーズンが始まり、本格的にスタートした19/20シーズン。「ink MOVIE」(@inkmovie)と「STONP」(@stonpordie)のツアーはまだまだスタートしたばかり。これから全国にスノーボード熱を振りまいていくので、ぜひライダーたちと一緒に現地の巨大スクリーンで渾身のムービーを観てもらいたい。そして、両作品ともに永久保存版として、DVDも購入マストですよ!
試写会の詳細は上記のインスタでチェック。
▼「INK MOVIE」のティーザー
▼INKのビハインドストーリーは以下SBN FREERUNの記事をチェック。
INK MOVIE マンモス・シューティングの舞台裏 <前編> 若手4人で撮影に挑んだマンモス滞在記。
INK MOVIE マンモス・シューティングの舞台裏 <後編> 撮影最終日をむかえた4人とINKのボスであるカズからのメッセージ
INK MOVIEの撮影を経験したコンペティター片山来夢が目指すべきもの
▼STONP MOVIE ”HIDANE-火種-