眞空雪板等の代名詞である『侍=SAMURAI』シリーズをさらにグレードアップさせ、軽さと滑走性に特化した究極のスーパーハイクオリティモデル『一(TEPPEN)』がデビューした。
心材にはしなやかなフレックスの中に反発力が向上する『POPLAR+BAMBOO』を使用。またトップシート側のノーズからテールにかけ2本と、ソールシート側のノーズとテール部分にVの形でカーボンリボンを配置することにより、反発力は勿論、コントロール性や安定性を得ることができる。そのため脚力の弱い人や、オーリーに自信のない人でも驚くほどの反発力を得ることができ、ワンランク上のスノーボーディングが楽しめる。
気になるソール材にはシンタードベースISO 7500の最高級素材を採用。ISO(イソ)とは、スノーボードのソール素材を製作しているオーストリアのISO SPORTS社のオリジナル素材。数値が高いほど滑走性が高く、ISO 7500は最高ランクの品番となる。適切なワクシングをおこなうことでその性能をより引き出すことができる。そのため北海道のソフトで軽い雪質から本州の水気の多い雪質、そしてアイシ―な人工雪。また、シーズン初頭、1月後半から2月下旬のトップシーズン、春先までといかなる環境下でも、すべてのゲレンデフィールドに於いて抜群の滑走性能、良好な乗り心地を約束する。
そして、このボードを開発するにあたって最重要視されたプライオリティは……『 軽さ』の追求であり、こだわりがある。やはり重量のあるボードで長く滑走していると脚からの疲れから、徐々にアグレッシブな滑りが望めなくなる。そのため開発グループはg(グラム)単位でボードの重さを気にかけ、また、所属ライダーのリアルな意見を開発にフィードバックし、ボード中央部分に「HONEYCOMB」を搭載した。この特殊加工をボード内部に施すことで他のモデルよりもコア(板の厚み)を薄くすることができ、驚くほど軽いボードに仕上げることに成功したのだ。
形状はツインチップでスノーパーク専用ボード。サイズは141 、152、154の3サイズ。グラフィックは青ベースと赤ベースの2色を展開している。日本一のボードを目指すべく、富士山をイメージに、葛飾北斎の富嶽三十六景の凱風快晴を模倣したソールグラフィックに圧倒される。
新技術が惜しみなく投入された『一(TEPPEN)』をこの冬、堪能あれ。
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