視界を研ぎ澄ます30年。日本の雪山で完成したゴーグル「DICE|30th LIMITED」

日本の雪山は、天候が変わる。光量も変わる。雪面の表情も変わる。そのたびに視界が揺らげば、ライディングの質も安全性も一気に落ちる。
DICEが30年かけて磨いてきたのは、「ただ見える」ではなく、“いつでもストレスなく、正確に見える”という体験だ。

フレームの快適性やA-BLOW SYSTEMの実用性を土台にしながら、中心にあるのは常にレンズ。
視界の質を徹底して高めることで、DICEは日本のスノーボーダーに支持され続けてきた。

DICE
30th LIMITED ・BANK / GOODMAN
Price: ¥33,000
Lens: Photochromic / Ultra Light Purple / Smoke Mirror

30年の歩みは「視界の品質」を上げる歴史

DICEを支える山本光学は、100年以上にわたり光学技術を研究・開発してきたメーカーである。その強みは「視界」を単なる透明度として扱わず、情報量(地形の凹凸、雪面の硬さ、陰影、明暗差)を正しく伝えることとして設計する点にある。

DICEが掲げてきたミッションは一貫している。「すべてのスノーボーダーに最高の視界と体験を提供する」。
この言葉を“機能”に落とし込むために、DICEは簡単にモデル数を増やさない。ひとつのモデルを日本人の顔形状と日本の雪山環境に合わせて作り込み、そのフレーム性能を最大化するレンズを開発する。この順番は揺るがない。

そして、そのコンセプトをスノーボーダーに一気に浸透させたのが現在の人気モデル「GOODMAN」「BANK」に装備されているA-BLOW SYSTEMだ。
曇りを「起こさない工夫」だけでなく、「起きた瞬間にレンズをポップアップして換気する機構」を搭載したことで、より安心して滑りに集中できるようになった。くもりにくい高機能レンズに、くもった際には簡単に問題を解決する機能が保険として搭載されている。
この相乗効果によりDICEは最高のゴーグルレンズという評価を得るようになったのだ。

“曇らないようにする”から、“曇ってもすぐ解決できる”へ。
DICE人気に火をつけた革新的システム。視界トラブルをスノーボーダー自身が瞬時にコントロールできるという、新しいゴーグルの基準を作った「A-BLOW SYSTEM

“凹凸を見せる”“環境に順応する”“長く使える”。DICEの高品質レンズ

レンズは、数値スペックよりも「雪山でどう見えるか」がすべてだ。DICEが重視しているのは、視界の明るさだけではない。雪面の凹凸、陰影、コンディションの変化を、脳が迷わず処理できる形で届けることにある。

代表的な技術がULTRA LENS。
低光量の状況でもくっきりと凹凸を見せ、林間など明暗差が高速で切り替わるシーンでも自然に目が順応しやすいように設計されている。
日本の雪山で考えられる曇天・降雪・ガスなどの問題をDICEのレンズがクリアしているのはこの視点があるからだ。

雪面の情報を“見せる”ために生まれた高視認性レンズ。天候が変わりやすい日本の山でも、滑りに集中できる視界を作り出す。
中でもPhotochromicは、天候に合わせてレンズの明るさも変化する万能性が評価され、「とりあえずこれを選べば間違いない」と言われる定番レンズになっている

曇り対策でも、レンズ側のアプローチが強い。PAF LENS(プレミアムアンチフォグ)は、内部に溜まる水蒸気をレンズ面が吸収して曇りを制御するタイプで、乾燥すれば吸収力が回復する。つまり「その場しのぎ」ではなく、滑走時間を通して安定した曇り耐性を維持する設計になっている。

さらにDICEは、耐久や扱いやすさまで考えてレンズの開発を行っている。ミラーレンズではミラー層を表面でなくレンズ内に挟み込むことでキズつかずに長期間使用できる「MIT lens」という画期的なレンズを開発。
デザインや視認性はもちろん、ギアとしてストレスなく簡単に扱えるユーザビリティも◎。ここまで1モデルを作り込むのが日本ブランドDICEのコダワリなのだ。

そしてA-BLOW SYSTEMは、そのレンズ性能を“最高の状態に保つ機能”として効いてくる。レンズがどれだけ優れていても、内側に一度入ってしまった湿気が抜けなければ曇りは解消されない。A-BLOW SYSTEMはレンズ機能を最大限引き出すための機能、改めて見るとDICEのコンセプトが立体的に見えてくる。

軽量でしなやかなフレーム設計に加え、曇りにくい最適な空気環境を整える構造と、高いフィット感を追求。バックルなど細部の操作性まで、スノーボーダーの使いやすさに応える設計となっている

30th LIMITED
調光×ULTRA×SMOKE MIRROR
“実戦仕様”のレンズを装備したリミテッドモデル

30th LIMITEDは、DICEらしく30周年をただ飾るための記念モデルではなく、雪山でオールマイティに使える実用性に優れた仕様にパッケージされている。レンズはフォトクロミック(調光)を搭載。光量変化に追従しながら、ULTRA LENSが持つ「凹凸を見せる」特性を維持し、晴天時の眩しさも抑える。

そして付属する機能が、来季新登場のSMOKE MIRROR。コンディションの幅が広い日本の雪山において、眩しさ対策と自然な視界バランスを両立する“使えるミラー”として開発された。日本の山で“使いやすいミラー”というコンセプトが、ここにも反映されている。
30th LIMITEDは、GOODMANとBANKの2モデルで展開される。

■ BANK

BANKは、DICEの評価を決定づけたA-BLOW SYSTEMを象徴するモデル。
サイドパーツを操作するとレンズがポップアップし、ゴーグル内部の湿った空気を一瞬で排出できる。
グローブを装着したままでも操作可能で、リフト上で換気し、そのまま滑走に入れる。この“雪山での強さ”が、BANKが長年支持され続けている理由である。

フレーム構造は、ハードフレームとソフトフレームを組み合わせたハイブリッド設計。耐久性とフィット感を両立し、ハードな使用環境にも対応する。
さらに、トップ部分には撥水・防汚性能を持つメッシュ素材を採用。降雪時や雨天時でも効率よく換気し、レンズ内部環境を安定させる。
BANKは、フリーライド、カービング、パークまで幅広く対応できる万能型。A-BLOW SYSTEMの即効性と、DICEレンズの高視認性能が組み合わさることで、「視界に不安を感じない」という安心感をスノーボーダーに与える。

■ GOODMAN

GOODMANは、DICEの中でも「視界の情報量」を最大化したモデル。最大の特長は、大型フラットレンズによる圧倒的な視野の広さにある。
左右方向の視界はもちろん、フレーム下部のラウンド設計によって足元方向まで視界が伸びる。これにより、荒れた雪面、細かな地形変化、ボードポジションの確認などを直感的に把握できる。

さらに、A-BLOW SYSTEMを進化させた構造を採用。広い視界と曇り耐性を両立し、ハードな滑走を繰り返しても視界の安定感を維持する。
フレームは軽量かつ柔軟性が高く、日本人の骨格に合わせたフィット設計。鼻周りの密着性も高く、長時間装着してもストレスが少ない。

加えて、クラリテックス・メッシュによる撥水・防汚・通気性能。ベルト裏のシリコン加工された滑り止め。こうした細部までの作り込みが、GOODMANを“使い続けられるゴーグル”に仕上げている。
視界の広さ、装着ストレスの少なさ、環境耐性。このバランスの高さが、DICEの中でも特に人気を集める理由だ。

30th LIMITEDは、BANKの“視界維持性能”とGOODMANの“視界の情報量”を、DICEが30年かけて磨いてきたレンズ技術で支える構成になっている。
派手さではなく、完成度。スペックではなく、実際の使いやすさ。
30周年モデルは、DICEが到達した現在地を、もっとも自然な形で示すプロダクトと言える。

▶︎A-BLOW SYSTEM
サイドパーツの操作でレンズがポップアップし、瞬時に換気スペースを形成。内部の湿気を排出して曇りを解消し、レンズ本来の視認性能を維持する。グローブを着けたままでも確実に操作可能。

DICE 2026-2027 最新TOPICS
>「DICE|GOODMAN」のレンズにフォーカス!①_Photochromic / Ultra Light Purple / Smoke Mirror
DICEGOODMAN」のレンズにフォーカス!②_Photochromic / Ultra Light Gray / Light Silver Mirror
>「DICE|GOODMAN」のレンズにフォーカス!③_ Photochromic / Ultra Light Purple / Bronze Mirror


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