BONX PRESENTS RIDE WITH TERJE IN HAKUBA VALLEY
あのテリエと一緒に滑れる!しかもBONXを使って通話しながら滑れてしまう!こんな夢みたいなイベントが先日白馬で開催された。さっそくその1日の模様をレポートしよう。
Phot&Text: Tomokazu Kuwano
さる1/18、このイベントが開催されたのはHAKUBA VALLEYにある栂池高原スキー場。栂池といえば、ロープウェイやゴンドラを有する白馬きってのビックゲレンデで有名だ。その最上部エリアにあたる栂の森ゲレンデの一部を貸し切ってテリエと一緒に滑れる。LIVEでテリエを観れる。という贅沢な会場設定にもびっくりだ。
参加者は当日の朝に受付を済ませ、BONXを受け取りWiFi設定を行う。すると最大で10人が独自のイヤホンマイクを使って通話ができるというシロモノ。山でも声はクリアに聞こえるし、リフト2本分くらい離れていても通話ができる。だからいつでも仲間を近くに感じながら楽しく安心して滑ることができてしまう。
イベントが開始するといよいよあの神様テリエが現れた。テリエはとても穏やかなオーラを放ち、普段ムービーや雑誌などで見ている張り詰めた空気感のある彼とのギャップにみんな驚きを隠せなかった。参加者の中には、和歌山から7時間もかけて来たという人や、午後には東京で会議があるがどうしてもテリエと滑りたいから来てしまったという熱狂的な人も参加していた。集まった40名の参加者はみなテリエの動き全てに注目する。いよいよお楽しみの時間が始まる!
しかし折からの悪天候のせいでスキー場上部は硬くてコンディションが良くない。そんな中、テリエから「イベントはゴンドラ中間エリアまでのロングルートに変更しないか?」という、まさかのサプライズ提案があった。慌てる裏方をよそに、一同は大喜び。ロングの迂回路やパークなどをたっぷり2時間もクルージングできるというのだ。
迂回路でのテリエは壁やサイドヒットを軽やかにアテ込む。大きな斜面でターンを切りながら、ウエーブからのヒップでクレイルを披露し、伝家の宝刀ともいえるトゥイークをこれでもかと魅せてくれた。一緒に滑った参加者は、追い撮りをしたり、一緒にリフトに乗ったり、自撮りをしたりとサービス精神あふれる生テリエに感激。みんな完全にヤラレてしまったようだ。
ラストはまたまたテリエの粋な計らいで、離れた場所で待機する別グループをBONXで呼んで全員集合。みんなで栂池セッションを楽しんだ。
普段ムービーや雑誌で見るスーパースターと一緒に滑れるという企画は、ファンにとってまさに夢のような時間になったようだ。これからもこのような素晴らしい企画が続いて欲しい。