最先端の3Dデザイン「3BT™」が生み出す
未知のフローテーションとイージーコントロール性能
Bataleon / Toshiki J LTD 154


Toshiki LTD 154
Price: ¥78,000
※パーク・ジブをメインとした「Toshiki J LTD 151」もある

ボードは乗り手から伝わるパワーや地形に応じて、常にその形を変化させながら滑走している。ライディング中にただの平らな板であることはないわけだ。Bataleonはそのことを前提に長年R&D(Research and Development =研究開発)を続けている。カービングの瞬間、地形が変化する瞬間、ボードはどのように変形し、それがライダーにどんな影響を与えているのか? 外部からボードに力が加わったときの状態をデザインワークの中核に据えて、年々各モデルの性能を向上させている。独自の構造であるトリプル・ベース・テクノロジー(Triple Base Technologie=3BT™)がその結晶のひとつだ。

多くのライダーは言う。「この(構造の)ボードに乗ると無駄なパワーがいらなくなり、ライディングが楽になる。しかも思い通りのエッジングとアクションが可能になる」
なぜか?

3BT™シェイプのボードにはノーズからテールまでキャンバーベンドを採用。ボードの最もワイドな部分であるソール両サイドを、雪面とのコンタクトポイントから浮き上がらせる構造になっている。これにサイドキック(SideKick™)をプラスすることにより、ソールが船底のような形状になり、無駄な抵抗なく滑走できるような構造になっている。だからパウダーでのフロート性能が高く、凸凹の地形でも楽なライディングが可能になる。フラットベース、サイドベース、サイドカットとのバランスを絶妙にアジャストさせることで、何も犠牲にすることなく、ボードのトータル性能を向上させることに成功しているのだ。

バインディングの外側からコンタクトポイントに向けて、サイドベースのアップリフト角度が徐々に増していくことで、ターンやグラトリがスムーズになり、浮いたコンタクトポイントが不要なエッジングを抑制してくれるのだ。バインディング下のセンター部はフラットなので足裏でのコントロールがダイレクトにボードに伝わり、それが安定性を高めてくれる。他にも小さな力でボードを傾けることができる、エッジに均等に力が伝わる、しかも力強くスムーズなエッジングが可能になるなど、数多くのメリットがある。「Bataleonに乗ると何だか上手になった気がする」という感覚になるのには理由があるのだ。

この山根俊樹のシグネチャーモデルとしてリリースされる「Toshiki J LTD 154」は、Whateverをベースにしたシェイプ。最新の第三世代3BT™が採用されており、99%ツインのアウトラインがパーク、サイドカントリー、パウダーなどのフィールドでハイレベルな機能を発揮。どんなコンディションも地形にもマッチし、乗り手をネクストレベルに引き上げるオールラウンド・フリースタイル・ボードである。スノーボードのカテゴリー分けが細分化する中、今一度「一本で何でも楽しめるスノーボードを」と山根俊樹が本気で作り上げたのがこの「Toshiki J LTD 154」なのだ。

『Flat Base Riding』
スムーズなライディングをサポートする『フラット・ベース・ライディング』。ボードの最もワイドな部分(接雪点付近)が浮き上がっているので無駄にエッジを使わずに直進することが可能
『SideKick™』
サイドベースのアップリフト角度は有効エッジが終了するところから急激に増している。この『SideKick™』と『3BT™』の相乗効果によりパウダーでの浮力が向上。凸凹の地形でも楽なライディングが可能になる


山根俊樹
自分の滑りと発想次第で全てのシーンに対応できる
「パークはパーク、パウダーはパウダーとそれぞれのフィールドに合う滑りができる板を出す時代。そんな中この板は柔らかさから来る粘りと反発力を持っていて、どのフィールドにも対応できる、完璧なオールラウンドのバランスの取れた板です。パウダーに行きたきゃ2つビスを下げてセットバックを取れば良い。逆にセンターを取れば、グラトリ、ジャンプ、ジブと安心して踏み込めてしっかり力が返って来ます。だから自分の滑り方と発想次第で全て対応できる贅沢な板なんですよ」

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