岩岳マウンテンクリーン!

なんと昨日、このブログに写真を貼り付けようと編集作業していたら、
間違ってそっくりそのまま削除してしまった(T_T)
気を取り直して思い出しながら書いてみま〜す。

土曜日のスクール建設作業は久しぶりのお休み(^^)/
そんなお休みに何をしたかというと。
岩岳の山麓から山頂までのトレッキング。
しかもただのトレッキングではなくて、日頃お世話になっている
岩岳の山を少しでもきれいにしようと、ゴミを拾いながらの
マウンテンクリーントレッキング!
今回は結構間近な呼びかけだったにもかかわらず、
気持ちのこもった方々が集まってくれました。
スタッフをあわせてちょうど10名で、
ワイワイおしゃべりをしながらのスタート。
みんなゴミ袋を手に気合い十分です。

9時にホワイトプラザ前を出発し、林道を伝い歩いていきます。
岩岳でのスノーボードシーンのスタート地でもある、
西山ゲレンデをスタート直後に通過します。

西山ゲレンデで岩岳スノーボードの歴史はスタートしました。
スタートから全山解放までのいろんなエピソードを伝えつつ、
みんなと今は無き西山ゲレンデとあかしやリフトを見上げていると、
いろんな思い出がよみがえってきました。
(詳しくは「絆」で読んでいただければ嬉しいな)

でもそんな思い出に浸っている暇もなく、
ゴミ拾い部隊はどんどん進んでいきます。
林道の木漏れ日やマイナスイオンのおかげで
みんなのテンションはさらにあがり、
写真のような意味不明でへらへら笑う人まで出てきました。

冬はあっという間に我々を運んでくれるリフトがあって
あまり感じないけど、自分の足でゆっくりと歩いていると、
斜度感や微妙なねじれや斜面変化などがよくわかります。

「だから私いつもこのあたりで転ぶんだ〜。」など
斜面変化や斜度変化にやられていたことに気付く人も
多かったみたい。
来シーズンからはやっつけられないですむね。

そうこうしているうちにゴミ袋はどんどん一杯になっていきます。
まだ登りの道のりが長いので、定期的に収集ポイントを作り、
下りの時に回収するように計画変更です。
まさかこんなに溜まるとは・・・。

ゴミもたくさんだけど、時々お金も落ちてます(^^)
「お〜っ!100円ゲット〜!」など時々雄叫びがあがります。
みんな〜、見つけるのはゴミですよ〜。

地面ばかり見つめていると疲れるね。でも時折顔をあげると、
白馬の町が一望できたりしてビックリします。
今の時期は田んぼに水が張ってあってキラキラと輝いています。
新緑の活き活きとした緑と、まだ残っている桜のピンク。
それらのカラーが織りなす風景を見つめて、しばし心の洗濯(^_^)
この素晴らしい景色を永遠に残すためにもがんばるぞ!と
ゴミを拾うペースも上がります。

しかし本当に色々なものが落ちています。
携帯電話、バインディングのパーツ、ブーツのバックル、
タバコの空き箱、傘、空き缶、なかでも多かったのが
リップクリームそしてタバコの吸い殻。
コース上もすごかったけど、山頂レストハウスの周りは吸い殻だらけ。
「一本くらいいいや」「誰も見てないから」などと思う人がどれだけ多いかが
わかります。
シーズン100日近い日程でこれほどまでに溜まるのかと
がっかりでした。
吸うのは構わないけど、携帯灰皿を必ず持つとか、
灰皿の無いところでは吸わないとか、自分自身で責任を持って欲しいと思います。

もともと白馬は、北アルプスの雪が解け見え始めた
岩肌の形が馬の形に似ていて、その馬が現れると、
そろそろ代掻き(田植えのための耕す作業)の時期だと
判断したそうです。
その代掻き馬=代馬 が明治の頃に白馬(しろうま)となったそう。
今ではすっかり白馬で定着していますが、白い馬のイメージがわく
地名なんてかっこいいと思いませんか?
(実際に現れる馬の雪形は岩肌の色ですが・・・。)

白い馬のイメージを持つこの町が、ゴミで汚れた灰色の馬のイメージにならぬよう
ゴミを出さない生活を心がけたり、自分たちで出来る事をコツコツと
行わなければだめだなと思いました。
コレを読んでくれている人の一人でも多くが、
環境保護の為に何かに取り組んで行くことになれば
僕もとても嬉しいです。

今回集まってくれたメンバーは本当にありがとう。
また第2回も開催予定中ですのでお楽しみに。
次回はパワーアップした内容で行きますよ。

と言うわけで、今週は出来るだけ車を使わなくていいように、
ノルディックウォークの講習会に参加。
それからゴア元副大統領の「不都合な真実」を見に行く予定です。
(飛行機の中でみたけど、もう一度字幕スーパー付きで)

またいろんなリポート待っててくださいね!