頂点へ、誰よりも高く。
世界で実証されるYONEXスノーボードの実力
トップライダーと共に戦うなかで生まれたSTOMP-TECH3.0
平昌オリンピック、ハーフパイプ男子決勝にまで進んだ戸塚優斗、女子決勝では冨田せなが8位入賞。さらに冨田せなの妹である冨田るきも、先日のニュージーランドでおこなわれたジュニア世界選手権にて5位入賞、姉妹共に世界レベルの大会で活躍する姿にはこれからさらに注目が集まりそう。冨田せな&るき姉妹は、姉のせなが18歳、妹のるきは16歳(2018年9月現在)、幼少の頃からスノーボードでトップアスリートへの軌道を歩んできたライダーではあるものの、昨年YONEXの契約ライダーとなってから、2人のレベルアップの速度はさらに加速した感がある。高難易度の技とジャンプの高さを磨き、着実に実力を伸ばしている。せなに続き、るきが世界のトップライダーの仲間入りする日も近いだろう。
YONEXはバドミントン、テニス、ゴルフなど他のスポーツと同様にスノーボードシーンでもトップアスリートをしっかりとサポートし、若い選手たちを育成しながら、YONEXのスノーボードそのものを大きく進化させてきた。スノーボードではよく口にされるカルチャーやスタイルということよりも、競技としてのスノーボードの部分と真正面から向き合いながらモノ作りをおこなっているブランドだ。「選手ファースト」まさに選手たちの夢に寄り添いながらYONEXのテクノロジーは進化してきたと言えるだろう。
例えば今シーズン、フォーカスされているSTOMP-TECH3.0というテクノロジーをあなたは知っているだろうか? 戸塚優斗が使うREV、冨田せなのSLEEKなど、フリースタイル系ハイエンドモデルに搭載されるYONEX独自のテクノロジーは、スウィングウェイトに着目してノーズ&テールにハニカム構造を導入して軽量化し、ボードの重量バランスをセンターに集中させるもの。スピンの回転数を上げることに最大限の効果を発揮するテクノロジー。
STOMP-TECH自体はもともと着地時の衝撃を分散させるために導入されたテクノロジーだが、それを進化させてスウィングウェイトも調整し、スピンでのボード操作にアドバンテージを得られるSTOMP-TECH2.0を導入し、2014年のソチ五輪では青野令らを送り出した。ソチでは男子は1260°スピンが勝敗を分けたが、前回の平昌で戦いではそれ以上の回転数のレベルアップが要求された。そのためにSTOMPTECH3.0が生まれ、その新たなるテクノロジーが戸塚、冨田の活躍を後押ししたのである。
>STOMP-TECH3.0についての詳しい情報はコチラもチェック
他社では真似できない、YONEXだけが持つ圧倒的な強み
YONEXでは、なぜそのように早いスピードで、しかも的確に目的に応じたテクノロジーの導入が次から次へと可能になるのだろう? YONEXが多くのスノーボードメーカーと異なる点、そのひとつはウッドコアを基本としないところ。カーボンテクノロジーを導入したコアを自社で開発している点だ。コア材を自由につくれることで、ボードの特性を自由自在にコントロールすることができる。それはみなさんがご存知の通りのバドミントン、テニスなどのスポーツでも証明されている世界中のどのブランドも真似のできない優れたYONEX自体のカーボンテクノロジーの基盤があるからにほかならない。
そしてもうひとつはYONEXのボードは大量生産型ではないところ。新潟県にある自社工場で高い加工技術を持つ職人の手によって丁寧につくられる。さらに高度なテクノロジーを導入する上では、極めて入念な品質管理の体制が徹底されている。だからこそ少しでも優れたボードをつくるために必要とされる細かな改良をスピーディに積み重ねていくことができるのだ。そこが他社ではなかなか真似できない圧倒的なYONEXの強みであると言える。
>YONEXのボードテクノロジーの背景についてはコチラをチェック(2017年公開の記事となります)
REV、SLEEKはどんなボードなのか?
戸塚、冨田のオリンピック・ハーフパイプ使用ボードというイメージがあると、ハーフパイプ専用ボード?と勘違いしている人もいるかも知れないが、STOMP-TECH3.0を採用したこれらのモデルはオールラウンドにわたるライディングで使えるボードだ。重量をセンター集中型にしたことによりスウィングウェイトが軽量化され、非常に取り回しやすいボードに仕上がっていることは間違いない。スタンスはセットバックが入り、優れたボードのレスポンスを楽しみつつ、カービングをグイグイとドライブさせることも可能。その滑走性能はフリースタイル、フリーライディング、あらゆるシーンで質の高いライディングを可能にしてくれる。そして確実に間違いないことがある。日本人の体格を基準とした設計であること。海外ブランドと違い、ハイスペックボードであっても体格的な基準が日本人であることから、基本的に我々が乗りやすいことが何よりも優先されている。YONEXのテクノロジーがどれほどの魅力を持つか? それはこれらのボードに乗ってみればきっとあなたも驚きと共に実感し、自分が今までよりもレベルアップできたことに感動するに違いない。