2017年FREERUN10月号本誌で4ページに渡り紹介した北海道函館を拠点に活動するクルー『toolatefilm』。彼らのほとんどが、社会人で家族がいて、子供もいる一般のスノーボーダー。北海道でも雪の少ない函館エリアのカルチャーを伝えるべく、仕事を終え、夜中に発電機とスコップをかついで、アーバンスノーボードをするライフスタイルを送っている集団だ。
12月頭、そんなtoolatefilmから、1つの面白い企画の話が届いた。その内容は、一週間自分たちの動きをカメラマンに密着させ、スポット選定から集合、撮影、解散までをドキュメンタリーで追い、”7日間(一週間)” という日程を決め、コンテンツを作るというものだった。
「このエリアで11月〜12月にこれだけ雪が降ることは滅多になく、どーせすぐ溶けちゃうから、溶ける前にやってしまおう。自分らは仕事も家庭もあるから、他のスノーボードクルーのようにまとまって数日間のシューティングトリップはできない。それなら、この貴重な雪のある一週間、まるまる寝ないで撮影をやろうと考えました。
キックアウト喰らってる時間も、スポット移動する時間ももったいない。クルーのグループLINEで念密に連絡を取り合い、効率良く、ひたすら深夜に撮影します」
と、代表の堀尾氏はその想いを話し、最後に “寝ないで一週間かましてきます!” と言い残し、12/12(火)から、七日間深夜戦争をスタートさせた。
彼らは、この1週間で何をどれだけ残したのか?
スノーボードと向き合った末に何が見えたのか?
この模様は、来週(前編)、再来週(後編)と2部構成で、SBN FREERUN(WEB)で特集を組み、写真や映像&彼らのリアルな言葉とともにお伝えします。
お楽しみに!