今期アマチュアスノーボーダー最強の称号を手にしたのは誰だ!? AM JAM 2019 レポート

2019年3月9日~10日。ノースポンサーの一般スノーボーダーのための祭典「AM JAM(アマジャム)」が新潟県神立スキー場で開催された。今年で4回目の開催となる今大会では新たな試みとして新設された2つのクラス「スタイルクラス」「JIBクラス(アマジブ)」が加わり、より広い層の一般スノーボーダーが自分のスキルをアピールできるチャンスとなった。

Photo: ryohiwatashi
Photo: yoshitoyanagida.net

Day1_JUMPビギナー・スタイルクラス

ビギナークラス
3/9(土)はワンメイク種目のビギナークラスとスタイルクラスが行われた。翌日のオープンクラスでも使用されるジャンプゾーンは石川敦士率いるSCLOVER PARKディガーによって作られた特設コース。初めて大会にエントリーするスノーボーダーも多いビギナークラスには、40歳オーバーまで幅の広いスノーボーダーがエントリー。

アツシクン・ディガーのみなさんありがとうございました
アツシクン・ディガーのみなさんありがとうございました
ビギナー女子クラスはグラブをしっかり入れたバックサイド360で優勝したオカド リオン
ビギナー女子クラスはグラブをしっかり入れたバックサイド360で優勝したオカド リオン
ビギナー男子クラスは飛距離のあるバックサイド360インディーグラブを披露して優勝したナイトウ ルイ
ビギナー男子クラスは飛距離のあるバックサイド360インディーグラブを披露して優勝したナイトウ ルイ

ミドルクラス
今年から新設されたミドル(スタイル)クラスは20歳以上がエントリー可能で、名前の通りスタイルだけをジャッジの判断で競うクラス。回転数や技の難易度だけで判断するのではなく、スノーボードに一番重要なスタイルという部分を大切にしていくためには、こういったクラスを作るのはとても重要だ。

ゴーグルなしスタイルで終始沸かせたホサカ イクヤのバックフリップ
ゴーグルなしスタイルで終始沸かせたホサカ イクヤのバックフリップ
優勝はスイッチバックサイド540をノーズグラブからローストビーフグラブに変えたフクオカ コウスケ
優勝はスイッチバックサイド540をノーズグラブからローストビーフグラブに変えたフクオカ コウスケ

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Day1/夜_JIBクラス

AM JAMとしては初の試みのJIBクラス、通称アマジブは1日目の夜に開催。戦いのステージは駐車場前に特設で配置された。多くのボランティアスタッフの協力もあり、普段はフラットなバーンが1時間弱でJIBゾーンに変わった。夜にも関わらず多くの観客が集まり、ライトで照らされた良い雰囲気の中で選手たちの戦いが繰り広げられた。

ボランティアスタッフのみなさん、2日間ご協力ありがとうございました
ボランティアスタッフのみなさん、2日間ご協力ありがとうございました

この特設ステージで普段の滑りを一本でも多く披露するべく、滑り切ったら全力で走ってスタート位置まで戻るアツイ参加者も多かった。

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このテンションの上がる特設ステージを制覇し、初代アマジブ勝者になったのはスイッチバックリップで満場一致になったアワチ ミライ
このテンションの上がる特設ステージを制覇し、初代アマジブ勝者になったのはスイッチバックリップで満場一致になったアワチ ミライ

Day2_JUMPオープンクラス

翌10日は男女合計約100名が参加するオープンクラス。2日目も予想に反しての快晴という大会日和。

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現役で人気のライダー陣が携わっているのもAM JAMの魅力の一つ。2日間を通して会場を楽しませたCVB新井(チョコバニラボール新井)によるしゃべりに、国内有名大会でMCを務める露崎訓史による冷静なツッコミは、会場に来た人ならついつい思い出して笑ってしまうほど楽しくなる名コンビMC。

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CVB新井
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露崎訓史

次回開催時は会場でぜひ聞いてください!

この2日間のヘビースケジュールを常に笑顔でこなしてくれたジャッジの岡本圭司
この2日間のヘビースケジュールを常に笑顔でこなしてくれたジャッジの岡本圭司
石川敦士・佐藤亜耶
石川敦士・佐藤亜耶

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本部テント横にはサポートブランドブースが設置され、大会の合間に来シーズンのアイテムの話を聞くことができたり、次世代のライダー発掘に終始メモを取っていた担当者も。

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誰が勝ってもおかしくないオープン女子。優勝はキャブ540-バックサイド360をクリーンにメイクした原 優希乃。
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オープン男子優勝は、完璧な900-900で北海道スノーボーダーのレベルの高さを見せつけた佐藤勇樹。

賞金250,000yenをGet
賞金250,000yenをGet

4回目にして初の2日間で開催されたアマチュアスノーボーダーの祭典AM JAM 2019。延べ参加者230名、ボランティアスタッフも含めスタッフの数も2日間で延べ80名と、過去3回に比べてかなりスケールアップした規模の中、無事に終了した。

「ご参加頂いた皆様、ご協賛頂いたメーカー様、ボランティアで手伝っていただいた皆様、来場してくれたライダーの皆様、神立高原スキー場様、SCLOVERPARKディガー様、ご協力ありがとうございました」by 実行委員会

カテゴリーが増え、年々規模が大きくなっているAM JAMだが、その目的は当初と変わらない。一般のスノーボーダーが楽しめる場・目標になる場を提供するために開催しているので、今回参加できなかった皆様も次回大会出場を一つの目標にしてみてはどうだろうか?こういった大会に出場するという目標を持つことが自分のモチベーションを上げることに繋がり、きっといつもよりも充実したシーズンを送るきっかけになるだろう。

AM JAM 2010-2020 ニューモデル試乗会開催

今回ブース出展をしていたブランドの2019-2020最新モデル試乗会が、4月6日(土)、7日(日)に神立高原スキー場にて開催される。

shijo-kai_flyer

キッズ・ユースモデルからパークやグラトリ、パウダーまで全て揃っているので是非ご来場ください。

試乗会参加登録は、下記5店舗店頭で事前登録受付中
SUFFICE 
048-871-2153(担当_前)
HEAVEN STORE.B 
042-451-7791(担当_中本)
HIGH SIDE 
03-5577-4249(担当_岩満)
NEO
 042-720-3132(担当_高井)
LIBERTY 
03-5282-8630(担当_斉藤)
(事前受付をした場合は、当日のID確認の必要はありません)

*当日受付は免許証・保険証・マイナンバーカードなどのID確認が必要です。ご持参ください
*リフト券の準備はご自身でお願いします

試乗可能予定ブランド:
ALLIAN, LIB TECH, GNU, SALOMON, YONEX, ANON, ARBOR, BENT METAL, BAKERY, BERN, BURTON, FANATIC, DRAKE, FLUX, K2, MOSS, NITRO, NEVER SUMMER, NICHE, RIDE, ROXY