2006年、2010年、そして前回の2018年の平昌オリンピックとオリンピックのハーフパイプ種目で3つの金メダルを獲得、X GAMESをはじめ数々のビッグイベントで頂点を極めてきたスノーボード界のスーパースター、ショーン・ホワイト。特に平昌での平野歩夢との金メダル争いは今でも歴史に残る激戦として我々の脳裏に残っている。
そのショーンが、新たなるボードブランドをプロデュース。
すでに1月に行われたスイス・ラークスのワールドカップなど大会で使用しているので「アレッ？このボードはどこの？」と気になっていた人も多いことだろう。それがショーン・ホワイト自身がプロデュースする新しいブランド「WHITESPACE」だ。
WHITESPACE自体、すでに数年前よりUSAなどでアパレル系アイテムを展開していたが、スノーボードを新たに展開。そして、この日本でも2022-2023シーズンより販売されることが決定した。 新たなるスノーボードカンパニーとして、ショーンが彼の兄とパートナーを組んでスタート。WHITESPACEには「機会」という意味が込められている。とにかく自由にオリジナルのスタイルを追求したいというショーンの今後の展開がとても注目されるところ。
日本で販売が予定されているラインナップは、4ライン。
FREESTYLE SHAUN WHITE PRO
自身がハーフパイプ種目で使用するキャンバー仕様の「FREESTYLE SHAUN WHITE PRO」は、150、154、156、158、162、162Wとサイズバリエーションを揃え、優れたレスポンスと滑走性を備えたドリームボード。ブラックとホワイトを基調としたクールなショーンカラーで、まさに”THE シグネチャーモデル”という仕上がりだ。
AMF PARK TWIN
SHAUN WHITE PROのデザインを継承しながらも、足元にキャンバーを入れ安定させながらもセンターにマイルドロッカーを入れ、程よいフレックスで多くのスノーボーダーが楽しめるオールマウンテンツインボードが「AMF PARK TWIN」。パークライディングはもちろんのことタイトなツリーランも調子いいとフリーライディングも十分に楽しめる滑走性を備えた万能ボードで、サイズは148、152、155、158を発売。
POWDER!
また、特にショーンがお気に入りのパウダーボード「POWDER!」もラインナップ。ズバリ直球ネームを付けたサーフスタイルのフラットロッカーからアーリーライズのキャンバー形状を持ち、抜群のフローテーションと滑走性を備え、サーフスタイルの自由自在なライディングを可能にするモデル。特にノーズ部のフレックスは高速でのパウダー滑走を意識して、前足の抵抗を極限まで減らすという設計。圧雪でのカービングも調子は抜群。サイズは152、155、160を発売。
FREESTYLE SHAUN WHITE PRO YOUTH
さらに注目したいのは、キッズ・ユースモデルをリリースすること。4ラインと厳選されたファーストシーズンにこのボードを発売するのは、さすがキッズ・ユースのヒーローであるショーンならではの企画。「FREESTYLE SHAUN WHITE PRO YOUTH」は100、110、120、130というキッズ・ユース対象モデルだが、その特徴はまさにスーパーキッズに向けた高性能ボード。キャンバー形状を採用し、キッズモデルの中では極めてしっかりとした滑りを目的としたボードでフリースタイルのパフォーマンスまでも十分備えたワイドレンジで使えるボードに仕上がっている。
現在、35歳となるショーンだが、もうすぐ開幕となる北京オリンピックにもUSA代表として全力で挑むというそのエネルギー。 北京オリンピックのハーフパイプでの滑りも楽しみだ。
WHITESPACEはショーンがキッズの頃からずっと蓄えてきたノウハウを全投入し、新たなる時代を切り開くための想いを凝縮した革新的ボード。
すでにスノーボード業界で話題となっているWHITESPACEは、2022-2023の人気ボードに急浮上してくるに違いない。
WHITESPACEに関するお問い合わせ
株式会社HX
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