OPTISYM
Size: 146、149、153、156cm
Price: ¥76,000(税別)
ノルウェーの若きトリックマスターであり、ナックルハックの生みの親としても知られるマーカス・クリーブランド。今シーズンもX GAMESアスペン大会のビッグエアでは熾烈な1800スピン合戦を制して王者に輝くなど、常にシーンをリードし続けているライダーのひとりだ。そんな彼が地元に帰国して撮影したムービーがあるので、まずはチェックしてもらいたい。
ゲレンデを縦横無尽に駆け巡り、パークキッカーでのジャンプやジビングだけに留まらず、ナックルを活かした奇想天外なマーカスの動きには誰もが惹きつけられるだろう。そんな彼が映像内で搭乗しているボードこそ、2021-22シーズンにNITROがリリースするOPTISYM(オプティシム)である。彼の滑りを観ればわかるように、ジャンプやジビング、ナックルハック、グラウンドトリック、カービングとシームレスに楽しめるデザインとなっている。
それでは、OPTISYMの特性を紹介していこう。まず、ボードセンターはキャンバーでノーズとテールに少しロッカーを取り入れたハイブリッド構造をしている。おかげで反発力を備えながらもルーズな動きも自由自在だ。また、両足間のコアが薄く設計されているのでボードをねじりやすく、かなりラクにボードをコントロールしやすくなっている点も見逃せない。それでいて、ノーズとテールはしっかりとした反発力があるので、高いエアはもちろん、粘りのある動きも思いのまま。また、ミディアムフレックスかつミッドワイド設計なので、ターン中のブーツのドラグも軽減してくれる点も付け加えておこう。
そして、このモデルの最大の特徴が、ツインチップながら左右非対称であること。つまり、トゥサイドに比べてヒールサイドのサイドカーブがタイトな設計になっており、キレのあるヒールサイドのカービングがしやすい点にある。さらに、そのヒールサイドはサイドウォールを最大で約3cm拡幅することで、ヒールエッジの耐久性を向上させ、雪面からの細かな振動を吸収するテクノロジーも搭載されている。これらによって、トゥサイド同様にヒールサイドでも繊細な動きがやりやすいのだ。
かつてブルース・リーはこう言った。「悲観的な考え方は成功を遠ざける。楽観的な考え方は成功に導く信条である」と。楽観的(OPTIMISTIC)というワードがモデル名の由来ともなったボードの力を借りれば、たとえ何もない圧雪バーンでさえも最高の遊び場にしてくれるだろう。キレのあるカービングにはじまり、スタイリッシュなリバースターン、テンポのいいグラウンドトリックのコンボ、さらにはワンランク上のナックルハック、ライダーレベルのエアやジビングまで、乗り手が自然と楽観的になれるほど、扱いやすく攻めたくなるボードなのだ。そんなフリーライドもパークライドも追求できる未来型ニューモデル、OPTISYM。是非、手にしてもらいたい。
OPTISYMの魅力を開発者とデザイナーが語る
どんな想いでOPTISYMが開発され、どんなイメージをボードに投影したのか。ここでは、作り手たちがOPTISYMの魅力を余すところなく語っている動画を紹介する。字幕付きなので英語が聞き取れなくても問題なしだ。
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