パウダーとアイスバーン、その両極を“同時に制御する”ための新しい答え「NOVEMBER|UNDERCARVER」

NOVEMBERは、単にジャンルを細分化するのではなく、「雪山でどう遊ぶか」という視点からボードを生み出してきた。フリースタイルの自由度を軸にしながら、パウダー、カービング、地形、ジャンプという本来は異なる領域をひとつの線でつなごうとしてきたブランドである。OGASAKAの技術的な基盤を背景にしながら、常に“乗り手の感覚”を最優先に設計を行う姿勢は、NOVEMBERらしさそのものだ。

そのNOVEMBERが26-27シーズンに送り出すUNDERCARVERは、これまでのラインナップの延長線上にあるモデルではない。構想段階から完全に新しく、形状も構造もゼロから再設計された、まさに“コンセプトごと新しい”一本である。パウダーでの浮力と、圧雪でのエッジグリップ。この相反する性能を、妥協ではなく「構造の融合」によって成立させること。それがUNDERCARVERというモデルの出発点だった。NOVEMBERsnowmaterial
UNDERCARVER
Price: ¥123,200
Size: 148, 154

「浮く」か、「噛む」か。
その2択を、もう選ばなくていい

UNDERCARVERの設計においてベースとなっているのは、センターが最も低くなるロッカー形状である。ロッカーは本来、パウダーにおいては圧倒的な浮力と操作性をもたらす一方で、圧雪ではエッジの噛みが弱くなりがちだ。UNDERCARVERはその弱点を、ダブルキャンバーという全く異なる構造で補う。ロッカーの持つルーズさと、キャンバーが生み出すエッジ圧。その二つを同時に成立させることで、雪質を選ばずに“操作できる”という感覚を作り上げている。

長めのロッカーノーズにダブルキャンバーを組み合わせている

このボードのアウトラインは、パウダーライディングで培われたノウハウを色濃く反映している。ノーズとテールには大きなテーパードが与えられ、浮力とテールの動きやすさを最大限に引き出す設計になっている。しかし通常、この形状は圧雪ではテールが抜けやすく、エッジグリップが弱くなるという欠点を伴う。UNDERCARVERは、その矛盾を解消するために、テール後半に極端に小さな円弧を配置するという独自の設計を採用した。自然なサイドカーブから、後半で一気に切り替わるこのSMALL ARC SHAPEによって、パウダーでは自由に動き、圧雪では確実に“噛む”という、相反する特性が一つのシェイプに共存している。

TAPERD & SMALL ARC SHAPE TECH.
ノーズ幅とテール幅の差のあるテーバードシェイプとテールサイドに小さな円弧を採用したスモールアークサイドカーブの組み合わせによってパウダーでの浮力と動きやすさを両立. またボードの太さを感じさせないハードパックでの強力なエッジグリップを備えている。特にテール部のアールがきつくなっているのが印象的だ

このアウトラインとロッカー構造を支えているのが、MTW CAMBERと呼ばれる独自のダブルキャンバー構成だ。長めのロッカーノーズが生む浮力と、足元から前後に配置されたキャンバーが生み出すエッジ圧が、雪面の状況に応じて役割を切り替える。キャンバーボードのように加速を強く主張する設計ではないが、その分、常に自分でスピードをコントロールできる安心感がある。UNDERCARVERは、速さよりも“操作性”を優先したボードだと言える。

後ろ足のバインディング下はキャンバーがしっかりと入る。絶妙なバランス調整で完成されたWキャンバーで、パウダーも圧雪もベストなパフォーマンスを引き出している

走らせるためのボードではない。
操るためのボードだ

実際の乗り味は、とても面白い。パウダーではロッカーとテーパーが生む浮力によって、雪の上を滑るというより“流れる”ような感覚を味わえる。一方で、圧雪やアイスバーンではダブルキャンバーとスモールアークがエッジを捉え、ズレを抑えながら確実にラインを描いていく。どんな雪質でも、ボードが勝手に主張することはない。常に主導権はスノーボーダー側にあり、「今どう動かしたいか」という意思に対して、正確に応えてくれる。

ワイド設計。154は幅26.2cm、148は25.2cmだ

UNDERCARVERは、パウダー専用でも、カービング専用でもない。だが、そのどちらにも深く踏み込めるだけのコンセプトを持っている。雪質や地形を理由に滑りを制限されたくない人、自分の感覚でボードを操作したい人にとって、このモデルは新しい選択肢になるだろう。
UNDERCARVERは、雪山を“ただ滑る”ためのボードではなく、雪山を“支配する”ための、新しいツールだ。
サイズは154と148、女性でも扱える148もラインナップしているので、ぜひ試乗会で試してみて欲しい。

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