これまで数シーズンに渡り、NITROはVOLCOMらしいエッジィの利いたコラボボードをリリースしてきた。実際、そのインパクトの強いグラフィックをゲレンデで発見して気になっていた人も少なくないだろう。
2024-25シーズンも、NITRO×VOLCOMのコラボギアがリリースされることはすでに決定している。ただ、今までと異なるのは、それがボード・バインディング・ブーツというハードギアのフルコンボで登場すること。しかも、パーク向けではなく、バックカントリーフリースタイルにも適した、ちょっとヤンチャなオトナ向けのセットアップでリリースされる。
このようなコラボが実現したのは、昨年NITROチームに加入したVOLCOMライダーのセス・ハウトの存在が大きい。彼は2000年代にMACK DAWG PRODUCTIONSといった世界トップクラスの人気ムービープロダクションで活躍した大ベテランながら、いいオジサン(失礼!)になった近年でもフリーライドだけでなくストリートなどでも果敢に画を残す非常にマインドの若さが魅力。現在はプレイヤーならではの独特な視点からスノーボードを切り取るフィルマーとしても活躍中のマルチな才能の持ち主でもある。そんなセスいわく、「NITROとVOLCOMはともにスノーボードのカルチャーを愛し、そしてスノーボードを追及し続ける情熱的な人々によってハンドリングされているブランド。だから、今回のコラボレーションはスノーボードを心から愛し、ボードに乗るために生きているすべての人たちのものだと思う」とのこと。性能の高さはもちろん、そのマインドに共鳴するスノーボーダーにこそ使ってもらいたい。そんな想いが見え隠れするコメントだ。
それでは、各ギアを紹介していこう。まず、ボードは「NATURAL SELECTION TOUR」でもお馴染みのジャレッド・エルストンらが愛用するALTERNATOR。バックカントリーでもクリエイティブなライディングができるように開発されたモデルで、バンクや沢地形での滑走性の高さ、ディープなフレッシュパウダーでの扱いやすさ、そしてチームライダーを納得させるフリースタイル性能を併せ持ったオールラウンドに使える1本だ。バインディングは、NITROが持てる技術を惜しみなく注ぎ込んだハイパフォーマンスモデルのPHANTOM。それらに合わせるブーツは、ゲレンデクルージングからバックカントリーライディングまで幅広い層から支持され続けているハイブリッドブーツのSKYLAB TLS。そして、そのすべてがVOLCOMらしいゼブラベースの斬新なデザインで統一されている。
マウンテンフリースタイルを目指すスノーボーダーに最適なのは言うまでもないが、特に昔はフリースタイルをバリバリやっていたけれど、最近はフリーライドにシフトし始めていた熟練スノーボーダーにこそ、“あの頃” の攻めっぷりと激しさと若さを取り戻すために乗ってもらいたいコンボだ。
(BOARD)
ALTERNATOR×VOLCOM
▷サイズ: 154、157、160、162(WIDE)cm
▷価格: 98,000円
(BINDINGS)
PHANTOM
▷サイズ: M、L
▷カラー: NITRO×VOLCOM
▷価格: 58,000円
(BOOTS)
SKYLAB TLS
▷サイズ: 25~32cm
▷カラー: NITRO×VOLCOM
▷価格: 63,000円
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