テク戦初日無事終了

とうとう始まりました。
テク戦が!

3日間に渡って緊張感あふれる熱い戦いが繰り広げられます。
初日は、ショートターンウェーブとロングターン展開でした。
毎年そうだけど、なかなか選手を気持ちよく滑らせてはくれません。
昨日も大会バーンを滑ったけど、たくさんの選手が練習で滑るため、
バーンは想像を絶するすごいバーンになって行きます。
そんな中でも大会当日本番でいい滑りをするための調整とイメージ作りを
しなければならないため選手たちも大変です。

引退して、この大会を外から見るのは2回目だけど、
よくこんなにハードな大会に出ていたなって、あらためて思いました。

大会が始まっても選手たちに余計なプレッシャーを与えないように結構気を遣いま
す。
それにしても北海道まで来て天候は雨・・・。
またまたやってくれます。
13年も出続けたテク戦だけど、毎回コンディションが激変します。
アイスバーンから、ザクザクボコボコの雪、強風や視界不良、突然の降雪、
時々パウダー、天はありとあらゆる意地悪で選手たちを苦しめます。

今年は急激な温度の上昇と雨でバーンがとても荒れてます。
でも集中力の高まった選手たちは、普段やっつけられるような難コンディションでも
力強く乗り込んできます。

初日はたった2種目だったけど、終わってみるとやはりドッと疲れが襲います。
体力的にも精神的にもつらい3日間のうち、1日が終了しました。
夕方には初日を終えた時点でのリザルトが出ましたが、秘密です(^_-)

僕も選手時代、途中の成績はあえて気にしないように見に行かなかったりしてまし
た。途中途中の成績に一喜一憂してメンタルが揺さぶられないように、最終種目が終
わるまで気を緩めずベストを尽くせるようにしてました。
中にはおせっかいにも「○位だったよ!」なんて教えてくれる人もいましたが、
それはそれで気にしないようにしてたな。

まあそんな色々な事があって、メンタルも鍛えられたな〜。
本当にテク戦は人生の縮図の様に色々な事が起きて、いろんな事を考えさせられます
わ。

とにかく、選手たちにはベストを尽くしてもらい、すばらしい滑りを披露して欲しい
ですね。