カービングには「EIGHT BOA」、パウダーには「FOUR BOA FOCUS」。20-21ブーツはこう選ぶのが正解!

体に一番近いギアであるブーツは「どんなモデルを選ぶか」がすごく重要。なぜなら、目指すライディングスタイルに合うか否かで、すべりが変わるからだ。今回はHEADのハイパフォーマンスブーツとして今季も進化を遂げた「EIGHT BOA」「FOUR BOA FOCUS」をクローズアップ。その性能を解説する。

EIGHT BOA

ブーツ下部にはBoa®、スネ部分に2つベルクロ付きパワーストラップ、ライダーが好みのブーツフレックスに調整できるフレックス コントローラー、様々な足へ完全にフィットする人間工学に基づいたデザインを採用した2nd スキン パーフェクトフィット ライナーなどを搭載。足全体とカカト部をしっかりホールドするこモデルは、優れたレスポンス性能で、どんなバーンでも、スピード域でも、足元をサポートする。

【SIZE】23〜31cm

FOUR BOA FOCUS

好みに合わせてアッパーゾーンとロゥアーゾーンを的確にホールドし、足と足首を包み込むようなフィッティングを実現するBOA® ミッドパワー フォーカスを搭載。滑りやコンディションによって簡単に締め分けをアレンジできるのが魅力。全体的にミドルフレックスに調整し、足首部にカフカット構造を採用することで、高いフィット感と、スムーズな足関節の動きを両立。足首が良く曲がるブーツを好む人に最適。

【SIZE】22.5〜31.5cm


素早く足をホールドするパワーストラップを搭載したハイレスポンスモデル「EIGHT BOA」は「フレックスは固めでホールドも強い」と赤川隼多。「フレックスに対してツマ先側への可動が良く、しっかり足首が曲がる。しっかり締めたときの安心感がとても高いので、思い切ってスピードを出せますね」と話す。圧雪バーンをハイスピードでカービングする人や、ビッグジャンプを攻める人に最適なサポート性能を備えている。
一方、柔軟性が高い「FOUR BOA FOCUS」については、「パウダーライディングではいろんな地形に合わせて、足首を柔軟に動かせます。ストレスがとても少ないところが気に入っています!」と赤川。また、淺川雄介は「ほどよく柔らかい。僕は基本パウダーをすべるので、柔らかいブーツは重宝します。足首の曲がってほしい部分はしっかり曲がるけれど、ホールドがいいから、安心してフルスピードで突っ込んでいけるし、可動域が広いので体に柔軟性がある様に滑らせてくれる。柔らかい雪には柔らかい動きがやはり必要。下半身の可動域が広がることで、体全体がしなやかになります」と話してくれた。
圧雪バーンをハイスピードでカービングしたいなら「EIGHT BOA」、柔らかい動きでパウダーを攻めたいなら「FOUR BOA FOCUS」。この冬は、目指すスタイルに合わせてブーツを選んでみては?