オランダのデン・ハーグで開催されたジブコンテスト「ROCK A RAIL」に招待されたガールズライダーのミヨン(山口美英)、ユッチ(藤森由香)、カリン(小野崎 海琳)、スイカ(石原晴菜)の4人と、今年からSALOMONに移籍しノリに乗っているメンズ次世代ライダーの山本・コンラッド。そんな彼らのイベント期間を含む5日間のトリップ物語。Dirty Pimpエディットによるショートムービーと写真で、このストーリーをお届け!
TEXT, PHOTO, MOVIE: DIRTY PIMP(Dar)
東京から1回の乗り換えで約16時間ぐらいでオランダ・アムステルダムに到着。俺(Dar)とコンラッドの便は夜の10時ぐらいに着いたので、空港で朝着くミヨン達を待ちました。空調も切られていて、寒くてウェアを着て椅子で就寝。。その後ミヨン達と合流し電車で50分でデン・ハーグにあるイベント近くの宿泊地へ。
“スノーワールド” って言う室内ゲレンデがオススメって事を知って、イベント前に行けるメンツで滑りに向かった。こっちでの移動は電車。皆んなで滑れる準備してボードを持って駅から歩いて無事に到着。外観からもわかる施設の大きさやリゾート感に入る前からワクワクする一行。
RIDEに移籍したカリン。イベント前に室内ゲレンデで調整しながら撮影。得意のプレスも良い感じ。室内やイベントの滑りなどは、EDITをチェック!!!!
ゲレンデ内は少し寒かったが、3ヒットあるアイテムをTバーで流せて最高の環境だった。ミヨンもフロントボードをダブルダウンで練習。ROCK A RAILに参加するライダー達も大勢遊びに来ていて皆んな良い感じでトリックを出し合ってた。
徒歩圏内の街並みも観光。建物がヨーロッパらしく美しくてカッコイイ。もう少し時間があったらアムステルダムにある美術館とか行ってみたかった。また来年機会があれば、ゆっくり観光したいです。
ここからROCK A RAIL!!!!!
寒いのに雨が降るから雪がカチカチ(笑)。整備したり、アイテムをチェックしたりとイベント前は皆んなソワソワ。俺も大きいイベントは、東京で過去に開催されたBURTON RAIL DAYS以来なので、このアイテム達を見て、前日はあんまりにもワクワクし過ぎて寝れませんでした(笑)。
ユッチもレールだけのイベントに参加するのは初めてか久しぶりなんじゃないかな。やっぱり板に乗れてて、タイトで難しいアプローチでもスイッチ含む色んなトリックで魅せてましたね。ダブルダウンでのバックサイドノーズスライドをクリーンにメイク。
カリンも最初は「私この設置できるのかな」って、不安な顔をしてたけど、いざ予選が始まると、ガンガン滑ってましたね。全身からスタイルがでてるフロントボード!!!!
ユッチが誘って参加する事になった、スイカ。滑る時も夜のパーティーも全力120%。攻めるし勢いがスタイルにでてますね~。
昔からこだわりを強く持っていたミヨン。イベントでもそのスタイルを魅せながら滑って存在感をだしてました。日本から参加した4人のガールズ達は全員予選を通過。残念ながら入賞する事は出来なかったけど、色んなトリックをいつものチルなスタイルで魅せていて俺の中でベストスタイル賞のミヨン。
同い年で違うフィールドの最前線で頑張ってるミヨンとユッチの2人がゆっくり会って話したのは今回のオランダが初めてだった。ちなみに、次号FREERUN本誌1/27発売号では、この旅で取材した2人のクロストークが掲載されますよ!
右が優勝したイビカ、ミヨンとカリンの出演してるThe Uninvitedのクルーの一員。前日の室内から上手かった印象で、特にスイッチのフロントリップスライドは得意技。スタイルもカッコイイし、文句ない優勝でした!!!
そのイビカとレディース皆んなで写真。今度は是非ストリートでセッションしたいですね。
ファイナルから人も増えてきてパンパン。会場のボルテージも最高潮に達していた。序盤に降っていた雨も忘れ、皆んなビール片手に会場の雰囲気を楽しんで観戦していた。俺も今まで経験したイベントの中で1番興奮したし最高に楽しかった。
俺が誘って一緒に行く事になったコンラッド。若さからか、周りの攻め攻めなライダーやイベントの雰囲気にノマレテ、ボロボロだった、、。本人はあんまり語らないが、その悔しさをこのシーズンに爆発させてほしいですね。唯一撮れたトランスファーの1コマ。
北欧で活動しているPOSTLAND CREW。俺が好きなビデオクルーの1つです!!!! その中でも、32のビデオでもパートを取った事のあるKas Lemmens。マジでスタイルもカッコ良くて、人気も凄かった。迫力のあるバックサイドリップスライド。
同じPOSTLANDのSimon Houlind。人と違うセクションの使い方をしながら、自分のスタイルを魅せながら予選を通りファイナルでも予選とは違う動きで、終始観る人を楽しませてました。Crowd Pleaserと言う賞もとってました。ちなみにこの意味は大衆を引き付ける人ってことらしいです。カッコイイですね~!
俺が初めて観たムービーでは13歳ぐらいのキッズの頃のCees Wille。その頃から彼が好きで、POSTLANDのムービーでもCeesのパートは毎回楽しみにしてて、やっと会えたライダー。イベントでもSimonと違ったラインを攻めてメッチャ魅せてました。今度行った時は、室内も一緒に撮影したいですね。
イベント中は忙しくてワッサーできなかったけど、タイミング良く宿泊地で朝チルしてると、CeesとSimonにバッタリ会えました。それも何かの縁を感じましたね。今度はストリートでもパークでも撮影したいっすね。そんな感じでトリップの話は終わり、残りは下のEditを観て感じてください。