アナログの出会いありきのデジタル繋がり

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アメリカのタホのJPと文章を交わし、
上海にいるSophiaとチャットし
北京にいるTANさんと話して
オーストラリアのDillonと談義し
ニュージーのTonyと文章交換
時間によってはfacebookの画面を立ち上げて同時に3人以上と仕事を進めている。
これに日本の名古屋と、北海道まで入ってくると
オフィスは東京になくてもいいんじゃないかとさえ思ってしまう。
この24時間はジャックバウアーのようだった。

昨日からストレートにPCに向かいあい、間もなく21時間が経とうとしている。
ここまで、いったいいくつのWEBコミュニケーションサービスを使ってきたんだろう。

気分はここちよいジェットラグのようだぜ〜。

まさに自分の体全体が、あのとき吉田をバックショットで撮った
Beijine Air & Styleのスタートゲートのように足元からぐらぐら揺れている。

1990年代の後半に誕生したインターネット。

96年に山をおりてきてその波にのった。

この「情報の時代」。

これを引っ張ってきた原動力は、若さ、情熱、志なんだけど、
量が膨大すぎて疲れてしまう。
だから、栄養ドリンクでつないでいくという感じだった。
(見慣れているが微妙に違うような・・・味も違った記憶がある)

しかし

「情報を収集し加工し効果的に表現する」

この方法は限界があるんじゃないかと思う。

世界の異なる場所、環境、文化に触れて、別人と接していく上で

「他人と共感できる能力」
「人間関係の機微を感じ取れる能力」
「自分及び他人が喜ぶ手助けをできる能力」
「日常のことに目的や意味を見いだし感謝できる能力」

こんなことが必須の時代に突入していると感じている。

実は新しいこの能力は、元々人々に備わっていると思う。
特にいつも繋がっていなくてよくて「第六感」で感じたときに、
ふと気になりアクセスするという程度でいいのではないかと思う。

「アナログの出会いありきのデジタル繋がり」

今月19日から北京にいく。

最低限アジア人として「共感」できる所を見つけて

新しい時代の能力4つをフル活用して接していきたいと思う。

昔の能力のままがんばると、この20時間のようにコミュニケーションツールに
追い回され、栄養ドリンク頼りになっちゃうかも・・・?

違うか!

今日は単純に原稿の締め切りだったんだ。
だから充実しまくっちゃったんだ。

あー日差しがまぶしい〜。

と写真のような雪の上で叫びたい!

コロラド州ベイルというラグジュアリーリゾートでスキー教師をしている傍ら、スノーボードにはまり帰国。 ボードカルチャーを日本のリゾートに初めて持ち込んだ張本人。日本最大のスノーボードの情報サイト「SBN」をはじめ「雪番長」「OUTLAND」「UNTRACKED」等を運営する(株)スタジオジャパホの代表でもある。