「お笑い芸人」「スノーボーダー」「プロレスラー」。3つの肩書をもつ、どてちん岩原にインタビュー。どんなことを考えながらそれぞれの活動をしているのか、話を聞いた。
—最近はどんな活動をしていますか?
どてちん:僕の活動は「お笑い芸人がスノーボード」というような感じで「お笑い芸人」が主語になっています。なので、すべては「お笑い芸人」を軸に考えてます。そこを基本に「スノーボード」はカッコいいスポーツだということを忘れないように、そして「プロレス」は、神聖なリングへ立つ、というリスペクトを忘れないように心掛けています。
—「人に技術を見せる」ということを考えたとき、お笑い芸人は「笑い」、スノーボードは「カッコよさ」、プロレスは「強さ」が軸になると思いますが、お笑い芸人、スノーボーダー、プロレスラーに共通して必要な考え方など、「共通していることがある」と感じることはありますか?
どてちん:お笑い、スノーボード、プロレス。この3つすべてに共通するのは「人に技術や魅力を伝える仕事」ということ。なので、努力も、失敗も、成功も、苦労も、すべてをさらけ出して「人から応援されるような存在」にならないといけないと考えています。
—では「いいお笑い芸人」「いいスノーボーダー」「いいプロレスラー」になるために必要なこと、はそれぞれどんなことだと思いますか?
どてちん:結局のところ「人間性」だと思います。目立つ仕事をしてますが、たくさんのスタッフさんに支えられて成り立つものばかり。なのでその気持ちを忘れず、パワーに変えていける人が「いい」と思われるのだと思います。
—では、これからスノーボードを続けていくうえで、さらにテクニックを向上させていきたいと考えていると思います。どんなテクニックを向上させていきたいですか?
どてちん:デカいキッカーを飛ぶことを軸にしながら、グラトリや地形トリックなどにもトライして、初心者にもスノーボードに親しみやすく感じてもらえるようなテクニックを見せていけるよう、がんばっていきたいです。
—ちなみに今使用しているギアは?
どてちん:ボードはheadのARCHITECT148、ブールはheadのEIGHT BOA、バインディングはSPBindingのsLAB.ONEです。ARCHITECTは板の反発力とノーズとテールがワイドなのでキッカーでしっかり待てると勝手にオーリーして足が引きついてくれるところが気に入っています。EIGHT BOAはハードブーツに限りなく近いソフトブーツ。ハイスピードや不整地でもしっかりとパワーを板に伝えてくれます。sLAB.ONEはハイバックがワイヤーなので、足に吸い付くような感じで動きをサポートしてくれるところが好きです。プレートで強化されてレスポンス上がったので、ハイスピードからのエッジ切り替えがバチッとはまるので最高です。
—どんな人におすすめ?
どてちん:ARCHITECTはフリースタイル、フリーラン、グラトリなど、板を左右上下に大きく操作したい方、EIGHT BOAはパイプやカービングなどハイスピード志向のレスポンス重視の方、sLAB.ONEは初心者とパイプ以外の方のすべての方におすすめできます。
—ちなみに今使用しているギアは?
どてちん:ARCHITECTはフリースタイル、フリーラン、グラトリなど、板を左右上下に大きく操作したい方、EIGHT BOAはパイプやカービングなどハイスピード志向のレスポンス重視の方、sLAB.ONEは初心者とパイプ以外の方のすべての方におすすめできます。
—今後もいろんなことに挑戦していくと思いますが、どんな「どてちん岩原」が理想像ですか?
どてちん:スノーボード界で最強の身体を手に入れたいです。他の追随を許さない、言葉ではなく身体でねじ伏せる、人を避けつけないオーラを持つ、最強の身体で帝王として君臨したいです。