【ライダーインタビュー】RDチーム結成!ターン×トリックで新しい可能性の追求に挑む、5人のライダー達に迫る

Q1: RDチームとはどんなチームですか?

佑之介: テクニカルなカービングに加え、高難易度のトリックをテンポよく取り入れるライダーが集まったチームです。カービング、トリックのどちらにおいても、最高レベルの技術を持つメンバーが揃ったチームです。

Q2: 結成した経緯を教えて下さい

佑之介:ターンとトリックを両立させるラントリスタイルが周知されてきている中、そのスタイルとは一線を画して優れた技術を持つライダー集めました。僕らのスタイルはSPバインディングと相性がよく、我々の開発するスノーボード RD SERIES と掛け合わせることにより、ラントリを昇華させRDスタイルが完成しました。チームを結成したのは、これをさらに発展させ、多くの人に伝える為です。

勝呂:このチームを作る時は東京で集まって話をしました。活動拠点がバラバラなので、残念ながらなかなか集まれる機会がありませんが、イベントに向けてオンラインで話をしたりしています。

Q3:実際の活動はどんなことをしていますか?

幸之介:主な活動は映像制作がメインとなっています。撮影の際はどうしたら迫力が伝わるかなどをメンバーでディスカッションを行い撮影してます。ボードのテストや新製品の製作などもチーム全体で考え話し合っております。 動画はこちらのリンクから https://youtu.be/R82WY5AcbeM?si=UIdt9Tn2finZKTJ0

Q4:撮影した動画はどこで公開しているんですか❓見て欲しいポイントや大変だったことなどもあれば教えください

勝呂:RDチームのメンバーが個々個性を活かした投稿を主に個人のinstagramや、RDseriesのアカウントでシェアするようにしています。自分はメンバーの中でも明らかにカービングターンに強みがあるので、そこを強調しますし、菅谷祐之介君はハイスピードターンからの軽快なトリックを魅せるのが凄く上手くて、空斗君はRDスタイルだけじゃなくキッカーやジブも上手かったりとチームだからこそ色々な角度から物の良さを伝えていけていると思っています。撮影はやはり天気、雪質、バーン状況が大きく影響してくるので、全ての条件が揃っている時に如何にいい映像を撮れるかに掛かっています。そこで、魅せたいライディングをしっかりメイクする難しさは毎回感じています。

Q5: 今後、このチームで挑戦したいことがあれば教えてください。

関谷: 現在、様々な企業、メーカーなどのプロモーションビデオ制作に取り組んでいますが、そこに、RDスタイルとのコラボレーションをし、より多くの人に映像を見ていただきたいと考えています。

蘇原: RDスタイルやカービングなどの大会や滑走会など、SNS以外のオフラインでのイベントも積極的に開催していきたいと思っています。

Q6: RDチームで大事にしていることは何ですか?

佑之介: それぞれの活動を尊重しつつ、映像という共通テーマを持って活動しています。

Q7: 皆さんはSPチームでもありますが、ビンディングは何を使っていますか?

佑之介: sLAB PURE / sLAB ONE

幸之介: sLAB PURE / sLAB ONE

勝呂: CORE ME

関谷: sLAB PURE

蘇原: CORE

Q8: 皆さんのライディングスタイルにビンディングはマッチしていますか?

佑之介: RDスタイルという共通テーマはありますが、メンバーそれぞれのスタイルは異なり、それに合わせてビンディングを選んでいます。私はターンとトリックのどちらにおいてもハイレスポンスを求めるので、ONEやPUREなどフレームが強いモデルが好みです。ノーズ・テール方向に柔軟に動くため、様々なトリックに対応でき、私のスタイルに非常にマッチしています。

幸之介: 私は安定感と軽さを求めてPUREモデルを使用しています。柔軟な足首周りと、どんな着地にも耐えうる強度を持つフレームが特徴です。さらに、ONEは瞬時に爆発的な力を発揮するため、緩急があるRDスタイルや迫力のある技に適しています。

勝呂: COREは非常に柔軟性に富んでおり、足首の動きを制限しません。板の上でも動きやすく、ターンやトリックで全くストレスを感じません。柔らかいだけでなく、力をかけた分しっかりと反応してくれるので、ターン中に板を立てるような動きにも敏感に応えてくれる点が気に入っています。

関谷: 俺のスタイルはとにかくハイレスポンスに動くことなので、sLABベースはすごく気に入っています。足首の左右方向の可動域が広くて、パーフェクトです。ウルトラライト・アンクルストラップは足首に完璧にフィットし、超軽量だからRDスタイルに最適です。

蘇原: 私のライディングスタイルであるRDスタイルで、最高のパフォーマンスを発揮できるのはCOREのおかげです。一番の特徴は、ベースプレートが薄いためレスポンスが早く、足裏の感覚が直に伝わることです。ターンの切り替えやプレス技での踏む位置などが的確にわかり、現在どこに荷重しているか、力の向きがどこにあるかも把握しやすいです。

Q9: 現在、夏真っ盛りですが、サマーシーズンはどのように過ごされていますか?

佑之介: 川や海でアウトドアを楽しんでいます。また、夏は次の冬の準備期間でもあり、PV編集やギアのプロダクト開発に多くの時間を割いています。

幸之介: パフォーマンスを維持するためにトレーニングをしています。また、時々SUPなどでボード感覚を忘れずに楽しんでいます。

勝呂: サーフィン、SUP、サーフスケートなど、年中横乗りを楽しんでいます。

関谷: 川で泳いだり、登山、キャンプなどアウトドアを満喫しています。また、パフォーマンス向上のためのトレーニングも行っています。

蘇原: サマーシーズンはラフティングガイドやSUPのガイドをしています。また、埼玉クエストで非常勤コーチとして教えています。

Q10: みなさん揃っての活動はなかなか時間を取るのが難しい中ではありますが、今後チーム全体としての目標やビジョンがあれば教えて下さい。

佑之介: 僕たちRDチームの目標は、技術とスタイルの融合を極めることで、スノーボードの新しい可能性を探求し続けることです。単にトリックやターンをこなすだけでなく、それをいかに美しく、力強く表現するかを追求しています。それらを映像と掛け合わせて多くのライダーに新たな刺激やインスピレーションを与えたいと考えています。将来的には、国内外での大会やイベントを通じて、私たちのスタイルをより多くの人に見てもらい、スノーボードの楽しさを共有していきたいです。

Q11: 今後、すでに決まっているイベントや大会があれば教えてください。

幸之介: 詳細な日程はまだ未定ですが、今後RDメンバーによるRDスタイルの大会を開催する予定でいますので、ぜひSNSをフォロー&チェックして下さい。