【Profile】
氏名 矢島大輝 / 2001年8月3日生まれ
■身長/170cm
■スタンス/レギュラー
スタンス幅/ 54cm
■アングル/前12度、後ろ12度
■スノーボード歴/12年
■ホームマウンテン/ノルンみなかみスキー場
■使用アイテム/
ボード:INCITE LYT ANYTHING LYT
ブーツ:TEAM BOA HYBRID
ビンディング:sLAB PURE
■Instagram/@da_i_ki_0803
【ライダーインタビュー】キッカーで描く軌跡、パークで創る未来 ─ ディガー隊長・矢島大輝の挑戦
Q1:いよいよシーズンが始まりましたが、シーズンインはもうしましたか?
だいき: 軽井沢プリンスホテルスキー場のオープン初日に行ってきました!平日だったためかリフトが空いていて、充実したシーズンインになりました。
Q2:今シーズンはどんな活動をする予定ですか?
だいき: 今シーズンもノルンみなかみスキー場でディガーをやる予定です。さらに、ディガー隊長を任されているので、みんなが楽しめるパークを作れるように頑張っていきます!
Q3:メインのライディングスタイルは?どんなスノーボードが好きですか?
だいき: パークとフリーランがメインで、一番得意なのはキッカーでぶっ飛ぶことです!黙々と一人でハイクするのも好きですが、友達とわいわい動画を撮り合いながら楽しく滑るのが一番好きです。
Q4:先シーズンもキッカーのかっこいい写真をたくさん残していましたよね!そこまでにたくさん練習したと思いますが、スノーボードはいつから始めましたか?始めたきっかけは?
だいき: スノーボード自体は小学5年生のときに始めました。きっかけは父親で、最初はウキウキでついて行ったのですが、逆エッジしまくりだし寒いし置いて行かれるしで、最初の2〜3年は誘われても正直あまり行きたくなかったです。
Q5:最初は楽しい思い出じゃなかったんですね(笑)。そこからスノーボードにハマったきっかけは?
だいき: 連れて行かれても少し滑って車の中でずっと待っていました(笑)。
中学生のときにスノーボードが上手い友達がいて、その子に負けたくない!という気持ちが一番のきっかけだったと思います。その友達は当時、同世代の中でも飛び抜けて上手かったので、必死に食らいついていました。
Q6:キッカーはいつ頃から始めましたか?最初はどんな感じでしたか?
だいき: スノーボードを始めてから2年くらいでキッカーに入り始めました。でも、本格的に練習を始めたのは大学1年のときで、友達と雪マジを使って行ったのがきっかけです。「もっと上手くなりたい」と思うようになりました。最初は飛び方も知らず、無茶して転びまくりで痛い思いしかしていませんでした。そこから上手い人の後ろをついて行ったり、コツを聞いたりして徐々に回せるようになり、今ではスキー場に着くと、どこで飛べるか無意識に探すようになっています!
Q7:なるほど。無意識にと飛べる所を探しちゃうぐらいなら、ディガー隊長のお仕事は天職ですね!パークプロデュースもされるんですか?
だいき: 隊長になったことで責任は増えましたが、それ以上に滑るのが楽しくなりました!昨年はパークプロデュースをしていたのですが、今シーズンは以前プロデュースを担当していた、いわば師匠のような人が戻ってきてくれるので、その方と話し合いながら面白いパークを作れたらと思っています。
Q8:だいきさんが考える“理想のパーク”とは?
だいき:パーク初心者から上級者まで、すべての人が楽しめるパーク造りが理想です。上手い人や滑れる人だけが集まるパークではなく、これから始めたい人や始めたばかりの人も気軽に入れるパークでなければ、自分の理想とは少し違うかなと感じていて、そんなパークを造りを日々目指しています。
Q9:今シーズンパークに入ってみたい!という方にアドバイスをお願いします。
だいき:パークは「滑れるようにならないと入れない」と思われるかもしれませんが、逆に、これまでパークに入ったことがない人や始めたばかりの人が来てくれると、作る側としても本当に嬉しいですし、大きなモチベーションになります!だからこそ、恐れずにどんどんパークに入ってきてほしいです。最初はジャンプすることやアイテムに入ることが怖いと感じるかもしれませんが、友達同士で仲良く滑ったり、上手い人の滑りを見たり、時には思い切ってアドバイスを聞いてみるのが、上達の近道だと思います。実際、聞かれて嫌な気持ちになる人はパークにはいません!ぜひ気軽に話しかけてみてくださいね!
Q8:ありがとうございます!最後に、今シーズンの目標を教えてください。
だいき: 今シーズンの目標は、昨シーズンよりも全てにおいてレベルアップすることと、これまで以上にスノーボードを楽しむことです!自分が楽しく滑ることで、「このパークは楽しい場所なんだ」とか、「head の板ってこんなに楽しく滑れるんだ」と自分の滑りを見たみんなに感じてもらえるのが一番の評価だと思っています!