函館名物のイカを味わい尽くすグルメイベント+特別優待リフト券も購入できる
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「観光メインでスノーボードも楽しむには最適」といわれる街のひとつ函館で、多くのスノーボーダーの支持を集める『OMO5函館 by 星野リゾート』が、今季が初開催となるグルメイベント『トータル30品! 冬のイカまつり』を開催している(2025年3月31日まで)。
函館は「イカの街」としても知られている。明治時代から始まったイカ釣り漁は、今も函館の生活や経済に大きな恩恵をもたらし続けている。
平成元年には「函館市の魚」にイカが認定され、街ナカにはイカをモチーフにしたモニュメントやイカを描いたマンホールが数多く設置されている。
毎年6月に漁が解禁されれば、イカ釣り漁船の漁火が海を照らす光景が観光客にとっての美しい景色となり、それらが観光資源の重要な一部にもなっている。
漁獲されるイカの種類は時季によって異なるが、夏が旬の『真イカ(スルメイカ)』から冬が旬の『ヤリイカ』まで、1年中漁獲が途切れることはない。
「せっかく函館を訪れたのなら、スノーボーダーにも獲れたて新鮮なそのイカの味を堪能してもらいたい」──このイベントはそんな思いから生まれ、すでに『観光+スノーボード旅』の付加価値のひとつとして好評を得ているという。またスノーボーダーの宿泊者限定で『函館七飯スノーパーク特別優待リフト券』が購入できるという特典もある。一日滑ったあとに特産グルメを満喫すれば、きっと得した気分になれるはずだ。
『冬のイカまつり』とは?
1)温泉、湯上がり『イカゴロディップポテト』とビールで乾杯
ホテルと街がシームレスにつながるパブリックスペース『OMOベース』には、アフター夜景にまどろむ『海灯りの湯上がりラウンジ』が開設されている。
訪れた人々が素敵な夜の時間を過ごせるようにと設けられたそこには、近所のジャズ喫茶のマスターが厳選したジャズの音楽が薄く流れ、漁火をイメージしたライトアップが施されている。
そんな心地のいい空間でビールとともに楽しめるのが『イカゴロディップポテト』だ。
イカ風味の塩をまぶしたフライドポテトを、特製のコンディメント(調味料)にディップして食べるそのメニューの特徴は、スルメイカのゴロ(函館の方言でイカの内臓のこと)を使った「イカ味噌」にマヨネーズと醤油、さらに「イカぶし(イカの身を乾燥させて粉末にしたもの)」を合わせたつけダレが用意されていること。
イカの風味を丸ごと楽しめる味わいでビールによく合う。2025年2月からは、屋内スペースにイカをモチーフにしたオブジェも飾られている。イカの動きのように揺らめく様子を眺めながら「海でまどろむような時間を過ごせる」ということだ。
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2)朝食ビュッフェに14種のイカメニュー
朝食ビュッフェには「焼き・蒸し」など調理方法を変え「和・洋・中」の料理に仕立てた14品のイカメニューが並ぶ。
たとえば小さく食べやす いイカを甘辛いタレで焼いた『小イカのぽっぽ焼き』は、イカのゴロ(内臓)を外さず焼くので、ほろ苦い味わいでクセになる一品だ。『イカの彩りマリネ』は鮮やかな野菜とイカにハーブやビネガー、オイルを合わせ、さっぱりと仕上げられている。
さらに五稜郭をイメージした星形の『ライブキッチン』で提供される『海鮮ファイブスターズ』でもさまざまなイカ料理を味わえる。
薬味を混ぜ込んで風味付けした酢飯に、イカやホタテなどを合わせた『海宝漬』や、刺身をたっぷりのせて作る『海鮮丼』イカゲソや野菜を香ばしく焼き上げた『炙り焼き』や、イカの具材をトッピングして昆布、貝、蟹の贅沢な出汁を使った『潮(しお)ラーメン』阿部商店の元祖『いかめし』などなど。烏賊墨染のアートボードや漁網の照明などで函館の海を表現した、明るく開放的な空間で食べる『イカづくし朝食ビュッフェ』は、朝のテンションを上げるのに一役買うに違いない。
《朝食イカメニュー=小イカのぽっぽ焼/イカの彩りマリネ/イカじゃが/イカのつみれ汁/イカのレモンソテー/イカの松前漬け/イカカレー/イカの南蛮漬け/イカザンギ/イカ焼売/海鮮丼/炙り焼き/潮ラーメン/いかめし》
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3)24時間営業・特設『イカマルシェ』でお土産を
『OMOベース」にある特設ショップ『イカマルシェ』では、函館で人気の15種類のイカ商品が販売されている。
たとえばイカが描かれたパッケージに詰められたイカの形をした最中や饅頭。さらには1929年創業のベーカリー『King Bake』のオリジナル商品で、チョコの風味とやわらかな甘さに、函館名物のさきいか『函館こがね』の塩気のバランスがやみつきになる『イカ伯爵の函館さきいかチョコレート』。
また『トナミ食品工業』が手作業で作る水産加工品『いか徳利』は、イカを干した後にひとつひとつ裏返し、イカのエキスが出過ぎないように丁寧に加工した商品で、酒に溶け出したイカの風味を味わった後、炙ってつまみにもなる一品だ。
『イカマルシェ』では、商品を販売する店の情報や作り手の思いを綴った紹介カードを見ながら、函館ならではのイカの土産を楽しく選ぶことができる。もちろん『OMOベース』で自ら味わうことも。
《イカマルシェの商品=イカ伯爵の函館さきいかチョコレート『ザクザクフレークの旅立ち』『ゴマゴマの野望』『キャラメルナッツの帰還』『ホワイトオレンジの希望』/いか徳利/いかまんじゅう/函館チョコレート最中いか五郎商店/いかめし/松前漬/北海道開拓おかき『函館いか』/いかチーズ/いかあしチーズ/ウイスキーのためのいか燻製/いかせんべい/いさりびいかせんべい 》
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『冬のイカまつり』概要
期間:2024年11月1日~2025年3月1日
時間:イカゴロディップポテト17:30~23:00(22:30 ラストオーダー) 朝食ビュッフェ 6:30~10:00(最終入店9:30)、イカマルシェ24時間 料金:イカゴロディップポテト 800円(税込)、イカゴロディップポテトと生ビールのセット 1,200円(税込)、朝食ビュッフェ 大人・小学生 3,500円(税込)、4~6歳(未就学) 600円(税込)、0~3歳 無料、 イカマルシェ 商品価格に準ずる
場所:OMOカフェ&バル、OMOベース、OMOダイニング、ショップ 予約:不要
対象:宿泊者のみ
備考:入荷状況によりメニューが変わる場合があり。屋内スペースの装飾時期は早まる場合あり
OMO5函館 by 星野リゾート
「百二十%ハコダテ」をコンセプトに、函館ならではの海鮮や夜景、歴史ある街並みなど、来訪者がディープなご近所の魅力をまるごと楽しむための「街ナカ」ホテル。
朝の市場から夜景観賞後のナイトタイムまで、王道から知られざる魅力まで、函館を味わい尽くす滞在を提案する。
所在地:〒040-0063 北海道函館市若松町24番1
電話:050-3134-8095(OMO 予約センター)
客室数:245室
料金:1泊31,000円~(1室あたり、税込、朝食あり、入湯税別)
アクセス:函館駅(JR函館本線)より徒歩5分
開業日 :2024年7月6日
URL:hoshinoresorts.com/ja/hotels/omo5hakodate/
▶︎『OMO(おも)』とは? 星野リゾートが全国に展開する「テンションがあがる『街ナカ』ホテル」街をこよなく愛するスタッフが地域の人々と仕掛ける、新感覚の宿泊施設のこと。来訪客が思いもよらない魅力に出会い、知らず知らずのうちにその街まで好きになることを後押しする。2024年には『OMO5東京五反田』『OMO7高知』『OMO5函館』がオープン、現在全国17施設を展開中。
▶︎数字・アイコンでわかるサービスの幅 『OMO』のうしろにつく数字は、サービスの幅を示している。これにより旅の目的や過ごし方にマッチするホテルが選びやすくなる。「OMOは幅広い都市観光の旅をサポートしていきます」ということだ。
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