「よりわかりやすくゲレンデ情報を伝えたい」夏油高原スキー場の目指すもの

12/12/2021

まだまだオープンのための準備に追われているスキー場が多い中、豪雪エリアで有名な夏油高原スキーは12月11日（土）よりレギュラーシーズンに突入。リフトもすでに全稼働がスタート。
話題のツリーランエリアはまだこの先の積雪によって、安全な状況になるまではスタンバイとなるが、降雪があればレギュラーコースでも、いい滑りが十分楽しめるのがやはり夏油の魅力。
「できるだけ、しっかりとした情報を来てくれるお客さんに伝えて、夏油高原のいいところを思う存分味わってもらいたいんです」
ツリーランなどのプロジェクトをコントロールしている佐々木氏は、シーズン突入前にそう話をしていが、実際のところ夏油高原のホームページでは、より詳しく現在のスキー場のコース情報が確認できるようになっている。
４台のライブカメラを設置、各ポイントの雪の情報をリアルタイムに確認でき、リフト運行状況、コース開放状況もパトロールからの情報が詳しく掲示されている。
滑走の可否はもちろんのこと、各コースの雪の状態、コースの状態をしっかりと発信。例えば現状では「一部土露出」など、正確な情報がWEBで確認できるのだ。
週末、どこに行こうかとあれこれと悩んだ末、行ってみたら予想外にコース状況が悪くて、1〜2本滑ったら「もういいや」と残念な思いをしたという経験をしたという人も意外と多いのではと思う。
この夏油高原スキー場のように情報がしっかりとわかりやすく提供されれば、自分がイメージする滑りを出来るかどうかを予想しやすくなるのは当然のことだ。。
滑る側のスノーボーダーの気持ちに寄り添った情報発信が積極的に行われているのは、とてもありがたい。
「情報をしっかり伝えることは、事故を防ぐことにも繋がると思うのです」
こういった情報発信が、この後、ツリーランエリアがオープンしていく中で、ユーザーの安全意識を高め、事故を抑制していくことに効果を発揮していくに違いない。