星野リゾート アルツ磐梯スキー場にいよいよ「グローバルパーク」完成! 一般開放も有り。本格仕様のパークを体感せよ!

完成したばかりのモンスターパーク。飛距離は約20mというビッグサイズ
完成したばかりのグローバルパーク。飛距離は約20mというビッグサイズ

国内有数のビックゲレンデ「星野リゾート アルツ磐梯」内に、2019年1月26日、世界レベルの技に挑戦できる「グローバルパーク」が新登場。このパークは20mのキッカーや、全長15mのジブセクションを有した国内最大級のパークだ。今シーズンは一般開放も有り、腕に自信のある方は是非トライして欲しい。

昨年の平昌五輪を前に鬼塚選手が練習を重ねている時の様子
昨年の平昌五輪を前に鬼塚選手が練習を重ねている時の様子

写真は昨年のMiyabi Park 2017-18シーズン、アルツ磐梯のディガー(*2)チームは、星野リゾート所属のプロスノーボーダー 鬼塚 雅選手専用のパーク「Miyabi Park」を造成。それは平昌五輪のパークを設計するなど、世界で活躍する海外のスペシャリストにも協力を仰ぎ、最先端の技術とオリンピアンである鬼塚選手の声を反映させたという注目の世界レベルのパークだった。このノウハウを基に今シーズン、国内最大級のグローバルパークが完成。メインとなる20mのキッカーは、高さ15m、横幅20mで、コース1本をほぼ全面使った巨大なジャンプ台。このキッカーを造成するために1月上旬から降雪機や重機を駆使し、10t(トン)トラック約100台分の雪を集められたという。雪集めを含めたパークの造成期間は約3週間で、やっと国内最大級のキッカーが誕生したのだ。

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「グローバルパーク」概要

■期間:2019年1月26日~2月28日 *一般開放の曜日は、水木土日の4日間
■時間:10:30~15:00
■料金:無料 (別途当日有効なリフト券が必要)
■設置場所:バトウ1(コース斜度:約15度)
■設置アイテム: 20mステップダウンキッカー、 9mダブルキンクレール、キャノンレール、 6mフラットレール、7.5mフラットダウンレール
【アルツ磐梯】ディガーチームリーダー山田雄二

アルツ磐梯ディガーチーム紹介

FREERUN本誌でも、過去何ども掲載してきた日本オープンやアジアオープンなど国際大会を手掛けた国内トップレベルのディガーチームが、設計から仕上げまで一貫して行っている。特に、リーダーを務める山田雄二氏(やまだゆうじ)は、福島県を拠点に25年間ディガーを務め、これまでアルツ磐梯では数千個のアイテムを手掛け、磐梯山の地形や雪質などの環境を最も知り尽くす。 アメリカに渡りパーク設計の勉強をするなど、国内においてもトップクラスの知識と経験を有するディガーである。
「グローバルパークは、雪を多く使うことでキッカーの土台を大きくし、ランディング(着地)部分を長い急斜面にすることで、大きなキッカーでも安全に着地できます。1月にこれだけの雪を集めることに苦労しましたが、国内では この時期に20mのキッカーがあるスキー場はアルツ磐梯だけです。世界を目指す若い選手たちが、これからもシーズンの早いうちから、世界レベルの大きい キッカーで練習する場を作っていきたいです」(山田雄二氏コメント)


完成までの道のり

【アルツ磐梯】JIB作成作業1 自社工場でジブアイテムを作成する
【アルツ磐梯】雪集めの様子【アルツ磐梯】降雪作業2 ゲレンデ内の雪を集めたり、降雪機で雪を作ったりして、必要な雪を集める
【アルツ磐梯】重機で形を作る3 1度単位で角度を調整しながら形を作る
【アルツ磐梯】JIB設置作業4 作成したジブアイテムを設置する
【アルツ磐梯】手作業での仕上げ5 手作業で微調整をして仕上げる