DICEのHIGH ROLLERは世界最高峰のレンズ開発技術を持つ山本光学が、DICE 20周年という節目のシーズンに満を持してリリースしたハイスペックモデル。ジャパンブランドとして、細部までのすべてが我々日本人に完璧にマッチングするつくりは、一度試しただけで他社製品との明確な違いを感じることができる。ビッグフレームならではの広角視野とスタイル、フィット感がこのモデルの最大の特長。さらに特筆すべきは装備されるDICEのレンズの素晴らしい性能だ。世界初の新技術として注目されている「MIT lens」はミラーの剥がれ、キズがつかないという特長を備えている。ミラーレンズを使った人であれば、誰もがミラーレンズの取り扱いの難しさに苦労したことがあると思う。通常のミラーレンズは表面のコーティングゆえ、キズがつきやすいものなのだが「MIT lens」ではDICE独自の技術でミラー層がレンズの内側に配置される。さらに表面にはキズ防止コーティングが施されることで、ミラー層には一切キズの心配がないという画期的なレンズだ。目の前でレンズに固形物を当てるテストを体験したが一切のキズも残らない強靭さには驚いた。
また、ラインナップの中では「ULTRA LENS」も大好評。低光量時の悪天候下でも雪面の凸凹や変化が際立つように、眼に届く光の波長に強弱を与えてコントロールすることで、ストレスなく、なんと裸眼で見るよりも確実に見えるという特性を持つ。今シーズンからはULTRA LENSに環境に合わせて明るさが変化する調光機能を備えた全天候レンズ「PHOTOCHROMIC ULTRA LENS」も登場、 1枚のレンズで全天候をカバー。もちろんこれらの最先端レンズは日本人の眼の見え方を最優先に考えて開発。そして多湿な日本の雪山環境に合わせた高性能曇り止め機能「プレミアム・アンチフォグ」を標準装備しているという部分が、DICEレンズの最大のメリット。デザイン面では同じく今年20周年を迎えるドメスティック・ウエアブランド「rewのKAMIKAZE JKT」とのコラボモデルも人気を集めている。これまでにゴーグルで何らかの不満や悩みを抱えたことがある人は、DICEのHIGH ROLLERを試して欲しい。全ての問題が視界とともにスッキリとクリアになるはずだ。
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