今シーズン北欧へのトリップも成し遂げた吉田育代のバックカントリーでの最強のパートナー
『 VOY SPLITBOARD SET (INCL. SKINS)』
スプリットボードの魅力は、スノーシューに比べて機動力が大幅に向上すること。これにより、移動が速くなり、長距離や深雪でも楽に進むことが可能となる。また、滑走用の板としても使用できるため、登りと下りで装備を切り替える手間が減り、体力の消耗を抑えることができる。さらに、より多くのルートを選べるため、冒険の幅が広がるのも大きな魅力と言えるだろう。
信頼性の高い装備を使用することでギアトラブルを減らし、バックカントリーでの安全性も向上する。
しかし、バックカントリー用のボードとして使用するスプリットボードは、じっくり試乗して選ぶ機会が少なく、実際の使用感を確かめずらい。さらに選択肢も多いためそれぞれの特性を理解し、慎重に選ばなければならないが、それもなかなか難しく購入を諦めてしまうライダーも少なくないだろう。
そこで今回は『 VOY SPLITBOARD SET (INCL. SKINS)』愛好家の吉田育代にアドバイスや体験談を聞いてみた。
彼女の話を参考にすることで、自分に合ったスプリットボードを見つける手助けになるだろう。
Q1: 194ちゃんはどこをベースに登ることが多いですか?今シーズンはここが最高だった!自慢もお願いします。
194: 私は長野県・野沢温泉スキー場をベースにバックカントリーをメインにして楽しんでいます。今シーズンは雪不足と言われながらも、5月まで雪がもってくれましたよね。野沢ってめちゃくちゃたくさんバックカントリールートが組むことができるんですけど、その中でも今年は全く新しいルートを開拓して最高のコンディションを滑ることができたのが今シーズンイチの思い出ですねー!雪が降ってしばらくしてからでもいい雪が残っているんです!それはもうみんなでHI FIVEして大盛り上がり!感動ものでした!!
Q2: 194ちゃんはVOY SPLITBOARD SET (INCL. SKINS)を使っていると思うんだけど、
バックカントリーにはやっぱりスプリットボードがいい?
194: そうですね!バックカントリーを始めてから最初はスノーシューで、板を担いで歩いていたんですけど、やっぱりそれって限界があって。距離も、雪の深さも、行動範囲も。スノーシューはスノーシューでもちろんいいところあるんだけど、スプリットボードにした途端、こんなにも違うものか!?ってぐらい機動力が上がりました!VOYがあるおかげで、ほんとにいろんな旅に出られています。大げさだけど、リアルに世界が変わりました!
Q3: スプリットボードもいろいろあるけどVOYのどこが好き?
194: VOYの、形状は
POWERHOUSE LYTに乗ったことがある人だと分かりやすいんですが、とても素直に乗れる安定感のあるボードですね!ツアーでいろんなスプリットボードを見るけど、こんなに壊れにくく、安心できるスプリットはないかも。スプリットってパーツが多いし、半分に割れているからどうしても強度が弱くなると思うんですよね。実際バックカントリーツアーの参加者のお客様でも、ツアー途中でギアトラブルが何度も見うけられたけど、私は一度もトラブルになったことがないです!山の中でギアトラブルは命に関わるので、信頼できる最高の相棒です!
Q4: それは心強い!!スプリットボードって、試乗して選ぶのも毎年買い替えるのも、なかなか難しいから選ぶのが難しいけど、こういう話を聞けると安心できるね!194ちゃんは身長何cmでボードはどのサイズに乗ってる?
194: 試乗も難しいですよね。ただ滑るだけじゃなくて歩いたり、シールを貼ったり、組み替えたり、実際に使っている人に相談するのが一番いいですね。VOYは146、155、161のサイズ展開。私は身長158cmで、ボードは146cmを使用しています。
Q5: シールを貼ったり組み替えたりもそうだよね!その辺りはどう?
194: VOYはシールのピックを穴にかけることができるので外れる心配もないし、すごくやりやすいですね。シールカットも初めからされているので、カットで失敗する心配もないし。板に合わせて正確にカットされています。そして、インターフェイスはvoileを使用していて、構造はアナログでとてもシンプル。やりやすいモードチェンジですよ!軽量化されているスプリットも見かけるけど、VOYは本当に頑丈なのがいい!トラブルが本当にないです!山でのギアトラブルは本当に避けたい事態ですからね。安心できる道具を使いたいです。
Q6: スプリットで気になるのは、登る時はもちろん、せっかく登った後気持ちよく滑れるかどうかも重要だよね!VOYの滑走性や浮力はどう?
194: 正直最初は違和感がすごかったです!センターにエッジが2本も入っているから当然ですよね。ソリッドの板とは全然違います。一生懸命トーションと戦って滑ってたんですが、そうじゃなくてもっと面を使うんだ!って気づいてから、めちゃくちゃ滑り心地が良くなりました!スプリット独特の操作性の難しさはある中で、VOYは冒頭でも伝えたように、素直で安定感のあるシンプルさがすごくいいです!浮力もしっかりあってディープなパウダーも急斜面も、そして春雪でも安定して滑りやすいです。そして、野沢ならではのタイトなツリーの中でもコントロールがしやすいです。
Q:7 次のシーズン、VOYと行きたい冒険先はある?
194: 北欧はノルウェー、スウェーデン、アイスランドと滑ったけど、まだまだ行きたいですね。美しすぎて。あと、パタゴニアも行ってみたいんです!アルゼンチンとチリにまたがってるんです!あげればキリがないけど、VOYとどこまでも冒険し続けたいですね!