ThompsonPassDays

FLOWの撮影はバッチリでマイキーはバルディーズについてからスロークッカーを買ったからおれはじゃあ、といって炊飯器を購入。ホテルの部屋でオーガニックライフだったわけで

アメリカの健康マニアのチョイスはいつも気になる。

一昔前はいかに不健康かがかっこよくも思えていたがいまは違う。(笑

プラス、日本食がいかにヘルシーでおいしいか常々思う。。

そしてたまに食べるハンバーガーがうまい。

ハリバット(大鮃)(おひょう)のサンドウィッチうまい。

とにかく、マイキーと米を18kgぐらい買ったのでずっと米を食べていた。中条村の梅干しを持参していたのでおにぎりにしてヘリに持って行ったりしてマイキーは2月に日本に来た時にホームセンターで買った弁当箱を使っていた。。

次々と見直す日本のよさ。。

かなりいい感じで撮影を終えた。

アラスカはもちろんビッグラインを滑るのは初めてというティムもかなり喜んでいた。昔はビデオでもパウダーのパートは早送りしていたけど今は昔のTBシリーズ見たりもするしパウダーを、自然をフリースタイルに滑るのはなにより一番だぜー、それでいい映像残すのも難しいしやばいぜー といいながら飛行機ギリッギリの時間までゆっくりファイルの転送とかお茶とかして次なる撮影地、スーパーパークへ向かって行った。いまの北米パークスノーボーディングシーンの最前線。各地のパークディガークルーがそれぞれにセクションを作り招待ライダーが撮影する。パーク系の、リアルなトップの晴れ舞台。ティムの健闘を祈る!
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そしてティムは飛行機ギリギリの時間まで余裕のイージースタイルだった。

これでおれも帰ってしまえばカンタンな旅の終わらせ方だったが、、ここから始まる自分ですべてを決める日々。旅はここから始まる。

その晩、AlaskaRendevousHeliのバーでオーナーだった人の追悼ボンファイアパーティーが。初日に空港で拾ってくれたDJCROSSがプレイするから、ってことで

まだ撮影でとってあったホテルにいたおれはローカルのパーティーに行きそうなルイスに連絡を取り45マイル離れた山のロッジへ。。

過去3年で出会って来た人たちに再会する。

生き方の先生、ジェイミー・バンラネンも突然ヘイ、といって現れた。いろいろな話を聞けた。帰りに時間が作れたらアンカレッジでぜひ寄って行きたい。雪が良ければ歩くのもいいかもしれない。

アラスカの人はあったかい。愛にあふれている。たとえ言葉だけでも慣例だとしても、すごくいい。歓迎してもらえるということはよその土地に来たら本当にうれしいことだ。

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撮影の間はほぼ飲まなかったので、この日が最初のパーティーとなった。それに、レッドムーンが見れるという夜だった。

山から町へ移動して、久々に会う友達とパーティーは続き、外に一息つこうと出てみると、おわ!月、赤!ということで新しく手に入れたSONY Gで撮る。。

が、ブレまくり。。
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息を止めて、、、   も、2つに。DSC01234-resized

そして、3脚を持っていない事を後悔するのはこの時だけではなかった。。。
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これはあの、知る人ぞ知る、スモーキング・ジェイ。8年前にリノにあったスノーボードファクトリーはいまは引っ越してボードも売れているようででかい工場になったらしい。

氷河の氷を削ってウィスキー流し込み装置に。。さすがこういうところはセンパイが遊び方を知っているww

FLOWの撮影が終わった次の日からTAILGATE AKというパーティーウィークがあり、それに合わせて来るスノーボーダー、スキーヤーがどっと来て、トンプソンパスという山道の駐車場のTailGateサイドはモーターホーム(キャンピングカー)であふれ返る。

予定としては4日に樋貝さん(フォトグラファー)がヘインズでICONの撮影を終えてからバルディーズに来て、10日間ほど撮影しましょう、という話だったが結局樋貝さんは10日の夜に現れた。その間、TailGate内のWorldFreerideChampionshipsなる大会が予定されていてそれに参加するために来ていた日本人クルーに会い、モーターホームに数日間いさせてもらうことに。。じゃなければずっとホテルで山にも行けず危なかった。その間に、今年の相棒となるスノーモービルを借りたり、運んだり、オイル買ったり、いろいろと仕込みがあり、せっせとやることをやっていた。

日本人クルーとは、ヨーコ(中村陽子)、マイコ(松本麻衣子)、タッツン(南雲達哉)、ツトムくん(中田努)で、タッツンとヨーコはテールゲートではかなりの人気者で、ヨーコはスモーキングジェイとノルウェーのトロンを手のひらで転がすように遊んでいた。タッツンは酔うとラッパーになりランダムにフリースタイルバトルを繰り広げ半分には引かれながらもう半分には大歓迎されていた。特にスモーキングジェイには。。
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登ってたら、雲。

こんな事もよくある。

アラスカでのフラットライトは怖すぎる。まるで滑れない。

テールゲートの間はよく雪が降った。。

日々天気をチェックし、自律する日々。以前は勧められたものはなんでもいっちゃってたけど

 

この日はアラスカン&フレンチアラスカン&フレンチ のクルーで

日本人のおれは、急斜は滑れるけど、頼りになられる存在まではまだ遠い。地理感、クレバス対策、モービルのドライビングテク、メカニックなことから衛星電話で緊急連絡して場所を伝える言語力、土地勘、土地の名前 全体的にまだ4年目だし ってアラスカで自分のエリアをしっかり広げたいと思ってる 地形と雪質がおもしろすぎて たまに来てヘリに乗るのも十分いいけど今の時代はスノーボービルの進化がハンパないからスノーモービルで行けちゃうエリアが広がっていてそれに伴って覚える事もリスクもかかるお金も増えるけどこれはおもしろい。。自分はここでのスノーボーディングにハマっている。

でも、ヨーロッパも行きたい(爆
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そして、、でました。ノーザンライツ。手ブレ。

ついに自前のカメラで
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この晩はいままで見てきたオーロラで一番すごかった。

ドバドバ

アラスカンも興奮する オーロラの中心点が真上に来た

下の写真はフォトグラファー中田ツトムくんが3脚つけて適正な露出で撮ってくれたもの。。
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スノーモービルで信頼できる先輩方と山へ。ジグザグや急坂をパスし尾根を走り氷河に入りクレバスを避け、ブリッジを渡ってもいるんだろうけどできるだけ予想してたまにビビりながらも滑りたい斜面を見つけ、登り、滑る。

雪、かなりいい。今年はかなり雪がいい。

去年はまあまあだったから
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クレバス。。。
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