TD

テレマークムービー【TD】の作業もいいかげんに
終わらせないと!、ということでジャケットが
デザイナーから上がってきましたぁー。

テレマークって、あのかかと上げて滑るヤツでしょ?
ってよく聞かれますが、上手な人はイチイチかかと
上げなくても滑れるようです。
つまり必要な時に自然とかかとが上がって、いわゆる
テレマーク姿勢というやつになるわけですね。

この「必要な時に、自然と」というところが大事なんだと
あらためて今回学ばせていただいたように思います。
我々ビデオを作る人とか、雑誌社の人とか、
上級者と言われる滑り手の人には、やたらと枠に
はめたがる人が多いと感じています。
上手い人とか、業界の人は自分たちのことを枠に
はめればいいけど、一般の人にそれを求めるのは
どうかと思う。
それがスノーボードやスキーの真の楽しさを伝える妨げに
なっているように思う。

技のメイクが優先で、ムリにグラブしに行くジャンプはダサい。
かかとを上げる必要のないターンでテレマーク姿勢はカッコ悪い。
コンディションにマッチしない教則本だけのカーヴィングは
ケガのもと。

「必要な時に、自然と」に耳を傾けていれば、
もっと楽しく、上手くなると思う。

D