KANDATSU SLOPE

15.16 PSA ASIA Snowboard Pro Tour round 8

2016年3月3日(木)PSAプロツアー第8戦。

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フリースタイル種目としは2月上旬福島県会津高原南郷スキー場で行われたハーフパイプ、2月下旬に岐阜県めいほうスキー場で行われたストレートジャンプに続く第3戦となるキッカーとジブアイテムの複合コースを滑走し順位を決めるスロープスタイル種目が新潟県神立高原スキー場で開催された。

マックアースリゾート・神立高原スキー場は関越道湯沢インターチェンジから車で3分、新幹線発着駅である越後湯沢駅からも無料シャトルバスで10分と非常に良いアクセスに加え、ナイター営業や温泉施設なども併設したとても条件の整ったスキー場。

そんな神立高原スキー場の、今シーズンからビデオフィルムブランド『スクローバー』パークとして展開しているコースを使用して今回プロ戦SlopeStyle種目が開催。

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開催日当日の天候は朝一晴れ。気持ち良いくらいのバカッ晴れ。しかしながら天候は昼間にはどんよりとした雲が空を覆い、時よりみぞれや雪がちらつくような1日。

朝の気温は0度前後と冷え込みはさほど厳しくないものの、前日までの温かい気温で雪質も水分が多く圧雪車などで整備をすると細かい雪の固まり(いわゆるじゃがいもと言われる)が多く見られこれを踏んでしまうと滑走に板を取られてしまうような箇所も見られる中、さすがと言えるパーク整備が行われ、コース上やアイテムの整備は美しいと言わんばかりの整備がされていた。

コースレイアウトは5セクション。

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まず1セクション目は6mサイドインナローBOX

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2セクション目が10mキッカー

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3セクション目が14m

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4セクション目がサイドイン7mフラットRailか6mサイドインダウンRail

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5セクション目がステップRail(2mRailが階段状に3段付いている)、以上の5セクション。

キッカー2セクションにジブが3セクションとジブセクションの方が多いだけにジブにもウェイトやジャッジの目も集まるためキッカーだけしっかり飛んでジブを流すといったような感じではなく、しっかりジブアイテムでもトリックをメイクしていくことが勝敗を分けるといったようなコースだろう。

出場選手の中での注目選手は全週におこなわれたMBAで男子優勝した宮澤悠太朗、2位の大塚健、同じくMBA女子優勝を果たした岩渕麗楽、イエローイブの吉田景風や小川輝など次世代を思わせる若手の名前が並ぶ。

Men61名(ヒート1,2)、Women24名(ヒート1)の2ランベストポイント制で戦う予選、Menは各ヒートABから上位2名づつとヒートのオーバーオールポイントから2名、合計6名×2ヒート合計12名が勝ちあがる。

男子予選ヒート1、Aからは新宮寺海人、吉田景風、Bからは飛田流輝、宮澤悠太朗、そしてオーバーオールポイントでは良元祐仁、梅原颯太がファイナルへ駒を進める。

次第に緩みつつあるバーンの中男子ヒート2、Aからは大塚健、大久保勇利、Bからは脇八尋、平岡敬太郎、オーバーオールで山本コンラット、相澤亮がファイナルへ駒を進める。

男子予選総括としては、ジブトリックもガンガン攻めてという感じではないが、流しているような感じもない。できるトリックを確実に決めて、キッカーでもしっかり決めてまとめたランをするような印象で、キッカーでも720からの900と組み合わせるライダーを中心にファイナルへ駒を進めた。
アマチュアからも新宮寺海人、平岡敬太郎、山本コンラットがファイナル進出を決め、プロにプレッシャーをかける。

女子予選はヒート1ABのみの6名がファイナルへ。

Aからは村瀬心椛、小川輝、Bからは岩渕麗楽、広野あさみ、オーバーオールで谷上加七子、根元沙也香と全員プロ選手がファイナルへ。

女子予選総括としては、ファイナルに備えジブトリックは抑え気味、キッカーも第3セクションである2つめのキッカーでは比較的回転数を抑えたトリックをきっちりグラブし飛距離も出した選手中心にファイナルへ進んだ印象を受けた。

まずは女子ファイナル。

綺麗に流した選手の中で印象に残るのは谷上加七子。

1本目に失敗してしまい迎えた2本目、バックサイドノーズスライドから入りBackside360、Frontside720を決めダウンレールをフロントサイドノーズスライドで綺麗に流しステップレールも危なげなくフィニッシュしファイナルリザルト3位に。

さらに村瀬心椛がバックサイドボードスライドからCab540、Frontside720、フロントリップのノーズスライドから50-180outでフィニッシュし2位。

そしてバックサイドノーズスライドからBackside540、Cab720、スイッチノーズスライドから50−180outを決めた岩渕麗楽が優勝を決めた。

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イエローイブの注目選手、小川輝はキッカーでこそCab540からのBackside720を決めるものジブの難易度を抑え表彰台を逃してしまった。

男子ファイナル。

3位に入ったのはMBAでのリベンジを果たし見事今季プロ戦表彰台に上がった新宮寺海人。

フロントサイド270in-270outをスムーズに決めキッカーではSwitch Backside900からBackside900とつなぎ、ダウンレールでも270in、ボードスライドからのオポサイト270outと難易度も高いジブトリックを見事つなぎ3位入賞を果たした。

2位に入ったのはMBAでも2位表彰台を獲得した大塚健。

Cab270inから入ったと思えば予選からノーミスのCabダブルコーク900からBackside1260、ダウンレールでもBackside270inを決めるなどして見事2位に輝いた。

そして優勝には飛田流輝。

Cab270inからのCab900、そしてフラット回転でスムーズに回すBackside1080、フラットレールでの180in-B360out、ステップレールでも安定してバックサイドテールスライドからの270outを決め、非常に全体の流れを見てもスムーズでリズミカル、安定したライディングを見せ見事優勝をもぎ取った。

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全週のMBAで優勝を果たした宮澤悠太朗はファイナルでも確実に優勝を狙っていたルーティーンをもってきたがキッカーでの失敗が響き上位に食い込むことができず戦いを終えている。

今大会男子12位内、女子は4位以内でプロ昇格権獲得ということで、3位に入った新宮寺海人、5位に入った山本コンラット、11位の平岡敬太郎選手がプロ昇格権を獲得している。

Men Final Result

優勝 飛田 流輝

2位 大塚 健

3位 新宮寺 海人

4位 脇 八尋

5位 山本 コンラット

6位 良元 祐仁

Women Final Result

優勝 岩渕 麗楽

2位 村瀬 心椛

3位 谷上 加七子

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20th Anniversary PSA ASIA Snowboard Pro Tour Page プロスノーボーダー約340名を擁し、日本最大のスノーボードプロツアーを20年に渡り行っています。速く、高く、美しく…今シーズンもプロフェッショナルな滑り、大会情報を皆さまにお届けします! Official Web