adidas SnowboardingのNEWプロダクトを一足お先に!

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adidas SnowboardingのNEWプロダクトを一足お先に!

adidas Snowboardingが来シーズン展開する予定のプロダクトを一足お先にチェック!また、今回はadidas Snowboardingのアジアを統括するケリー・フィッシャーにブランドのこと、マイケル・フォックスにプロダクトのことを聞いてみた。

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Kerry Fisher (Director Regional) APAC アジアでのadidas Snowboarding,Skateboarding のブランディングを手がけるディレクター。日本とグローバルをつなぐ重要人物。

爆発的な拡大ではなくゆっくり時間をかけてブランドを成長させる

日本のスノーボードシーンをブランディングの観点からどう見ていますか?

日本のスノーボードコミュニティは情熱に溢れていますね。誰もが情熱を持ってスノーボードに向き合っているからプロダクトもシーンもより高みを目指しているように感じます。何より日本のスノーボーダーたちは、自分たちがどういうプロダクトを求めているのかということをはっきり理解していると思います。

来シーズンのadidas Snowboardingについて何かトピックはありますか?

毎年、年4回adidasのアクションスポーツビジネス(Skateboarding, Snowboarding)でどこの都市をフォーカスするのか決めていて、2017年秋冬のエリアが東京になりました。この決定は東京、そして日本というエリアをグローバルにアピールするいい機会だと思っています。どんなことをやっていくのかという具体的な取り組みというのはまだ考えている途中ですが、サプライズとして発表できることを楽しみにしています。ただ、これをキッカケに大きなイベントをやろうとは思っていません。それよりもより多くの人たちにadidas Snowboardingの価値を理解してもらいたいと思っています。いきなり爆発的に拡大させていくのではなく、SHOPやスノーボーダーゆっくりと時間をかけてプロダクトの良さ、ブランドアイデンティティを伝えていきたいと思っています。

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Michael Fox (Category Director)adidas Snowboarding発足当初からプロダクト開発に関わっている。日々進化を続けるプロダクトのキーマン。

長年の経験からハイクオリティなブーツを生み出す

adidas Snowboardingのブーツへのこだわりを教えてください

まずは何と言ってもフィッティングの部分ですね。ベストなラスト(靴型)を作って、履き心地のいいブーツを作り上げています。ラスト(靴型)をデジタルに変換して、それが良いか悪いかをデジタルで試したり、様々なユニークなプロセスを経て作られています。そしてフィッティングとほぼ同じくらい重要なのが、クオリティの部分ですね。世界的シューズメーカーとしての長年の経験と自分が1から作り上げてきた工場の各ラインを含めたクオリティは非常に高いです。また、adidasには今まで作り上げてきたたくさんのシューズがあります。それは他のブランドがコピーしようとしても不可能なものです。それらを築き上げてきた経験からいいブーツを生み出そうと日々開発を重ねています。

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adidasの人気シューズSUPERSTARをそのまま落とし込んだモデル。他のカテゴリからインスパイアされたこうしたモデルもadidasならではの強みだ。

シューズメーカーとしての強みはどんな部分にありますか?

強みはたくさんありますが、面白い話としてテクノロジーの話があります。
adidas SnowboardingのNo.1テクノロジーといえば BOOSTです。このテクノロジーはランニングシューズに使われていたものをスノーボードブーツに落とし込みました。実はadidasにはFuturesという部署があり、そこではまったくプロダクトを作らず、未来のプロダクトのためのテクノロジーを開発しています。その部署で働いている人の何人かがスノーボーダーだったんです。従来ソールに使われていたEVAは寒いところでは固くなってしまっていました。一方で、BOOSTは温度によって素材の衝撃吸収性に変化がないことを開発者達は理解していたんです。BOOSTが開発された時には、まだadidas Snowboardingのカテゴリはなかったのですが、それが始まった時にこのテクノロジーは使えるなと考え、採用しました。今でこそ、バスケットボール、テニス、スケートボーディングとあらゆるカテゴリで採用されているadidasのテクノロジーBOOSTですが、実はスノーボードはランニングに続き、全体のカテゴリの中でも2番目の早さで採用されました。この様に、様々なカテゴリで開発し続けるadidasならではの強みだと思います。

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adidas SnowboardingのインナーブーツULTRALON。意外と知られていないこのインナーブーツ、実は熱成型が可能。自分の足型にぴったりと合わせて快適にライディングを楽しめる。

来シーズンのプロダクトの注目を教えてください

注目は、来シーズンから採用されるBOA搭載モデルだと思います。もちろんクラシックなノーマルレーススタイルはadidas Snowboardingのメインアイテムであることは変わりありません。チームライダーもノーマルレースのブーツを求めています。そして、ある一定数のプロショップやコアなスノーボーダー達がノーマルレースを支持しているということも理解しています。それに加えてスピードレースのブーツも必要でした。ブランドスタート時点からBOAを使いたいとは思っていたのですが、そのタイミングでBOAは新しいパートナーを作る事をやめていたのです。ですのでスピードレースシステムを採用したんです。そして3年経ったタイミングで私たちはBOAとスピードレースのどちらかを採用する社内会議をしました。両方の試作品を作って試したところ、BOAのプロダクトが支持されました。BOAはショップに対してのサポート体制も積極的なので一緒に仕事が出来ることを嬉しく思っています。

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長年求めていたBOAブーツがついに誕生。このRESPONSEは2つのボアで締め上げるデュアルクロージャーシステムでより素早く快適に脱着が可能。
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國母和宏も愛用するSAMBA。彼がこのブーツを愛用する理由を聞いてみた。

カッコ良さとクオリティの両立

自分が気に入っている理由は、まずイメージがいいっていうところ。チームライダーもカッコいいライダーが揃っているし、プロダクトもクオリティが高くて信頼できる。チームを作り上げているブランドの人たちもカッコいいものを作ってくれていますね。今、使っている来季のSAMBAは機能性がアップデートされてもプロダクトアイデンティティが変わっていないところが好きですね。クラシックなシューレースがカッコいいし、不自由がないし、自分のライディングに応えてくれる。それ以上は特に求めていないんです。

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来シーズンのSAMBAでライディングするカズ、彼の素晴らしいライディングを支えるのがadidas Snowboardingのプロダクトだ。
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