16.17 PSA ASIA Topic vol.13!!!

16.17 PSA ASIA Snowboard Pro Tour round 3

Giant Slalom

GSS presents Sanada Juyushi CUP 2017

前日の豪雪とはうって変わり絶好の大会日和となった菅平パインビーク。

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コーススペックは、チャンピオンコース全長670m、最大斜度26°平均斜度12°、名物のハードパックはフレッシュスノーの影響もあり影を潜める。
菅平のゲレンデを知り尽くす、GSS代表松里明氏の描くセットは、ドックレック手前の棚と、落とし込みあとの緩斜面入口、其々に左右一対のバナナを配置した。テクニカルなバーンではあるが、ソフトパックのバーン保全も意識に入ったストレート気味のレイアウトの25旗門、25m超のインターバルがいっそうラインの自由度が増し、各選手の戦略の違いも見物になるであろう。
コース後半の緩斜面に対し如何にスピードを乗せていけるよう、ドッグレック前後のバナナを含む中盤を攻略をするかが肝となるか。自身の出走時間帯のコース荒れ具合の予測をしながら入念なインスペクションが行われる。
AL初戦、”GSS presents Sanada juyushi CUP 2017″
GS まずは1本目スタート

女子1本目

前日のドローでファーストグリッドを引いた吉井(GSS-BP)からスタート、現地をベースにトレーニングを積むだけに慣れた庭というところか57.390と目安になるタイムをだし後続を待つが、直後にスタートをきった三木(トゥゲザーアライブ)が52.420と大きくラップを更新、シーズン直前の海外遠征での成長ぶりを魅せる。

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5番手、椎葉は57.880と僅かに吉井に届かず。

6番手からは#1志鷹(OGASAKA)が53.370と三木を牽制するタイムで睨みを効かせる。7番手、丸山(AMICSS-キスイ)はスタート直後の前半のミスを取り戻せず不本意なタイムでトップ争いから脱落。

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後発から勇上が58秒台で椎葉の背後に付け、最後尾スタートからは国内に活動を戻した宮武が2年ぶりの出場、53.800と好タイムで3番手につける。

男子1本目

スタート序盤、くじ運のよい相沢(OGASAKA)が3番出走で53秒フラットと1つの目安となるタイムを計上。スタート位置からはコースの状況変化は伺いしれない。直後の5番手出走の澤井(F2/Monst)が一気に51.150とタイムを更新、直後の若林(OGASAKA)、杉本(SG Snowboa)、後藤(VOLKL)が52秒台。KIMUTOMO(F2*アルバータ)が51.600、成田(AMICSS)も51.630と混戦模様ながら順位を入れ替える。
コース中盤の難所、ドックレッグ前後では戦略をミスった選手が罠の餌食となりタイムを落とす。
ドローの後半、14番手から初のイエロービブを得た河島(UP-Z)がランキングトップの滑りを魅せつけ50.750とリーダーに踊り出、観衆を沸かす。

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続く宮尾(OGASAKA)も50.820と接敵、トレーニングを共にする懐のしれた河島にプレッシャーを与える。

淡々と下位の出走が繰り返される中、プロ最後尾付近で待つ鶴岡(ツルオカレーシング)、8年ぶりの出走に注目が集まる。
いざスタートをきるとブランクを全く感じさせない圧巻の滑りで斜面を駆け下りゴールをきると電光掲示板が塗り替えられ50.120のラップをマークしリーダーに躍り出た。

1本目終了時点でのバーン状況を確認し2本目終了後のスーパーファイナルも執り行われる運びに。
2本目のコースセットは1本目左側に併走する形でやや振り幅がきつくなり、ドッグレック手前のストレートにアプローチするバナナから覗く落ち込みピークに打たれたヒールサイドのゲートセットは選手の技量を測るかのように意趣を込められ、ゲームの展開を左右する攻略点となった。
2本目+スーパーファイナル(3本目)の下見も兼ね上位陣は思考を巡らし入念なインスペクションを開始。

2本目の上位陣オーダーは
女子
5.椎葉 4.吉井 3.宮武 2.志鷹 1.三木

男子
10.後藤 9.若林 8.杉本 7.白川 6.成田
5.KIMUTOMO 4.澤井 3.宮尾 2.河島 1.鶴岡

2本目ファイナル、順位の確定とスーパーファイナル男子8名女子4名の出場権がかかる。

優勝、表彰台、入賞、SF出場と各ポジション少しでも順位をあげたいところだ。

2本目ファイナルスタート

女子2本目

8位からフリップスタート。5番手椎葉が1本目同様57秒台で纒め足元を固める。続く吉井だが上手くまとめることができず58秒台に甘んじ椎葉に順位を明け渡す。トップグループの宮武はきっちりとタイムを叩き出し53.380、残り2人の出来次第、優勝に望みを繋ぎあとを待つ。直後の志鷹、ゴールからは見えにくいがドックレッグの入りを勇んだか、コントロールを失い落ち込み直後のゲートをくぐれずそのままDQ、ゴールすることなく優勝争いから消える。

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フィニッシュエリアで志鷹の離脱を確認し2位以上が確定した宮武、志鷹の離脱を知らずスタートしたリーダー三木は手を緩めることなく果敢に攻めドックレッグをキッチリと処理をして落とし込みの高い位置から早めにクローチングをとりゴールへ向かう。フィニッシュをきると51.170と、2本ともラップを浚い完全勝利を収めた。

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優勝 三木 つばき (トゥゲザーアライブ)

2位 宮武 祥子

3位 椎葉 奈緒美

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PTV女子2本目映像はこちらから

男子2本目

16位からのフリップスタート。53秒を挟む攻防から後藤、若林が52秒前半へタイムを釣り上げると、杉本が51.980でスーパーファイナルの座席を死守。
続く白川も51.310と上位ジャンプアップを狙う、成田、KIMUTOMOはポジションをキープ、4位につけていた澤井が気負ったかタイムが伸びずポジションを3つ落とし入賞を逃す。まだ行方の知れないトップ争い、宮尾、51.570で着実にリーダーに踊り出、残る2人のランを待つ。

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プロ初優勝が欲しい河島、優勝以外は要らないとコースイン、果敢にゲートを攻めたて危うくも得意のリカバーを繰り出しゴールへ向かう。右手を前に遠く伸ばしフィニッシュをきった河島の渾身の滑りは50.290と宮尾を大きく引き離した。

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待つ河島の見る先は、こちらも久々の祝杯を上げたい鶴岡、勝をよく知る鶴岡だけに易々と酒盃をは渡すはずもなかろう。豪快な滑りでスマートにゲートを処理し確実に速度をのせ首部を伏せながらフィニッシュを切る鶴岡。
気のせいか一瞬凍りついたかのように電光掲示がでない。息を凝らした次に表示さえた鶴岡の合計タイムは101.08と僅か0.04秒差で河島の動かないタイムの下に表示され新たなチャンピオン誕生の歓喜に沸いた。

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優勝 河島 広輔  (UP-Z)

2位 鶴岡 剣太郎 (ツルオカレーシング)

3位 宮尾 一徳  (OGASAKA)

4位 白川 尊則

5位 KIMUTOMO  (F2*アルバータ)

6位 成田 智計  (AMICSS)

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PTV男子2本目映像はこちらから

続く仕切りなおしのスーパーファイナルは男子8名、女子4名の1本取りガチンコバトル。各優勝者のみ賞金を手にすることができる。

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女子は宮武が三木を0.67秒差、男子は鶴岡が河島を0.01秒差で抑え、本戦の雪辱をはらし賞金を手にした。
ツアーの新たなステージを垣間見るような白熱したバトルが展開されております。

PTVスーパファイナル映像はこちらから

開幕1戦目より男女共に新たなチャンピオンが生まれ、新旧入り乱れて熱い闘いが繰り広げられました。
今大会を制した河島、三木両選手の今後の活躍も目が離せません。

PTV表彰式映像はこちらから

 

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競技終了後、サイドイベントとして、エキシビジョンのU-12、U-9クラスに参加した小学生選手を対象にしたミニレッスンが行われ、上位に入賞したプロと一緒にゲレンデを滑走して楽しんでいただきました。

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次の時代を担うキッズの選手にはプロ及びプロツアーを身近に感じてもらい夢を育んでもらいたいとおもいます。

次戦、8th CSBA on SNOWFESTA よませ温泉スキー場でもキッズ対象のプロ戦観戦ツアー「プロと滑ろう!」ミニレッスンのサイドイベントが開催されますのでどしどしお越し下さい。

ALL PHOTO:GOKATSU

 

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20th Anniversary PSA ASIA Snowboard Pro Tour Page プロスノーボーダー約340名を擁し、日本最大のスノーボードプロツアーを20年に渡り行っています。速く、高く、美しく…今シーズンもプロフェッショナルな滑り、大会情報を皆さまにお届けします! Official Web