スタイルだけじゃない、性能にこだわったヘルメット選びを。

意識の高いスノーボーダーほどヘルメット着用率は高い!

ウェーブセルを採用し一体型のインモールド構造で軽量化をはかったMERAK ウェーブセルヘルメット

パウダーもたくさん楽しみたいし、パークにも入ってみたい。もっとカービングターンを極めたい。シーズン突入でテンションもグングンと上がる。そんなあなたに安全のための意識と高性能なヘルメットの着用を提案したい。最近はスノーリゾートでも非圧雪エリアやツリーランエリアといった限定解放エリアも増えてきたが、滑走するにはヘルメットの着用を条件に定めているところも多い。また、高度な技を競い合うトップライダーたちの競技ではもちろんのこと、パークやハーフパイプといったフリースタイルシーンではヘルメットは常識。バックカントリーに入っていく上級レベルのスノーボーダーの間でも、ヘルメットはかなり浸透してきている。意識の高いスノーボーダーは、すでにその多くがヘルメットを着用し始めているのだ。

衝撃を吸収するウェーブセル、完璧なフィットを可能にするBOA®360フィットシステム、十分なベンチレーションなど安全性と快適さを追求した様々な機能。それでいて軽く、スマートに着用できる洗練されたデザイン

ファミリーで楽しむからこそ、安全を意識してヘルメットを被ろう

そろそろ子供にスノーボードを教えたい。子供と一緒にいろんなスノーリゾートに行ってみたい。スノーボードもファミリーで楽しむ時代が来ている。ほとんどの親たちは子供にヘルメットを着用させて、安全に滑ることを最優先している。子供に着用を勧めるなら、親もヘルメットを着用して、家族みんなで安全を意識してスノーボードを楽しむことをお勧めしたい。海外ではすでにヘルメットの着用率は日本よりも高く、ファミリーにおいてはみんなでヘルメット着用というスタイルが定着している。そんなシーンがもはやスタンダードなのだ。

ヘルメットの衝撃吸収のしくみとは?

頭部に強い衝撃を受けた場合に頭部損傷、脳への致命的な危険性を回避するのがヘルメットの役割。ヘルメットはもともと衝撃を受けた時にヘルメット自体がその力を受けて壊れることで、脳への損傷を軽減してくれるもの。だから、一度強い衝撃を受けて壊れてしまったヘルメットは買い替えが必要ということになる。そしてその一瞬の衝撃を最大限に軽減するためには、その瞬間にヘルメット自体がどう機能するかが重要なポイント。Anonで採用しているMIPSやウェーブセルといった独自の機能が働くことで、衝撃が直接頭部を直撃することなく、瞬時に力を減少させる。より安全性を高めてくれるというわけだ。

グリーンの波状の素材がウェーブセル。素材自体が3段階に形状を変えていくことで衝撃を吸収する

これがウェーブセルの衝撃吸収の仕組み!

ウェーブセル搭載のヘルメットにはグリーンの波状の素材がヘルメットの内側に配置されているのがわかる。衝撃で発生するエネルギーをこの波状の伸縮可能な素材が3段階に変形することで吸収してくれるというもの。まさに数百のショックアブソーバーが網の目のように張りめぐらされていて、頭部とヘルメットのアウターシェルを連結する構造。自動車のバンパーのように衝撃を軽減し、そこからセルが曲がってすべことにより、衝撃が吸収してくれるのだ。
第1段階>セルが曲がることで、頭部への衝撃を逸らします。
第2段階>セルが潰れることで、車のクランブルゾーンのように衝撃を吸収します。
第3段階>セルが微妙に動くことで、斜角衝撃を分散させます。

ウェーブセル自体がこのように変形することで衝撃を吸収、逃してくれる

ヘルメットを正しく機能させるために。
ヘルメットは深く被ってズレないようにフィットさせるのが正しい使用方法だ。だから、まずはサイズが自分にしっかりとフィットしていることが重要。ブカブカしていたらヘルメットと自分の頭の間に隙間が出来て、衝撃を受けた時にしっかりと機能しない。一般的なスポーツ用のヘルメットよりも、スノーボードの場合はぴったりとフィットさせるということが重要。もちろんサイズが合っていなければ滑走時にも衝撃でズレてきて、集中力を損ねるという問題が生じるので注意だ。

自分の頭にぴったりとフィットすることはもちろん、ゴーグルとのフィットも大事。グラグラしてライディング中に気になったりしないようにしよう。

快適に滑るための、ヘルメット選び方のポイントは?

まずはフィット感を高めること。より快適なフィット感を得るにはBOA®360フィットシステムがとても有効に機能してるはず。ヘルメットの上にはゴーグルを着用することもあり、ゴーグルも含めたフィット感をチェックすることはとても重要なことだ。

より快適なフィット感を得るためにBOA®360フィットシステムが大活躍。片手でダイヤルを回せば自分の頭のサイズにぴったりとフィットする

もうひとつは換気システムだ。ヘルメットはビーニーよりもずっと暖かく、寒さを防ぐという意味でも活躍してくれるが、運動して体が温まるとヘルメット内部にも熱が溜まってくる。それをスムーズに外に逃がす換気機能がしっかり搭載されているならば、幅広いコンディション下で快適に滑ることができる。さらに換気はゴーグルの曇りにも影響することなので、ヘルメットとどう連動しているが重要。Anonではヘルメットとゴーグルの連動を考え、さらにMFIのフェイスマスクまで連動してシームレス接続で機能させることまでを追求しているから、その快適さのレベルはとても高い。
さらにヘルメット脱着をスムーズにおこなえるかということも使ってみると気になるところ。グローブをしていても片手でヘルメットバックルをロックできるシステムFidlock®️が、使い勝手を大きく向上させてくれることもきっと実感するだろう。

ヘルメットはビーニーよりも暖かいので、温度調節にはベンチレーション機能が大いに役立つ

<Anonのウェーブセル搭載モデル>

MERAK ウェーブセルヘルメット
Price: ¥38,500
Size: S(52~55cm), M(56~59cm), L(60~62cm), XL(63~64cm)
Color: Black, Mendez, Grey, Blush, Sky Blue

頭部を覆うウェーブセルがしっかりとプロテクト。ヘルメット内部の換気と共にゴーグルを曇らせないような空気の流れをつくりだす。

耐久性に優れたアウターシェルと革新的な衝撃吸収性を発揮するウェーブセルを一体型のインモールド構造にした軽量設計のヘルメット。BOA®360フィットシステムを採用してフィット感に優れ、素早く、しっかりとフィットさせることが可能。19個の通気孔を備えた優れたベンチレーション機能を搭載しているので、オープン状態で空気を循環し、クローズ状態で熱を閉じ込めることで、内部の温度を簡単に調節できる。Polartec® Power Grid®フリースのライナーとイヤーパッドは速乾性と温かさを備え、一日中快適な装着感をキープ。重量480g

LOGAN ウェーブセルヘルメット
Price: ¥26,400
Size: S(52~55cm), M(56~59cm), L(60~62cm), XL(63~64cm)
Color: Navy, Black, Purple, Maroon, Magee

ウェーブセルを搭載したEPS素材採用のインジェクション構造のヘルメット。アウターシェルを軽量化することで扱いやすく、フィット感、そして耐久性にも優れている。BOA®360フィットシステムも採用し、頭部へのフィット感も簡単に調節可能。ヘルメット前方には10個の通気孔があり、前からフレッシュな空気を取り込み、後方から湿気を逃がすベンチレーション機能も装備。Polartec® Power Grid®フリースのライナーとイヤーパッド、簡単にストラップバックルの着脱が可能なFidlock®など、快適なライディングのための機能も充実。重量424g

 

WINDHAM ウェーブセルヘルメット
Price: ¥23,100
Size: S(52~55cm), M(56~59cm), L(60~62cm), XL(63~64cm)
Color: Black, Navy, Grey, Sophy Hollington White, Maroon, Purple

インジェクション成型ABSを外側に配置した耐久性にも優れたウェーブセル搭載ヘルメット。シンプルな形状ながら前方からフレッシュな空気を取り込み、後方へ湿気を逃がすベンチレーション機能、BOA®360フィットシステムによるベストなフィット感を実現する調整機能を備える。Polartec®のライナーの質感もとても良く、基本的な機能をしっかりと備えたモデル。

KIDS’ WINDHAM ウェーブセルヘルメット
Price: ¥20,900
Size: S/M(48~51cm), L/XL(52~55cm)
Color: Tropical Black, Black, Mountain Stone, Mint

キッズならではのカラーやデザインも魅力的。ウェーブセル搭載のヘルメットをファミリーでそろえて着用しよう。


ヘルメットを着用することで、安全滑走への意識を高めていこう!

ライディングの技術もアップしてくると、スピードも上がるし、難しいことにもチャレンジするようになる。でも、どんな時でも安全への意識を持っていることはとても大切。もちろん、ヘルメットを被っていればどんなことをしても絶対大丈夫ということではない。しかし、ヘルメットは確実に危険のリスクを減少させることはできるし、着用することで「安全に滑ろう」という意識を常に持ち続けることができる。滑り出す前にヘルメットとゴーグルを整え、意識を集中する。そういった集中力こそが、とても大切なのだから。

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