ジブとRが融合したハイブリットパークが舞台に! ELECTRIC ALL FLAT CASH JAM 2018 レポート。

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クリエイティブなセクションでオリジナルなスタイルが必要となった今回のイベント

2月17日(土)にELECTRIC ALL FLAT CASH JAMが開催された。毎年ELECTRICらしい斬新なレイアウトとアイテムで、全国各地から集まるジバーが激しいバトルを繰り広げるイベントだ。今回その舞台となったのは、新潟・舞子リゾート。この日のために特設パークが造成されたのだが、そこには今までにない新たなレイアウトが待ち構えていたのだった。
Photo: ZIZO

薄っすらと太陽が覗く早朝、舞子リゾートのゴンドラのある場所とは別のベースエリアの受付テントで参加者たちは正式なエントリーを済ませる。リフトで登りライダーズライトに滑り降りて行くと、そこには今までとはまるでコンセプトが異なる特設パークが展開されていた。

今年のパーク全景がこれだ! Photo: SNOWCASE
今年のパーク全景がこれだ! パークプロデュース&Photo: SNOWCASE DESIGN

従来このイベントでは、ALL FLATなアイテム(ジブアイテム)を中心にレイアウトされてきたが、今回は浅めのパイプを新たに作り、それをベースに様々なジブアイテムが設置されている。まさにR(アール)地形とジブアイテムが融合された全く新しい特設パークだ。そのレイアウトから、Rをうまく使いながら流れの中でジブへエントリーしなくてはならない、総合滑走能力とクリエイティブさが求められるものだった。
これは新しい。浅いパイプのボトムには、存在感のある赤松の木が1本だけ立ち、ボタニカルな雰囲気を出しながらも、もちろんその木にも当て込める。両サイドのプラットホーム上には、三段レイルやフラットレイル、その流れでヒップやウォール、フラットダウンエルボーレイルが設置されている。
参加者たちは、早速そのオリジナルパークをインスペクションするのだが、「どのアイテムから、どんな流れでセクションを攻めよう?」。慣れないレイアウトに少し戸惑いながらも繋げられるベストなラインをイメージしていく。

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Rの流れからシンプルなフラットレールでどんなトリックを放つのか?
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Rを繋いだ先にELECTRICウォールが待っている

このイベントのルールは簡単だ。各ヒートどのアイテムで何をするかは自由。ELECTRICライダーたちがそれぞれのライディングを常にチェックし、キャッシュという名のオリジナル・マネーを、クールなライディングをした人へ渡していく。ヒート中にそのキャッシュをより多く集めた者が、ファイナルラウンドへと進むことができる。とにかくライダーたちにヤバいライディングを見せつけた者勝ちというわけだ。1発の大技で大量のキャッシュをGETすることもできるので、いつ何が起こるか分からない目が離せないセッションイベント。しかもフリーエントリー&フリーランチだというこもと加筆しておく。

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ELECTRICライダー、右から、高尾翔馬、戸田真人、小川凌稀、飛田流輝
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ヤバい滑りを見せたもん勝ちのALL FLAT CASH JAM
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ガッツリとキャッシュをGETする安永 楓
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ジャッジを担当し、イケてるライダーへキャッシュを渡す高尾翔馬(左)、小川凌稀(右)

ジャムセッションがスタートし、滑りながら少しずつラインが見え始めた参加者たち。が、しかし。心配されていた天気予報は見事に的中してしまう。セッションが進んでいくと大粒の雪が降り出してきた。見る見るうちに、その降雪は勢いを増していく。そんな中、全国から集まったジブ自慢の参加者たちは磨き上げた自分のスタイルをELECTRICライダーたちに見せ付けるべく、大雪を吹き飛ばすアツいセッションを繰り広げた。

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大雪なんて関係ない!とにかくアツいセッションが繰り広げられた
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一番最初のアイテムは三段レイル。一番会場を沸かせたスポットだった
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大雪の中、カメラのストロボを浴び、スタイリッシュにレイルをメイク
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一番下部にあったフラットダウンエルボーレイル
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ガールズで唯一表彰され、3位に輝いた森田アヤナ

予選の各ヒートが大雪の中決行されていったが、メンズ予選が終わりガールズ&キッズヒートの頃には雪の状況がかなり酷くなり、急遽予選を勝ち上がったファイナルと同時に行うことになった。
パイプ状のボトムには雪がたまり湿雪でスピードコントロールも難しい。より高度なラインどりが必要になっていく中、湯沢をベースに活動するMIZOUクルーの安永兄弟(楓と颯)は、クリエイティブなラインで巧みにRを使いこなしていた。ジブセクションをスタイリッシュに攻めると、ウォールやリップでバックフリップを披露する楓。ワンフットで三段レイルを攻め、エルボーレイルでトリッキーな360アウトをする颯。そんな各セクションを創造力豊かに攻める姿は印象に残った。また三段レイルのジブセクションで、完璧にボードをコントロールする山本コンラッド、そして全セクションで安定感のあるライディングを魅せた神宮寺 海斗が、誰よりもキャッシュを多く集め見事優勝を手にした。

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終始、創造力溢れる滑りを見せた安永 楓のワンフット
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ジブセクションを流れで繋ぎヒップでバックフリップを放つ安永 楓
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一際異彩を放つスキルを見せ付けた次世代ライダーのひとり山本コンラッド
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安定感のある滑りで見事優勝を勝ち取った神宮寺 海斗
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仲間で最後までイベントを楽しんだ参加者
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攻め続けたジャムセッション後のリラックスショット
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ELECTRICライダー Whith タイラー・リンチ&フレンド
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飛田流輝(左)と、優勝の神宮寺 海斗(右)

今回のイベントで感じたことは、ここ南魚沼・湯沢エリアでメンズ、ガールズともに次世代のネクストライダーたちが頭角を現し、新たなシーンが生まれつつあるということだった。その中で、今回のセクションは非常にインパクトがあり、彼らが持つ創造力とスタイルを引き立たせていた。このセクションに苦戦するライダーはもちろんいたが、クリエイティブにメイクする者もいる。ジブセクションでも高難易度のトリックやスタイルが求められる一方で、オールランドに滑れる総合滑走能力も必要になっていくということなのかもしれない。そんな新たな時代を感じさせてくれたALL FLAT CASH JAM。ぜひ次回も最先端なアイテムの中で、次世代ライダーたちの活躍に期待したい。
近日中にオリジナルムービーもUPするので乞うご期待!

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ガールズのレベルの高さににも驚いた
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オリジナリティー豊かな安永 颯のトゥーイーク
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次世代を担う若手ライダーの面々

 

来期のFREERUN本誌(掲載月は未定)では、今大会のベストショットを数ショット2ページで掲載する。今回は悪天候の影響もあり、上位入賞者だけのクローズフォトセッションではなかったので、予選、ファイナル、フォトセッションを通して、ベストなショットを選んで掲載するので、こちらもお楽しみに!

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飛田流輝のバランス感が半端ないレイル捌き
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オリジナリティ溢れる安永 颯のワンフット
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上位入賞者とELECTRICライダーで集合ショット

リザルト
1位 神宮寺 海斗
2位 安永 楓
3位 森田アヤナ
ベストトリック賞 安永 楓

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大雪の中、最後までお疲れ様でした!


ELECTRIC ALL FLAT CASH JAM 2018

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