アマチュア最強ライダーを決める!! AM JAM 2017 レポート

アマチュア最強ライダーを決める!! AM JAM 2017 レポート

前回多くのアマチュアスノーボーダーで賑わい、しのぎを削ったAM JAMが今年も開催。今年もSHOPやブランドからスポンサードされていないアマチュアのみが集まった。前回オープンクラス優勝者はともにスポンサードを受けライダーとしての道を踏み出した。アマチュア最強の座を掴んだのは誰か!今年のAM JAM 2017をレポートする。

Photo: yoshitoyanagida.net
Photo: yoshitoyanagida.net

昨シーズン初めて開催され、大いに盛り上がったAM JAM。今年もメンズオープンクラスのエントリーは開始6分で埋まってしまうほどの人気ぶり。前回優勝者はこのコンテストをキッカケにスポンサーをゲットしライダーとしての道を歩み始めた。この大会はライダーを目指すアマチュアライダーにとっての貴重なチャンスだ。

Rider: Mikuto Yamamura まずはライダー達がデモジャンプで魅せる
Rider: Mikuto Yamamura まずはライダー達がデモジャンプで魅せる

開会式は雪模様。今回の舞台は2WAYの2連キッカー、小キッカー(5m&5m)はビギナークラス、大キッカー(10m&12m)はオープンクラスで争われる。メインジャッジを務めるのは岡本圭司。そして脇を固める4人のジャッジは神立高原スキー場のプロディーサー石川敦士、BEERといえばこの男BREW代表中村貴之、First Childrenのクルーとして長年日本のビッグエアーシーンを引っ張ってきたCVBことチョコバニラボール新井、そしてRe: クルーの1人でありスケートもスノーボードもノレてる壁田竜一が担当。MCは昨年度と同じくツユさんこと露崎訓史とNAOYAの2人。

ジャッジテントから目を光らせるライダー達。時折MCとの軽快な掛け合いでギャラリーを笑わせてくれた
ジャッジテントから目を光らせるライダー達。時折MCとの軽快な掛け合いでギャラリーを笑わせてくれた
スタートエリアで待機する選手達
スタートエリアで待機する選手達

まずは、公開練習。雪が降りしきる難しいコンディションの中選手たちはキッカーに合わせて飛んで行く。この日の天候はかなりの気まぐれ。朝はかなりの量が降り積もっていたのに昼頃になると一気に快晴にそして夕方にかけてまた曇ったり、散らついたり。一時はジャッジからライダーが見えなくなるくらいまで降り積もっていたのが嘘のよう。

ビギナー男子4位の岩崎晃汰もいいスタイルを魅せていた
ビギナー男子4位の岩崎晃汰もいいスタイルを魅せていた
前回同様3位に入賞した川上蒼斗、来年こそ悲願の優勝を誓う
前回同様オープン男子3位に入賞した川上蒼斗、来年こそ悲願の優勝を誓う

まずは、ビギナーのJAMセッションから。ビギナーのクラスの年齢層も様々。大人から子供までが競い合う。ビギナークラスで大切なのは、出来るトリックをしっかりとメイクすること。グラブでスタイルを出すのも360をしっかり決めてくるのも自由だが、ランディングで立てなければ得点は伸びない。ジャムセッションの中で、メイク率の高いライダーは順当に決勝に進出していた。難しいトリックに挑戦するのも大事だが、ビギナークラスではまずしっかりと2連ジャンプをメイクしていくことが決勝進出への鍵だ。

オープン男子2位に輝いた上原拓也、ダブルコークをメイクし大会を楽しんでいた
オープン男子2位に輝いた上原拓也、ダブルコークをメイクし大会を楽しんでいた
オープン女子3位に入賞した荒谷梨乃、グラブもキッチリ決まってNICE STYLE
オープン女子3位に入賞した荒谷梨乃、グラブもキッチリ決まってNICE STYLE

オープン女子、オープン男子ともいえるのが初開催だった昨年よりかなりレベルが上がってきていたということ。オープン男子は今年も昨年度同様、720をメイクできるかどうかが決勝進出への鍵だったが、今年は左昨年度以上にコンディションが難しかった。その中で、コンディションにしっかりと適応しトリックをメイクできていたかも重要なポイント。ジャッジが見ていたのは、つなぎの部分。1個目のトリックと2個目のトリックをいかにスムーズかつ綺麗なトリックで繋いでいるか。1個目が低回転で2個目にダブルコークをメイクするより、1個目と2個目をそれぞれ高回転で綺麗に繋いでいる方が得点は高い。オープン女子では、雪の降ったコンディションでスピードが十分じゃなく飛距離が出ない選手も見られたが、その中でしっかりと飛距離を出し、ランディングするスキルも決勝進出には必要だった。

ビギナーガールズで優勝した植木玲名。360をビタメイクし見事優勝を果たした
Photo: yoshitoyanagida.net ビギナー女子で優勝した植木玲名。360をビタメイクし見事優勝を果たした
ビギナー男子優勝の山口雄志。スタイルあるスピンで安定感は抜群
ビギナー男子優勝の山口雄志。スタイルあるスピンで安定感は抜群

ファイナルは2本のうち1本のベストランで勝負が決まる。昨年度同様、勝ちを狙いにって高難度な技に挑戦するのか、それとも自分のできるトリックで完成度を上げていくのかAM JAMでの勝負の分かれ目だ。ビギナークラス女子は綺麗に360をメイクした植木玲名が、ビギナーメンズはスタイルを出したスピンを見せた山口雄志が優勝を果たした。オープン女子決勝は、360の完成度をどれだけ高くメイクできているかで結果が分かれた。2個目のキッカーでは360をメイクし、1個目のキッカーでどれだけ完成度の高いトリックでつなげているかが入賞できるかどうかを決めていた。女子で優勝したのは若干10歳の村瀬由徠。まだまだ小さい体ながら、キッカーで綺麗なスピンを回す姿が印象的だった。
オープン男子決勝は、高難度なトリックも飛び出した。アマチュながらダブルコークをメイクする選手や900をメイクする選手などレベルが高い。その中で優勝したのはこちらも若干11歳の長谷川 帝勝FS720からBS900という高難度なトリックをパーフェクトにつなぎ見事優勝を果たした。

Photo: yoshitoyanagida.net オープン女子で優勝した村瀬由徠。360をビタメイク
Photo: yoshitoyanagida.net オープン女子で優勝した村瀬由徠。360をビタメイク
オープン男子優勝の長谷川帝勝。高難度なトリックをメイクし、次世代の台頭を感じさせた
オープン男子優勝の長谷川帝勝。高難度なトリックをメイクし、次世代の台頭を感じさせた

今回のAM JAMはオープンクラスの優勝者が2人とも10代前半の小学生という結果に。次世代の台頭を感じさせる大会だった。選手の中には、シーズンの目標をこのコンテストに定めている選手の姿もあった。目標を持ちながらスノーボードをするのは上達への近道だ。来シーズンの集大成としてこの大会にぜひトライしてみては!

RESULT

OPEN MEN
1st 長谷川 帝勝
2nd 上原拓也
3rd 川上蒼斗

_YOS5003
Photo: yoshitoyanagida.net

OPEN GIRL
1st 村瀬由徠
2nd 湯本志穂
3rd 荒谷梨乃

_YOS4955
Photo: yoshitoyanagida.net

BEGINNER MEN
1st 山口雄志
2nd 平井里空
3rd 祖父江 省吾

_YOS4922
Photo: yoshitoyanagida.net

BEGINNER GIRL
1st 植木玲名
2nd 加藤 陽乃花
3rd 小池遥子

_YOS4913
Photo: yoshitoyanagida.net
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