あの超巨大スパインが帰ってきた!AIR MIX2017 RECAP!!

AIR MIX 2017 RECAP!!

_MG_7699-2

国内最大のスーパースパインとキッカーでおこなわれるSUPER SESSION AIR MIXが帰ってきた!今年もGALA湯沢にAIR MIX名物、巨大スパインが完成。前回、角野友基によるBS360でのスパイン全越えという衝撃のトリックで幕を閉じたAIR MIX。果たして、今回はどんなドラマが生まれるのか。多くのトップライダーとアマチュアスノーボーダー達が参加し、ガチンコバトルが繰り広げられたイベントの模様をお届けする。
Photo: Kentarou Fuchimoto

AIR MIX名物巨大スパインが帰ってきた。AIR MIXは国内トップライダーとアマチュアスノーボーダー達でおこなわれるキッカー&スパインバトル。昨シーズンは雪不足のため開催されなかった大人気コンテストが1年ぶりに開催。アマチュア、そしてインビテーションなしのライダー達のAIR MIXは3月18日の土曜日から始まった。スーパーファイナルがおこなわれるのは3月20日の月曜日。予選から勝ち上がって行くライダーは優勝するまで多くの本数を飛ばなければならない。ランディングの位置をミスれば大惨事のこのスパイン。それでも下克上を狙うライダー達は、このスパインに立ち向かって行く。

キッカーそして巨大スパイン。高さとスタイルを競い合う
キッカーそして巨大スパイン。高さとスタイルを競い合う

予選から勝ち上がったライダー達は3月19日のセミファイナルへとコマを進める。過去準優勝の経験もあるCAPiTAライダー大磯勇樹、グーフィーフッターでスタイルあるトゥイークで会場を沸かせた久保田空也などのライダーは順当に勝ち上がってきた。セミファイナルから各メーカー推薦のライダー達も参加し、予選から勝ち上がったライダー達としのぎを削る。推薦ライダーは、前回大会で怪我を負いながらも戻ってきたSALOMONライダー関口 敬やGALA湯沢のディガーを務める阿部貴文、そしてAM JAM 2017の優勝者である若干11歳の長谷川 帝勝らも参戦。女子の予選もこの日におこなわれ翌日のスーパーファイナルへとコマを進める8名のライダーが決まる。この日は雪のコンディションがかなり難しいコンディションだった。その中でも板を走らせ、高さ・スタイルを出していたライダーが20日のファイナルへと勝ち上がっていった。

スタートエリアからスピードをつけ、巨大スパインに挑むライダー達
スタートエリアからスピードをつけ、巨大スパインに挑むライダー達
今回のMCを務めたのはSBN FREERUNでもお馴染み藤沼 到とAIR MIXといえばこの人ライオ田原
今回のMCを務めたのはSBN FREERUNでもお馴染み藤沼 到とAIR MIXといえばこの人ライオ田原

20日のファイナル。MCのライオ田原がしきりに言っていた「イベントは天気8割!」の言葉のごとく気持ちのいいピーカン。朝の寒さで板はかなり走りやすいパーフェクトコンディション。ついにやってきた最終日は絶好のAIR MIX日和。なぜかファイナルは毎回晴れるのがAIR MIX。この日から参加するスーパーインビテーションライダーは豪華なライダー陣がずらり。前回優勝者で圧巻のパフォーマンスを見せた角野友基。前々回の優勝者である谷口貴裕。AIR MIXといえばこの男、Mr.全越え 石田貴博なども参加。ファイナルを勝ち上がると待っているのがノックダウンのスーパーファイナル。予選から勝ち上がりのライダー、メーカー推薦、スーパーインビテーションのライダーが揃ったファイナルはかなりの激戦。誰もがスタイリッシュなジャンプを見せる。ライオ曰く「キッカー3割、スパイン7割」がAIR MIXのジャッジスタイル。どれだけぶっ飛びスタイルを見せてくるか。それで勝負が決まる。

多くのギャラリーが歓声を送る
多くのギャラリーが歓声を送る
前回大会3位の関 貴英、今年もスーパーファイナルまで勝ち上がりぶっ飛びっぷりを見せてくれた
前回大会3位の関 貴英、今年もスーパーファイナルまで勝ち上がりぶっ飛びっぷりを見せてくれた

スーパーファイナルまで勝ち上がったのは16名。予選から勝ち上がったのは3人。南魚沼出身の若手ライダー神宮寺海人、グーフィーフッターでCOOLなトゥイークを魅せた久保田空也。そして、グーフィーフッターながらバックサイドエアーで飛び続けた鈴木拓巳。スーパーインビテーションライダーが10名。メーカー推薦ライダーが3名が勝ち上がった。

予選から果敢に攻め続け、そのスタイルで会場を沸かせた久保田空也
予選から果敢に攻め続け、そのスタイルで会場を沸かせた久保田空也
まだ16歳ながら、スキルの高さを見せつけスーパーファイナルまで勝ち進んだ神宮寺海人
まだ16歳ながら、スキルの高さを見せつけスーパーファイナルまで勝ち進んだ神宮寺海人

ノックダウンのトーナメントは抽選により決定する。1回戦、久保田空也 vs 関口 敬。関口 敬のぶっ飛びトゥイークに対して空也もぶっ飛びでスタイルあるエアーを魅せた。僅差で関口 敬が勝ち上がった。続いて、石田貴博vs神宮寺海人。貴博はキッカーをストレート抜けで直下ってきた。もしやもしやとギャラリーも沸き立つ中、ストレートでぶっ飛びでスパインを全越え。この日初めてスパインを全越えしてきた貴博の滑りにこれぞAIR MIXと言わんばかりの盛り上がりを見せた。続く3回戦は、阿部貴文と角野友基。前回伝説のBS360全越えを見せた友基、スパインでSUPER BIGなトゥイークを見せるもランディングでミス。前回優勝者が1回戦で敗れるという波乱の展開となった。

前回のAIR MIXで怪我を負った敬が戻ってきた。準決勝では惜しくも洸平に敗れたがそのスタイルにギャラリーは釘付け
前回のAIR MIXで怪我を負った敬が戻ってきた。準決勝では惜しくも洸平に敗れたがそのスタイルにギャラリーは釘付け
1人だけ異次元の高さを見せつけた友基。トレインのラストではBS720での全越えを見せた
1人だけ異次元の高さを見せつけた友基。トレインのラストではBS720での全越えを見せた

WOMEN’Sの決勝まで勝ち上がったのは超新星の若手ライダー村瀬ココモと佐藤亜耶。村瀬ココモは地元魚沼の星野文香を、佐藤亜耶は北海道からやってきた権藤瑞貴に勝ってきた。決勝ではキッカーで高回転を持ってきたココモに対して、亜耶はスタイル勝負。バッチリと高さもグラブも決まったエアーをスパインでメイクし会場を沸かせ優勝を果たした。

WOMEN'Sクラスで優勝した佐藤亜耶。ガッツリスタイルの入ったエアーはメンズ顔負け
WOMEN’Sクラスで優勝した佐藤亜耶。ガッツリスタイルの入ったエアーはメンズ顔負け

決勝まで勝ち上がってきたのは工藤洸平と鈴木翔太の2人。洸平は鈴木拓巳、阿部貴文、準決勝で関口 敬に勝ち上がった。翔太は、前回3位の関 貴英、準々決勝で増田塁揮、そして準決勝でスイッチであのスパインを攻め続けた村上史行に勝ち決勝まで進んできた。それぞれの勝負にドラマがあるのがAIR MIX、どの勝負もオモシロい。決勝、先行は鈴木翔太。ここまでクリーンな滑りでメイクし続けてきた翔太のランディングが乱れた。後攻の洸平はレギュラーだが、バックサイドで攻めてパーフェクトなランディング。この日1番のランを決めた。直後、ギャラリーからはちょうどランディングは影に隠れていたが、スムーズに滑ってきた姿で大歓声。その結果、見事工藤洸平が初の優勝を果たした。

高いメイク率で勝ち上がってきた鈴木翔太。決勝はまたしてもドラマが生まれた
高いメイク率で勝ち上がってきた鈴木翔太。決勝はまたしてもドラマが生まれた
sbn-airmixw26kouhei
多彩なスタイルを見せつけ、初優勝を果たした工藤洸平。Congrats!!
sbn-airmixw27
名勝負を繰り広げた2人は健闘を讃えあう

毎年、見ている方もオモシロいAIR MIX。勝負だけではなく、デモランも魅力的で面白い。ライダー達によるトレインの迫力は生で見ると圧倒される。また来年もあの名物スパインで数々のドラマが繰り広げられるだろう。

優勝した洸平を囲んでの1枚。AIR MIX2017も最高の終わり
優勝した洸平を囲んでの1枚。AIR MIX2017も最高の終わり

初優勝の佐藤亜耶。姉妹対決は来年に持ち越し?
初優勝の佐藤亜耶。姉妹対決は来年に持ち越し?
初優勝の洸平。今年も多くのドラマが生まれた
初優勝の洸平。今年も多くのドラマが生まれた

AIRMIX 2017 RESULT
MEN’S 優勝 工藤洸平 
MEN’S 準優勝 鈴木翔太 
WOMEN’S 優勝 佐藤 亜耶
WOMEN’S 準優勝 村瀬 心椛 
GOPRO HERO OF THE DAY  石田貴博 
BEST TRICK CONTEST supported by AbemaTV 宮澤  悠太朗

シェア
SBN FREERUN(フリーラン)はSNOWBOARD NETWORK=SBNとSNOWBOARDERS LIFE FREERUN(フリーラン)を融合させた国内最強のスノーボード専門Webメディアです。初心者からエキスパートまで、レベルを問わず、スノーボード・スノボの楽しさを伝え、スキルアップをはかるためのたくさんの情報を発信していきます。スノーボード専門誌FREERUN(フリーラン)ならではの視点で、日本、そして世界各地から発信される最新の話題も含めて、クォリティの高い、面白いコンテンツを数多く提供。365日スノーボードを中心にアクションスポーツを楽しんでいけるライフスタイルをサポートしていきます。