063かれこれ 4 回目となった北海道パウダーベルトを巡る旅。第 1 回目は CAR DANCH メンバーとしても知られるオレンジマン(山内一志)と中川伸也の 2 人との濃密な 6 日間の旅から始まり、2 ~3回目には新たなメンバーのシャークボーイ(土井隼人)も加わった。まるでドラクエのように旅する仲間が徐々に増えてゆき、パウダーベルトの山、ゲレンデ、街と様々なオススメスポットを巡ってきた。しかも、毎年この撮影は 3 月初旬~中旬にかけておこなってきたのだが、必ずアレがあるのだ。そう…‥パウダーだ!この時期の本州にいたってはもう完全に春モードのイベントタイムに突入する頃。しかし、パウダーベルトに行けば必ずパウダーにありつける。それはこのエリアが持つポテンシャルと、とてつもない経験を重ねた究極のパウダーハンターと言わんばかりのライダーたちと旅ができているからだろう。 そして今年の撮影には、さらに新たな CAR DANCHI メンバーが加わった。日本フリースタイルシーンを牽引するレジェンド、ウエさんこと植村能成。そして、BAGWORM(ミノムシ)ネームでオリジナル額縁などの木工アートを手がける一面も持つミノッチこと見野雄祐。さらにさらに、ジュニアの愛称で親しまれ、海と山のコンディションの良い場所を常に求め続けるスノーサーファー 山田一正。と、この豪華なメンバー3人も仲間に加わり、3/12 ~ 14 の 3 日間をパウダーベルトで撮影することになった。 撮影前日の午後、前半の撮影場所となった「星野リゾート トマム」にライダー全員が集結。承知のとおり、昨シーズンは記録的な暖冬によってトップシーズンである 2 月はどこも撃沈‥。そんなこともあり、本州から来た自分は「さすがに今年パウダーは厳しいだろう…」という予想をしていたが、オレンジマンからは「今年もいいタイミングでパウダー滑ってますよ!」といきなりポジティブな話。さすがパウダーベルト、ちょうどこの日もトマム周辺はうっすら雪が積もりだしていた。 トマムでは過去 3 回の撮影でキャット、ゲレンデ、リゾートと、ほぼ全ての撮影をしてきた(いつもしっかりパウダーはメイク済み!)。それもあり、今回もキャットは乗るとして、それ以外の新たな撮影ネタを探していると「里山」というキーワードが出てきた。それには普段から各エリアの里山の斜面をハントしているメンバーたちも「いいですね!」と賛同。それぞれがトマム周辺の目ぼしい山を数ヶ所リストアップし、事前のロケハンやローカル情報などを集めていく。すると、中でもトマム近隣で比較的アクセスしやすそうな里山が候補に出てきた。ここではスポット名は伏せるが、山の標高から地形、滑る斜面の向き、車を停める場所、ハイクルートなど… 様々な情報を、山のスペシャリストである CAR DANCHI のメンバーたちが意見を出し合い、明日はその里山の斜面をアタックすることになった。SESSION左 か ら ミ ノ ッ チ、オ レ ン ジ マ ン、ウ エ さ ん( セ ン タ ー)、シャークボーイ、ジュニアと「ドライパウダーを撒き散らすトマムキャット」メンバーが極上CAR DANCHI!CAR DANCHIメンバー集結!
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