ELECTRICのスノーゴーグルの頂点に新たに君臨するモデル、ROTECK

これまで多くのライダーや全国のショップの方々とゴーグルの話になると、「ELECTRICのレンズは見やすい」という声をよく耳にしていた。そんなレンズがさらなる進化を遂げ、ELECTRICのスノーゴーグルのラインナップに新たに加わるROTECKに搭載されることとなった。その名もTUNED LENS。このレンズには、例えばブルーライトのように他の可視光に比べると乱反射しやすく雪面の凹凸の視認性を低くしたり、目の疲労度を高めるような特定の色を光の波長から取り除くという働きがある。目に飛び込んでくる光を適正なものにチューンしてくれるのだ。おかげで、滑りながら次々に現れる地形や刻一刻と変化する雪面状況が、よりクリアに、よりクッキリと見えるというわけ。もちろん、これまでのレンズ同様に、高性能なくもり止め効果、キズ防止などのコーティングはそのままに、フレームのカーブに合わせてレンズを湾曲させず、レンズをフレーム形状に成型したモールドインジェクティッド製法も採用されている。視界に歪みが生じず、なおかつレンズ自体の透明度が高いのはそのおかげだ。ちなみに、調光レンズがラインナップされているのも、このモデルのみ。この高性能レンズのメリットを最大限に活かすため、ある工夫がフレームにもほどこされている。それが、フレームとストラップの間に搭載されたアウトリガーだ。フレームに直接ストラップが取り付けられている場合、ゴーグル装着時に多少なりともフレームに歪みが生まれてしまう。そうするとレンズも歪んでしまうが、それをアウトリガーが防いでくれる。また、アウトリガーによってサイドフレームが存在しないので、横方向の視界がかなりワイドになっているのも特徴のひとつ。その広さは、ELECTRIC史上最大だそうだ。
そして、フィット感に関しても非の打ち所がない仕上がりになっている。フレームは手で軽く力を入れるだけでグニャグニャと曲がり、低温でも硬くならない素材・TPU(Thermo Plastic Urethane)を使用したことで異次元の柔軟性を誇り、ノーズブリッジ部にスリットが入っているためどんな顔にもフィットしてくれる。しかも、肌に直に触れる部分には、肌触りがよくアレルギーを引き起こしにくいポーラーフリースを採用。加えてフォームも硬さの異なる2種類のスポンジを使用した3層構造で、転倒時の衝撃をやわらげてくれ、さらにノーズ部分には1層のスポンジを追加し、ジャパンフィット仕様になっている。まさに、何から何まで至れり尽くせり。

モデル名こそローテクとも読めるけれど、その性能はブランド史上類を見ないほどのハイテックなモデルとなっている。それがROTECKだ。

ELECTRIC
ROTECK
Frame Color: MATTE GLACIER(左)、STATIC BLACK(右)
Lens Color: ATOMIC CE(左)、AUBURN RED(右)
Price: ¥28,600(調光レンズ: ¥37,400、LURKINGCLASS COLLAB: ¥31,900)

3層の異なるレイヤーでフィット感を向上
フェイスフォームには、硬さの異なる2種類のスポンジに加えて、顔に触れる部分にはポーラーフリースを使用した3層構造になっている。これが快適なフィット感に繋がっている
アウトリガーがあることによって……
フレームとストラップを繋ぐアウトリガーがあることで、装着時にフレームやレンズの歪みを防いでくれる。また、サイドフレームがないので視界も広くなっている
包み込むような装着感
あえてストラップをバックル式にしなかったのは、頭を包み込むように優しくホールドするため。すべては快適なライディングのために!
レンズのベンチレーションが3つも!
レンズ自体にベンチレーションが3つも存在するのは、レンズとレンズの間のくもりを防ぐためだ

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