Couloir of the week

32°F=0℃

摂氏とファーレンハイト

センチとインチ

リッターとガロン

キロとマイル

メートルとフィート

1oz=28g 1pond=453g

車は右側 ハンドルは左側 変わらないのは天の川 なんつって


-5°F=-20℃

標高3000m以上の同じエリアに3日間モービルで通ってだいぶこっちの地形にも慣れて来た。

今日はライアンのとっておきのクロアール(岩の割れ目。)へ行こう。ということで

サブジェクトハーカンセンが撮影されたエリアへ。。うわー、ビデオで見たよ。。。

こんな感じの場所だったんだ。。

と、想像していた世界と目で見てる世界が一致することを確認できる。

あの近くへ


The Couloir of the week.

先週も一発クロアールをハイクしてディセントしたけど

今週も一発。

週に一本クロアール滑ったらすごいシーズンになるね


ライアンは先週のより短いしラクだろう、といったが

全くそうではなかった

ハンパなくスティープ。パウダーの下はアイス。クロアールのてっぺんにはコーニス。

前2日晴れて45°Fまで上がったけど崩れなかった。という情報を踏まえて、今日はめちゃんこ寒いし日が当たっても大丈夫だろう。でも崩れることを考えながら慎重にラインを考え一歩一歩登って行く。

アイゼン、ピッケル欲しいよってくらいなのに、スノーシュー、ポールすらナシで

おれたちはスノーボーダーだ F%$K Poles!! って感じのまま

何度も危険なパートを越えて行く。

一歩一歩蹴り込む足を、踏み外したら登った分全部滑落することになるしタダじゃすまない。
というか、、

戻るべきか、少しは考えつつも、ゴール


あのシマシマは例えば何百年ごとに積み重なった地面が突然なのかゆっくりなのか隆起したわけで(化石を探したけど、、

そのシマシマを一度に通過するっていうのは

何千、何万年の時を%#”0#%”&#)’”%’

これに乗ればさっと下まで降りれる。


あちら側へ通じるスキマ スキニーじゃないと行けない。


さてさてクロアール全体に日が射して氷っぽかったパートも少しはやわらいだんじゃないか、ってことで

まじでこんなとこでカメラでも落としたらおむすびころころどころか大破するだろう

1ターンごと命がけだよ。

なんでこんなエクストリームなんだ!

ライアン!

ちなみに、こういう、地味なのに危険なクロアールミッションにつきあってくれる仲間が、ダレルという犬ぞりレースやったりエクストリームスノーボーディングというかアドベンチャーみたいなスタイルのやばいパイセンぐらいしかいない。仲間はみんなスポンサーのために撮影をするのでクロアールは好かれないのだ。地味だから。

それでおれを誘って行く辺りどういう扱いなんだろうって感じもするけど、実際好きではある。

日本でも狙っている。もちろん。

クリフも、ピロウも、オープンワイドもツリーも好きだし、クロアール攻めるのも好き。ただ滑り降りるだけで地味で撮影が難しいけど、。若者であのクロアール行きたいんすよ〜ってやつがいたら、シブい。

クロアールは、深い。

コンディションが良くて、チョッカれたとしたら、自分の限界を超えたときの喜びが得られるだろう。特大ジャンプやトリックの初メイク、サイコーブカブカパウの時のように。。

無事降りるだけで生きた心地がするし、

その降り方がリスクとスキルとギリギリ攻めれたなら満足するだろうしビビったりミスしたら自分はなんてダサイんだ、、と苛まれる。が、どっちみち次へのエネルギー源になることは間違いない ってことは地面の割れ目クロアールはおれにとってパワースポットか?!

生きてる。って感じる。

普段死んでるつもりはないんだけど


うーん。

まずヒールから入るかトーサイドから入るか、、、、

右は南東面で下の雪が固いだろう。
左はセッピの下で吹きだまりパウダーサイコーだけどバサッと崩れたとしたらかなりあり得ない 、、うーん。。

スピード出したら落とせないし中盤に氷のパートとセットで真ん中に岩、というのもある。。から、絶対にこけれない。

でも、ずっと、急斜でのカーブだから、全てのターンがサイコーに感じる

ただ曲がるだけで大変ないろいろがあるクロアール

IONでPOVムービーREC中なのでそのうちこの滑りも公開できたらな と思います。