アップデートから3年!20-21の「sLAB.ONE」の実力は?

3年前に大幅アップデートし、さらなるホールド力、レスポンス性能、耐久性を手に入れたハイエンドモデル「sLAB.ONE」。今季は新たに、ハイバックかぶにアルミ製のヒールカップを備えたアルミヒールカップハイバックを搭載。これまで以上にダイレクトなレスポンス性能を発揮するモデルへと進化を遂げた。
実際に使用しているライダーたちは、新しい「sLAB.ONE」についてどのように感じているのか。今季の「sLAB.ONE」の実力に迫る!

実際に使用して
新しいモデルは
どんなところが進化した?

くるぶしから下のグリップ性能が進化しました。ヒールサイドターンでは、アキレス腱付近でエッジを押していく動作が大事になるのですが、それらの操作がしやすくなりました。【臼井裕二】

  アルミヒールカップを搭載したハイバックに変更されたことで、ホールド感が向上。ヒールサイドターンでの力の伝達力が向上して、自分の直感的な動きに反応してくれるようになりました。【谷口 潤】

  ハイバック下部がアルミになって、レスポンスが今まで以上に速くなりました。剛性も強くなり、よりパワフルなライディングができるように感じます。ハイバックのトップの部分は柔軟性もあるので、足への負担も軽減されているように感じます。【鈴木瑠奈】

 

アルミベースプレートが
すべりにプラスになっていると
感じるポイントは?

アルミベースがしっかりしていて、ハイバックとのバランスがほどよい感じです。 ホールド感がいいのに、足が動く。3Dに動ける感覚です!【石川敦士】

  素早く反応してくるので、自分のタイミングを作ることができます。【谷口 潤】

 

高いホールド、レスポンス、
耐久性はすべりを
どうサポートしている?

綺麗なバーンではボードから体を離してエッジングできるようになりました。不整地などではスピードを出しても安心して乗れます。これはバインディング自体の「捻れ剛性」の高さの恩恵だと感じてます。遠くても、近くてもそれぞれに正確に反応してくれている証拠だと思います。【臼井裕二】

  私が参加するコンペティション、高速カービングを求められるレースや繊細なターンコントロールを必要とするテクニカルにおいて、このモデルのホールド性、レスポンスは非常に有効だと思います。【谷口 潤】

  ターンに入る時、レスポンスとホールドの面で一切ズレがないので競技中どんな状況に直面しても直ちに対応できる自信をくれます。ワンシーズン、フルで使用しても1度もパーツが壊れたことないので大会中、マテリアルの心配をせずに滑りに集中できます。【鈴木瑠奈】
 

どんな人に
新しい「sLAB.ONE」を
おすすめしたい?

バチバチのバーンを捉える動きもできるし、パウダーのような柔らかい雪面も3Dに捉えられる動きができます。ジャンルに捉われず色々な環境でしっかりとすべり込みたい人にはおすすめです!【石川敦士】

  フリーライディングを中心とした、スピードに対してのステップアップを考えている方に特に試して頂きたいモデルですね。このバインディングの長所は操作感が雪面に近いという所。車高の低いスポーツカーが気持ち良くカーブを曲がる時の様な体験ができます。エッジングの感覚も掴みやすいので逆エッジも減ります。総じて、エッジングの領域が広がると言う所がおすすめです。【臼井裕二】
  カービングを始めた人などは足首のホールド性を求めている方が多いと思います。ボードとの一体感を感じることができる、このモデルならではのホールド性を感じてもらいたいと思います。またFASTECリアエントリーが非常に楽で、リフトを下りてすぐにスタートできることは快適でストレスを感じません。【谷口 潤】

  どんなライディングにも対応してくれるのが「sLAB.ONE」の良さです。ハイスピードのクロス競技からパウダーまで、これひとつあればなんでもできる万能な秘密兵器です!【鈴木瑠奈】