角野友基 インタビュー

角野友基にとっての2012-2013シーズンは激動のシーズンだったに違いない。
以前から国内で行われたThe Slopeでの優勝等での注目はあったが、特に北京で行われたAir&Styleの優勝で世界各国からの注目度もUPし、Redbullとの契約、世界各国への転戦等ステップアップを着実に計りながら結果を残した今シーズンを振り返り、来年のオリンピックへ向けてどのように考えているか、友基本人からのインタビューをお送りします。

 

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数年前より筋力をつけ、体格ががっしりしてきた雰囲気

 

Q)  2012-2103年、Air&Style in Beijingの優勝をはじめ、世界各国を回った忙しいシーズンだったかと思います。今シーズンを終えてみて大会結果、自分のスキルも含めてどのようなシーズンでしたか?

今年はやっぱり忙しいシーズンでしたね。忙しかったけど、自分にとっては色んな経験,とある程度の結果を出せた良い年だったと思います。海外の様々な所に行かせてもらって、ヨーロッパもアメリカも8カ国を回って国々の文化を体験したり、スキー場の雰囲気も含め今まで見る事や感じる事ができなかった部分を体験させてもらって、人間的にもスノーボーダー的にも成長させてもらったいい一年だったと思います。

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3年前のNew Zealandでは今のスタイルの片鱗をみせていたが大会では悔しい思いをしたはず

 

Q) 今年の海外遠征でどの国が印象深いですか?

今年初めてチェコとスペイン、フランスに行きました。チェコのスロープスタイルのコースは面白かったです。ただ色んな意味でチェコはカルチャーショックを受けました。スペインはイメージ的にパエリアだったんですが、山の上に居続けたせいあるんですが「どこにパエリアあるの?」という感じで(笑

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2012 New Zealand SeasonではBillabong Bro Downで2位となり、勝負強さをみせた

 

Q) まだモモクロは好きという事でいいですか?

それは変わりないですね!(笑
常にガンガンです!

 

Q) ちなみにおすすめの子は?

僕的には緑のモモカちゃん推しです!

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2013 US OPEN。 キッカーだけでなくアイテムもきっちりメイク

 

Q) 全日本スキー連盟が強化指定選手を先日発表してB指定に入りましたが、これからオリンピック出場権確保へ向けて今後どのような動きを予定していますか?

ある程度オリンピックまでの予定というのは既にたてていて、フィジカルトレーニングしつつKINGSにいってスノーボードの感覚を忘れずにキープしておく事と、オリンピックの直前までアメリカやヨーロッパなど、一番コンディションの良い所でトレーニングしてとにかくがむしゃらに今できる事を精一杯やってオリンピックに備えていきたいとおもっています。

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高さと飛距離も友基の強さの一つ。US OPENではランディングの3つ目のエンドラインを超える飛距離とこの高さ。


Q) ここ数年ジェットコースターの様にライフスタイルも変わり、忙しく動き回る事になったとおもいますが、「ここだけは変わりたくない」という自分自身の信念というものはありますか?

やっぱりスノーボードに対する愛情はずっとこのままでいたいと思います。じゃないとこんなハードスケジュールで動き続けられないと思います。
スノーボードが本当に好きじゃなかったらこのハードスケジュールで動き続けるのは不可能だと感じました。だからスノーボードは僕の人生の一部でもあり、楽しんで生活していきたいです。

 

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踵を負傷するというアクシデントもあったが2013 US OPENでは6位。今後の彼に期待!

 

Q) SBNの姉妹サイトである雪番長がありますが、友基くんは以前から雪番長の大会も出ててくれ、SBNでも数年前から友基君をフィーチャーし続けて応援してきました。SBNを見てくれているユーザーの多くも友基君を応援してくれていると思います。そのSBNユーザーのみなさんに一言お願いします

まず一番に思い浮かべるのは、とにかく応援して欲しい!という事です。もっともっと応援してくれる人が増えて欲しいと思います。
それは僕のやる気にも直結するし、僕は応援してもらう事がプレッシャーに繋がらないんです。それを素直にプラスにとらえられるので、応援して頂ければ結果としてお返しできると思います。だから応援してくれないと頑張れないというか。僕にとって応援はプレッシャーじゃなくて力となるんです。
応援はどんな形でも嬉しいです。僕はTwitterとかFacebookとかもちゃんと見ているんで、そういう所でコメント頂いたり、「いいね!」を押して頂いたりでもいいですし、ファンレターを頂いた事もありますがとても嬉しかったです。 みんなが「頑張れ!」と言ってくれればくれるほど僕は頑張れる人間だと思いますので今後も僕を信じて応援して頂きたいです。よろしくお願いします!

 

interview and edit by
Credit_Kazu

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