TOYOTA BIG AIR

人生で二度目の本戦観戦に行ってきました!!

一度目は2007年?ケビンピアーズが完璧なCAB1080を立ち続けて勝った年。
これを見て発奮した俺は翌年、本戦出場を果たせました。

今回も観る事によって来年の自分に良い影響が出るといいな、と思って見に行きました。

やっぱりこういう華々しい大会は良いね!!
見る側も出る側もテンション上がるのではないでしょうか!!

出場選手も多くはないし待ち時間も多いのでこんなんやってみました!!

これはスノーボードに何か関係あるものなんだろうか・・・

この寒空の下、動員数はさすがの北海道最大級の冬のイベント。
観戦客はこんなんです。

予選はいつもより海外ライダーが少なかったからか、一本目はやたら日本人が上位に。
セバスチャン、マーク、チャズなんかが軒並みこけたんでジャパニーズフィーバーが起こるのでは?と一瞬予感しちゃいました。

が、そこはさすが百戦錬磨のこの海外メンバー。アンティ以外の全員がBS1080もしくはBSダブルコーク1080あたりをバシバシ立ってきた。

しかしここで圭人がその外人勢に割り込むSWBSダブルバックサイドロデオ900をビッタリメイク!
そしてシゲがかなりカッコいいFS1080メランをランディングで板が90度ドライブしたものの、何とか踏ん張りベスト8に踏みとどまった!!

この2人は決勝トーナメントでも上記の技をしっかり決めて、本当に良い勝負をしたと思う!
表彰台に入っても何らおかしくない、良い滑りでした!!

でも相手の技が単純に上回ってた。シゲの相手はセバスチャン。BSダブルロデオ1080をめちゃめちゃぶっとんでメイク。
ケイトの相手はマークで、BSダブルコーク1080を出してきて数ポイント差で届かず。

惜しい!けど、ほんとに良い勝負でした!!

で、その2人もチャズのBS1260に敗れ去りました。
勝負はナマモノだから、もう一度やれば全く違う結果になるかも抱けど、俺的にはこのダブルコーク全盛期にフラットスピンのBS1260が制したのは良い材料。

ダブルコークと言えども1080だから、フラットスピンでも1260なら太刀打ちできると言う事でしょうか。

みんな激しいトリックに目を奪われがちだけど、外人勢はアプローチのライン取りが既にエグイ。
早すぎてそこまで寄れないでしょ!っていうくらい壁ギリギリまでラインを取り、しっかり抜いてくる。そのエリアはスタッフが歩いててボコボコになっているところでしょ!!

ってところを平気で通ってくる。

やっぱり、おれがここ数年で辿り着いた
「キッカーは抜けやランディングよりもアプローチ。良いアプローチ無くしては言い抜けやランディングはありえない」
と言う持論は彼らが証明してくれている。

その辺、もう一度しっかり考え直して出直そう!!

いろんな舞台を経験したことなんかは忘れて、もう一度あの大舞台を目指していた気持ちで出直します!!

自分の今回の結果についても色々考えさせられたけど、あれが自分にとって最良の選択だったと思う。
コンディションや状況に応じて守った滑りをして順位を守るのはプロとして当然の行動かもしれない。
でも、俺は順位を取るよりも外人に勝ちたかった。SB1260を本戦でやるためには事前にSB900をどうしても立ちたかった。720にしたくなかった。

その狙いは何もかなわず負けてしまったけれど、その気持ちは変えずにこれからの滑り、そしてまだこのような大舞台が続いてくれるのであれば来年にぶつけていきたいと思う。