MORISPO CUP

15.16 PSA ASIA Snowboard Pro Tour round 12

2016年3月16日 (水) PSAプロツアー第12戦 スロープスタイル。

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2日前に開催されたTAKASU SUPERPIPE SESSIONで高鷲スノーパークから場所を移し、こちらもマックアースリゾート鷲ヶ岳スキー場よりスロープスタイル競技、MORISPO CUPが開催。

快晴スタートから時折曇りながらの天候で前日の冷え込みもあり、コースコンディションが荒れず最高の大会日和になっていた。

コースは日本屈指のスロープスタイルコース、THE ACTIVE。

セクションは3つ

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1stセクションは7mダウンレールと5mダウンボックスの2ウェイ

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2ndセクションは12mキッカーと8mキッカーの2ウェイ
3rdセクションは15mキッカーと10mキッカーの2ウェイ

コースの印象は1stセクションから2ndセクションがかなりタイトで、少しでもボードがズレるとキッカーをクリーンに飛べない。

そして時折吹いていた向かい風で3rdキッカーが届かない状況もあったが、全てのセクションでクリーンな着地をすれば高さ、飛距離、そして回転数を上げていける最高のコース設定となっていた。

その状況の中、まず男子予選ヒート1がスタート。

先ずは昨年度シリーズチャンピオンのイエロービブを着た吉田景風がドロップ。

安定感は抜群で27インからのアンダー540にフロントダブルコーク900を決めてくる。

そして続いて第4戦目MBA覇者、宮澤悠太郎がセカンドどセクションにバック900を軽々入れて高得点をマーク。

若い世代の勢いが凄まじい中、中村一樹、西村大輔、良元祐二、ベテラン勢3人も余裕かつ安定感のある滑りでファイナル進出。

MBAで大怪我を負いドクターヘリで運ばれた常勝ライダー小川雄丸が、奇跡の復帰で大会にエントリー。

怪我を思わせないリップスライドからフロントサイド720、バックサイド720を決めてきたが一歩及ばず予選敗退してしまった。

このプロライダーの攻めぎ合いの中、唯一のアマチュアライダー柴崎樹里がファイナルに駒を進めた。

男子予選ヒート2からは今期勢いが止まらないルーキーライダー大塚健がファーストドロップ。

一番出走で緊張する中、ボードスライドto27アウト、フロントサイド720、バックサイド720を余裕の高さで決めてフィニッシュ。

今期、常に入賞圏内に絡む脇八尋もフロント720にバックサイド900を組み込むルーティンを披露。

勢いのある若手ライダー、大久保勇利、鈴木淳宏、相澤亮も720に900を繰り出しファイナルへ。

こちらのヒートからも前回大会KANDATSU SLOPEでプロ昇格権を得た山本コンラットが唯一アマチュア勝ち上がり選手となった。

次に女子予選は、今期2連勝中の岩渕麗楽からスタート。

MBA、KANDATSU SLOPEと彼女の滑りを見てきたが、高回転を回してもノーマルエアーの様なクリーンな着地をしてくるので、余裕の予選トップ通過であった。

女子トップランカーの小川輝、古川亜希子もクリーン540を決めるも一歩及ばず敗退していく中、昨シーズン覇者でもある鈴木徳子が往年のバックフリップにバックサイド720をきっちり決めてベテラン勢としてファイナル進出。

女子も若手が勢いがあり、芳家祐里、芳家里菜、村瀬心椛、佐賀優輝の4人も勝ち上がってきた。

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昼からは快晴に変わり最高の天候の中、一番の見所である決勝前の公開練習がスタート。

高回転をルーティンに組み込もうと猛烈なエアーセッションが始まり、観戦している人達を盛り上げていく。

そしてファイナルは女子から。

鈴木徳子がレールセクション50から勢いをつけてバックフリップテールグラブ、そして得意の軸ズレバックサイド720も確実に決めてくる。

続いて村瀬心椛がボードスライドtoフェイキーアウト、スイッチ540ミュートグラブを1本目と同じく決め、最終セクションは1本目より1回転上げてバックサイド720ミュートグラブでフィニッシュ。

予選トップ通過の岩渕麗楽は2人の滑りをみてルーティンを変えてくるのか?

ファーストセクションはボードスライドで同じであったが、セカンドセクションはバックサイドスピンからフロントサイド540ミュートグラブに変更。

そしてMBAで魅せつけたスイッチフロントサイド720をスムーズかつ確実に決めてガッツポーズでフィニッシュ。

回転数はもちろんの事、スイッチスピンを組み込んだ2人、岩渕麗楽が優勝、村瀬心椛が準優勝、鈴木徳子が3位という結果になった。

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優勝 岩渕 麗楽

2位 村瀬 心椛

3位 鈴木 徳子

 

男子ファイナルは、

大会の勝ち方を熟知しているモリスポライダー良元祐二がトップ出走でバックサイド900からスイッチバックサイド900を決めて会場を盛り上げる。

しかしその後に続く若手ライダーのパワーがジワジワと炸裂。

先ずは絶好調の大塚健がバックサイド27インからのフロントサイド720ミュートグラブ、バックサイドダブルコーク1080を見事に決め優勝に一歩近づく。

次に続く宮澤悠太郎がスイッチ27インからフロントサイド720テールグラブ、そしてスタイルの入ったバックサイドダブルコーク1080をクリーンメイク。

優勝の行方が分からないまま、予選トップ通過の最終ライダー大久保勇利がドロップイン。

ファーストセクションはスイッチ27インto27アウトをスーパークリーンメイク。

フロントサイド720も確実に決め最後はバックサイド1080レイトコークでフィニッシュを切った。

やはり1080が優勝の鍵を握るトリックになっていたが、レールセクションでの27イン27アウトの難易度が採用されて、大久保勇利が初優勝。

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優勝 大久保 勇利

2位 大塚 健

3位 宮澤 悠太郎

4位 山本 コンラット

5位 脇 八尋

6位 吉田 景風

6位 鈴木 淳宏

そして今回MORISPO特別協賛企画として、男女1位2位の4人によるスーパーファイナルが行われた。
1本勝負でボーナス賞金を手にする事ができるというもの。

女子は岩渕麗楽vs村瀬心椛

男子は大久保勇利vs大塚健

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ノックアウト方式なので後攻が有利になるのだが、勢いに乗った先攻のMORISPO CUP優勝の二人、大久保勇利と岩渕麗楽がそのタイトルを獲得した。

今年は日本全国各地で雪不足に悩まされ大会運営も危機的状況でしたが、協力して頂けるリゾートのお陰で今期フリースタイルツアーを無事終了出来ました。

そして今回メインスポンサーであるMORISPOと各メーカー協賛のお陰で最高の舞台を選手に提供できた事が何より良かったです。

今後も選手達のためにより良い環境を作れる様に、努力していきますのでPSA ASIA Snowboard Pro Tourをどうぞ宜しくお願い致します。

Special Thanks

MORISPO

アメアスポーツ、カーメイト、SCOOTER、NOVEMBER、HASCO、K2、YONEX、ガレージ、シーフォージャパン、ガリウム、ゴールドウィン、VOLCOM、新創企業、ウィンクレル

PTV Special Thanks

医療法人 きらら会
株式会社 SUN
HEAD Japan 株式会社
株式会社 ラピスラズリ
株式会社 西山酒造場

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20th Anniversary PSA ASIA Snowboard Pro Tour Page プロスノーボーダー約340名を擁し、日本最大のスノーボードプロツアーを20年に渡り行っています。速く、高く、美しく…今シーズンもプロフェッショナルな滑り、大会情報を皆さまにお届けします! Official Web