MBA 5

15.16 PSA ASIA Snowboard Pro Tour round 3

2016年2月24日(水)PSAプロツアー第3戦。

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フリースタイル種目ストレートジャンプ競技である5年目のMBAが岐阜県めいほうスキー場にて開催。

全国的に近年類を見ない雪不足に見舞われ、本来1月23日に行われるはずであったMBAも開催が中止され、協議の結果延期にて仕切り直しが行われ上記の日程での開催となった。

当初予定をしていた日程からの変更を余儀なくされ残念ながら出場できない選手もいたが、中止ではなく延期にて多くの関係者、選手が対応し無事大会を開催することができたことをまずは心より感謝致します。

開催日当日の天候は雪のち晴れ。

朝の気温は−3度と前日の温かい気温から冷え込みバーンがしまっている状態に雪がちらつき、平均的に向かいが吹いているような状態で朝を迎えた。

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コースレイアウトはストレートジャンプともありテーブル長約14mキッカーが一つ、ゲレンデのリフトからもしっかり見える場所にそそり立っている。

ラインディングは少し浅いような感じもあるが立ちにくいような感じはない。

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今回のMBAが例年と違うところがリップの角度が以前に比べ上に向いていることで、これまでライナーだった弾道が上に打ち上げられ綺麗な弾道で着地まで飛んでいくような発射角でとてもトリックが出しやすい台と言えるだろう。

そんな今回のキッカーで昨年度MBAの覇者でイエロービブの 吉田景風(kissmark)や小川輝(NOVEMBER)がどんな戦いを見せ、それを追従するライダー達がどんなトリックを繰り出すのかとても楽しみな戦いが始まる。

Men74名(HEAT1,2)、Women25名(HEAT1)の2ランベストポイント制で戦う予選、Menは各ヒートABから上位2名づつとヒートのオーバーオールポイントから2名、合計6名×2HEAT合計12名が勝ちあがる。

まずはHEAT1、注目選手はやはりディフェンディングチャンピオンの吉田景風プロやファイナル常連の小川雄丸プロ、そして前日のアマ戦で2位に入賞した新宮寺海斗などが名前を連ねた。

まだバーンが緩まない中第1出走の吉田景風プロがCabダブル900を綺麗にメイクしたところから熱いトリック合戦が繰り広げられ、HEAT1-Aからは綺麗なBackside900を決めた鈴木淳宏、同じくBackside900を決めた辻陽太、HEAT2-BからはSwich Backside900を決めた中村一樹、アマチュアからビッグなBackside720を決めた佐藤魁、オーバーオールからは綺麗なBackside900を決めた小川雄丸、Frontside900を決めた西岡大地がファイナル進出を決める。

次第に緩みつつあるバーンの中Men HEAT2が始まる。

HEAT2-AヒートからはBackside Wコーク1080を決めた脇八尋、同じくBacksideWコーク1080を決めた脇田壮希が、BヒートからはBackside Wコーク1080の宮澤悠太朗、そしてCabWコーク900の大塚健、オーバーオールではBackside900を決めた山根勇翔、Swich Backside 900を決めた吉元祐仁がファイナルへ駒を進めた。

Women予選はHEAT1のみの6名がファイナルへ。

トップ通過はCab720を完璧にメイクした岩渕麗楽、そしてCab540をメイクした吉家里菜、以下Frontside540の古川亜希子、Cab540の相澤真央、Backside540の小川輝、Frontside360を決めたゆきこがファイナルへ駒を進める。

晴れ間が出だし風も予選より収まって良いコンディションで迎えたファイナル、1本目のポイントが2本目の前に発表される選手も会場も楽しめるシステムを採用。

Women1本目、吉家里菜が今まで繰り出さなかったFrontside720ビッタリメイクし後続にプレッシャーをかける。そのあとの古川亜希子、プレッシャーの中古川は予選同様のFrontside540を決めれば最終出走の岩渕麗楽も予選同様素晴らしいCab720を完璧にストンプしトップに踊り出る。

DNSになった小川輝を除き運命の2本目、ゆきこがFrontside540を出せば吉家里菜はBackside900、相澤真央がCab540、古川亜希子がFrontside720、岩渕麗楽はBackside900と回転数をどんどん上げてきた選手達だったが2本目は誰もメイクすることなく1本目に発表された順位が入れ替わることなく試技が終了。

Menファイナルは熾烈を極める高難易度トリックの応酬となる。

ファイナル12選手中8名がWコーク1080、その中でも7名の選手がBacksideのWコークという高難易度のトリックを繰り出す中、1本目トップに立ったのは去年予選落ちで悔し涙を飲んだ宮澤悠太朗。

アプローチスピードでは少し早ぎるのではというスピードでエントリーしメローにBackside Wコークを回転させながら見事にストンプし、トップのポイントを叩き出す。

1本目2位は鈴木淳宏のパーフェクトBackside900。

3位にはアマチュアから唯一勝ち上がった佐藤魁がBackside720で入った。この結果を聞いて燃えないわけがない。

2本目はアプローチが日陰になりさらに走るようになったアプローチできっちりとしたスピードコントロールが要求される。

各選手トリック難易度をあげてチャレンジするも失敗する選手が多い中、逆に1本目のBackside Wコーク1080から難易度を下げBackside900のインディーを完璧に決めた山根勇翔、そして今大会唯一のFrontside Wコーク1080を見事ストンプさせた大塚健選手がポイントを伸ばす。

誰がどの順位に食い込んでくるのか、最終結果を固唾を飲んで見守るドキドキ感のある状況で会ったが、表彰式直前の結果で発表されたのは3位が山根勇翔、2位が大塚健、そして優勝には去年の雪辱を果たした宮澤悠太朗が輝き賞金50万円を手にし、Women優勝の岩渕麗楽には賞金20万円が送られた。

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男子リザルト

優勝 宮澤 悠太郎

2位 大塚 健

3位 山根 勇翔

4位 鈴木 淳宏

5位 佐藤 魁

6位 脇 八尋

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女子リザルト

優勝 岩渕 麗楽

2位 芳家 里菜

3位 古川 亜希子

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今大会を振り返り、まずはやはり雪不足の中中止という判断ではなく延期と仕切り直して段取りを組んでいただいためいほうスキー場を始めとする多大な皆様の協力により開催することができたことに感謝し、プロツアーで6年目のMBAが開催されることを願って次の大会に目を向けていきたいと思う。

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フリースタイル種目はこの後新潟県神立スキー場で行われるSlopeStyle種目、岐阜県高鷲スノーパークを開催されるHalfpipe種目へと続いていく。

MBA5 Special Thanks
医療法人 きらら会
株式会社 SUN
株式会社 HEAD JAPAN
株式会社 西山酒造場
株式会社 ラピスラズリ

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20th Anniversary PSA ASIA Snowboard Pro Tour Page プロスノーボーダー約340名を擁し、日本最大のスノーボードプロツアーを20年に渡り行っています。速く、高く、美しく…今シーズンもプロフェッショナルな滑り、大会情報を皆さまにお届けします! Official Web