BEGINNING 2017 @川場スキー場レポート!

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みんなで集合写真。この笑顔がイベントの充実さを物語っている

夏の恒例イベント『BEGINNING』が8/19-20に開催された。このイベントは夏の山にスノーボーダー&スケーター、サーファーなどヨコノリフリークを集め、新たな繋がりとコミュニケーションの機会を作りたいという想いから、今年5回目の開催となった。
All Photo: YoshiJosefToomuch

 

様々なコンテンツが用意され夏山の醍醐味が詰まった2日間

普段雪山でしか会う機会のなかったスノーボード仲間と、夏の山に集まれる全く新しいコミュニケーションイベントがこのBEGINNING。緑に包まれた夏のスキー場には、冬とは全く違う空気感があり、その中で普段冬にしか会えていなかった仲間と久しぶりに再開するのはなんだか新鮮。ここでの新たな出会いや繋がりで、また冬の楽しみが増えていく。そんな機会をつくることができるのがこのイベントだ。

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マーレーズのライブ。みんなで歌って踊り、会場はピースフルな空気感に包まれた
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Blues No Moreのライブで、フタバフルーツの成瀬大輔がトークセッション
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布施 忠&平岡暁史もシーズンオフの夏山でコミュニケーション

大きな特徴は、小学生までは無料で参加することができ、ファミリーで楽しめること。今年も多くの家族連れが参加し、子供達は大自然が広がる夏のスキー場伸び伸びとファットバイクやトランポリン、サバゲーなどのアクティビティで遊んでいた。またフタバフルーツから美味しいフルーツが振る舞われるとみんな笑顔でフルーツを食して大満足。他にも、スキムボードやキャンプファイヤー、花火と、夏の醍醐味も満喫。心配された天気をよそに、参加した人だれもがキャンプやBBQで楽しみながら、個性豊かなミュージシャンのライブやワークショップなど、様々なコンテンツを楽しんでいた。

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広大なスキー場でわんぱくに遊ぶ子供たち
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大人も子供もリラックスして楽しめる空間
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美味しいフルーツを食べて笑顔でピース!

またこのイベントのもうひとつの特徴は、川場の立体駐車場内のスケートパークで、プロスケーターによるスクールが開催されていること。レベルを問わず多くのキッズたちが、ここでヨコノリの楽しさやチャレンジすることを学び、今年は初のキッズコンテストもおこなわれ盛り上がりをみせていた。

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大人気のスケートスクールではプロスケーター林 秀晃が丁寧に指導。子供たちは果敢にチェレンジ!
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こちらもプロスケーター上田 豪の話を真剣に聞くキッズたち

夏の山に行く。
僕たちスノーボーダーは毎年冬の雪山へは何度も何度も通い、白銀の雪に包まれたゲレンデで遊んでいるのは当たり前だ。逆に夏の山(スキー場)に行く機会はどうだろうか?冬に比べると少なくなったり、滅多に行かないって人もいるかもしれない。しかし、近年夏のスキー場にも様々なアクティビティが用意され、キャンプやマウンテンバイク、トレッキング、音楽フェスなど、家族で夏山を楽しめる場所が増えつつあるのだ。ぜひ来年もこのイベント参加して、沢山の人と出会い、新しい繋がりを作りたいと思う。まだ参加したことのない人は、ぜひ来年こそ、一緒に夏山を楽しみましょう。

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BEGINNINGのポスターもアートしているtomioのライブペイント
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親子でスラックラインを楽しむ
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室内の会場ではバケツドラマーMASAのライブ
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ライブのトリを務めたJR.DEE with YELLOWMANS
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今年も日曜に開催されたスノーボード業界対抗サバゲー
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かなりアツく盛り上がった!
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シルクスクリーンプリントを体験するキッズ
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トランポリンも人気アクティビティのひとつ
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このイベントでは夏らしいキャンプファイヤーを楽しめる

イベントオーガナイザー(中澤弘純さん)に、今回のBEGINNINGについてショートインタビュー

-今年のBEGINNINGはどうでしたか?
終止、天候に悩まされながら過ごしていました。こんなに1日の中でめまぐるしく天気が変わるのは今まで無かったですね。ただ過去の開催の中でも、毎回1日は必ず雨が降ってきてたので、毎度の事って感じで参加してくれた人たちも慣れてきてくれてると思います。ビギニングは本当にリピーターの参加者が多くて、回を重ねるごとにみんながどんどん上手くこの川場スキー場の会場を使って、天候に左右されない楽しみ方を分かってきてるなと感じています。今回もみんなの笑顔と協力に本当に助けられつつ無事開催できたと思います。

-参加者はどれくらいだったんですか?
今年は550人くらいです。子供が相変わらず多くて賑やかで良かったですね。

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真剣にワークショップを体験
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ファミリーで楽しめるファットバイク
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夏の川場に常設されたサバゲーコンテンツ

-今年、一番印象的だったことはどんなことですか?
何と言っても、花火が霧に包まれてしまったことです。カウントダウンしてたら、ぶわーっていきなり下から雲がやって来て、打ち上げた花火がまさかの音だけって。。もう伝説として語り継がれますね。そのあたりのタイミングを来年は必ずリベンジしなくてはいけないリストに入れました。

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あいにくの霧に包まれてしまった花火だったが、近くで見れば幻想的な空間を演出

-今回、新たに取り入れた部分(コンテンツなど)はどんなことですか?またそれが、どうイベント全体に影響したと思いますか?
今回、始めてGREENFULのスケートボードミニランプコンテストをおこないました。このビギニングを始めてからずっとスケートボードスクールを開催してて、スクール参加者も増えてるしリピーターも多いので、時には結果にこだわってキッズ達にチャレンジしてもらいたいという想いがあったからです。その結果、多くのキッズがエントリーしてくれて、親御さんの見守る前で精一杯の滑りを披露してたんで本当に嬉しかったですね。技が決まるたびに声援や拍手が生まれて、なんだか発表会的な感じで、とても良い雰囲気でした。来年もランプコンテストをぜひやりたいと思ってます!

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初開催のミニランプコンテストで果敢に攻めるキッズ
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多くのエントリーが集まって大盛況だった
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オープンクラス: 右から(1位〜6位)、タカハシ イチ、ワタナベ タクミ、カノウ シュア、アサヌマ ユウキ、マツダ ユイ、シオバラ リンタロウ
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ビギナークラス: 右から(1位〜6位)、クラモチ ヒカル、ワタナベ セナ、オオニシ イルマ、コスギ ガクト、チダ ミユ、アラカワ トウイ
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マグン賞: フルウチ ハルト

-来年のBEGINNINGで、「こんなことしよう!」とかすでに目標はあったりしますか?
そうですね。すでにこんな事をやってみたいという考えは幾つかあります。その考えを協力してくれている仲間と一緒に、来年の6年目はさらにみんなに楽しんでもらえるようにするのが今後の目標です!

-このイベントに参加した人や、この記事を読んでくれた人に伝えたいBEGINNINGからの想いはありますか?
ビギニングは、GREENFULが主催するヨコノリ好きファミリーのコミュニティーフェスとして、今年で5回目を無事開催することができました。最初は身内ノリが強く繋がりのある参加者が多いパーティーから始まったんですけど、今では少しずつ輪が広がって参加してくれる人も増えてきています。始めて参加してくれた家族も、ずっと参加してくれてるみんなも、もっともっと楽しめるようなイベントにしていきたいなって思ってます。
また横乗り業界を盛り上げたいというBEGINNINGの想いに、川場スキー場をはじめ、ムラサキスポーツ、WJM、フタバフルーツがこのイベントをスペシャルサポートしてくれているので、これからもさまざまなオリジナルコンテンツを通して、楽しむことから始まる子供達の成長や可能性を感じられるキャンプイベントとして成長を続けていきたいです!
最後にいつもビギニングを支えてくれている4Sのみなさん、そして関係者のみなさま、本当にありがとうございました!感謝です。

また今年の写真は、ここで掲載したもの以外にまだまだ沢山素晴らしい写真があります。近日中にBEGINNINGのオフィシャルサイトでUPする予定なので、お楽しみにしていてください!

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★Profile
BEGINNINGオーガナイザー:中澤弘純
1974年11月18日生まれ42歳。現在WILLOWやCASSETTEなどのブランドを展開するメーカーで働く傍ら、自身ではドームテントやスケートボードランプをレンタルする事業(GREENFUL)を運営。過去には湘南発祥のLINEというヨコノリと音をクロスオーバーさせたチームで活動。