SBN Exclusive Interview #1 Arvesen Espen (Salomon)

title

ti-sub

ニッポンオープンで一発目からどでかいマックツイストをかまし、観客から歓声とともに思わず「ごつい!」という声が聞こえてきた。 一緒にいたカメラマンとスタッフも「あいつ、来るよ」とうなった。それが、ノルウェイ出身のエスペンだった。 まだ20歳。ジュニアの時からノルウェイのナショナルチームに所属していた彼は、今回彼だけを撮影するためにやってきたというオーストリアのテレビ局のカメラマンと一緒だった。 Daniel Franckにその滑りを惚れられているという期待の星、Arvensen ESPEN、SBNだけの独占インタビュー!

main-espen

espen2

エスペン(以下E):うん。まだいろんな場所にいったわけじゃないからよくわからないけど、東京はとりあえず大きな都市だね。道にはゴミも落ちてなくてとてもクリーンだという印象を受けたよ。それに東京からたった3時間でこんないいパイプのあるスキーリゾートに来れるなんてすごくいいよね。景色も奇麗だし、(ヨーロッパとは)全然違った文化を持っているけど、これが僕をワクワクさせている点でもあるんだ。前からずっと来たかった国だから来れてすごくうれしい。

S:エスペンはノルウェイの出身だよね?
E:うん。オスロで生まれてすぐに郊外に引っ越して、そこで今まで育ったんだ。でも、友達とアパートを借りてまたオスロに引っ越す予定。今年は特にいろいろな国に旅する機会が多くて、実際今シーズンはまだノルウェイにはほとんど帰ってないんだ。1ヵ月出て、帰って2、3日過ごしたら今度はまた別の場所に飛んでって感じ。旅は楽しいよ。つい何日か前までノルウェイだったのに今は日本だなんて、クールなことだ。

S:石打のパイプはどう?
E:今日一日(予選の日)でたくさんのライダーが滑ったからちょっと崩れてきてたけど、僕はサイズも大きくていいと思ったよ。他のライダーたちも皆気に入ってるんじゃないかな。

p-espen1

p-espen2-1

p-espen3

E:大会に出始めたのはスノーボードを初めて2シーズン後、最初の年はノルウェイの大会で9位とかくらいまでいって、次の年に何度かあったシリーズ戦で優勝、準優勝、3位になった。その次の年からワールドカップに出始めて、ファイナルまで残ったけど15位とか16位とかそこまで。その次の年、ジュニアワールドチャンピオンシップに出場して、最初は調子悪かったけど、後半からはISFの大会で4位、FISのワールドカップで3位になった。で、去年がブレイクした年、ともいえるかな。
ヨーロッパでのワールドカップで準優勝2回、優勝1回、そうそう、そのときはダニエルが準優勝だったから喜びも倍だったね。彼は僕の仲のいい友達の一人だから…今年はこれまでにヨーロッパでの最初のISFの大会で準優勝と5位になって、FISの大会で優勝してる。今年初めてX-Gamesにも出たよ。ちょっと変わった大会だったけどね、ジャッジとか…で、今はニッポンオープン、というわけだ。

S:これまでで一番印象に残ってる大会はどれ?
E:最初に優勝したISFのワールドカップかな。その大会はパイプも良かったし、ライダーのレベルもすごく高くてとても良かった。ダニエルもいたし…あの大会で優勝したことで、自分自身大きくステップアップできたと思う。

S:優勝賞品は何だったの?
E:お金だけ、いや、ほんとはすごく立派なトロフィーをもらったんだけど、ノルウェイの空港に着いてすぐ床に落として壊しちゃった。それまで何十時間も無事に持ち帰ってきたのに…でも、なんとか修理することもできたけどね。

E:そう。スノーボードを始めた頃、彼とテリエは憧れだったんだよ。僕は最初ジュニアナショナルチームに入って、それからナショナルチームに入ったんだけど、そこから彼と一緒に滑るようになったんだ。彼とはいつも楽しい時間を過ごしてるよ、お互いにプッシュしあって。

S:エスペンから見たダニエルって、どんな人?
E:ダニエル?(含み笑い)…とてもアクティブな男だね。ほんとにすごい奴。エネルギッシュで、のびのびしてて、おもしろい。いつも楽しい話しをしてくれるから、彼と一緒にいて退屈することはないね。一緒に滑ってもいつも彼から何かを得ることができる。

S:いつも一緒に滑るのはやっぱりダニエルとが多いの?
E:ノルウェイのチームはふたつに別れていて、僕がいるチームには、旅費も出るし、皆で一緒に旅に出る機会も多い。だからダニエルとも一緒に滑ることは多いよ。でも、プライベートでよく一緒に滑るのは同年代のやっぱりノルウェイ人ライダー二人と一緒が多いね。とてもポジティブでパワフルで、刺激を受けるよ。PERMITっていうチームを作ってるんだ。

S:オーストリアからテレビ局のカメラマンがエスペン一人を取材するためにはるばる来ているけど、エスペンってヨーロッパじゃかなりビッグなんだ。
E:さあね。大会によく出てるし、成績もそこそこだから、僕のことを知っている人は多いかもしれないね。僕にはまだまだ勉強しなければならないことがたくさんあって、他にもやってみたいことは山ほどあるんだけど、少なくともハーフパイプにおいては、ヨーロッパのトップレベルにいるんじゃないかとは感じてるけど。

 

p-espen4

E:サーフィン。2年前に始めたばかりなんだけど、挑戦的で、気持ちいいスポーツだね。僕は海も大好きだし。飛び込みも楽しい。スポーツはスカッシュとかスケートボードとかいろいろやるけど、今はサーフィンにはまってるなあ。ギターとかドラムもやったり、真剣に曲作りをやったこともある。でも、最近はノルウェイにいないから、帰ったときはやっぱり友達と一緒に遊ぶのが一番いいな。カフェとかに入ってずっとしゃべってたり、なかなか会える機会がないから…もちろん、パーティは大好き。

S:スノーボードを始める前に何かスポーツをやってたの?
E:サッカーを13年、ホッケーも5年くらいやった。いろんなスポーツをやったけど、チームスポーツに疲れて、なにか他におもしろいスポーツはないかなって探していたんだ。なにか、僕自身の力で勝負できるもの。それでスキーをやってたときに山でスノーボードを見て、やりたいと思った。親に2年くらい「買ってくれ」って頼み込んでやっと買ってもらったんだ。それがスノーボードを始めたきっかけなんだよ。

S:日本に来てやってしまった失敗とか、おもしろい話しはある?
E:今日、大浴場に初めて行ったんだ。日本式のお風呂は初めてだったから、入り方がわからなくて。とりあえずパンツはいて入ってったら皆の注目をあびてしまった。裸になって入りなおしたら、今度は小さい椅子とボウル(おけのこと)の使い方がわからない。ぼーっとしてたら、後から入ってきて僕の横に座った男の人がいて、その人を見ながら真似しては入ったんだ。思わず一人で笑い出しそうにになっちゃった。

S:じゃあ、最後にSBNを見てる皆へスペシャルメッセージをお願い。
E:日本がとても気に入っちゃったから、また来るよ。日本人のライダーもうまい奴がたくさんいてがんばってるけど、テリエやダニエル、そして僕達スカンジナビアからのバイキングには気を付けたほうがいいよ。僕らも負けないからね。また日本に来るから楽しみにしていて!Peace out!

シェア
SNOWBOARD NETWORKは日本発のスノーボード専門Webメディアです。スノーボード・スノボが好き、もっと楽しみたい、 スノーボードをはじめてみたい、そんな人たちにむけたポータルサイトです。 更に、日本と海外をスノーボードを通して国境をなくし世界が繋がることを目的として運営しています。