AKIYOSHI TAKADA ART EXHIBITION in LONDON UK.

2005年6月〜9月にかけて、AKIYOSHI TAKADAがロンドンで開催して国内外からの話題をかっさらい、大成功を単独個展の模様を、SBNスタッフ自ら渡英して直撃リポート敢行!ATakada_exhibi-top

 

2005年7月4日。
その日、生まれて初めて【ロンドン】と呼ばれる街に降り立った。
この旅の目的は、『AKIYOSHI TAKADA ART EXHIBITION in LONDON UK.』
スノーボードというカルチャーから世界へ飛び出していった【AKIYOSHI TAKADA】という一人のアーティスト世界への軌跡を、この目で追いかけてみたかったからだ。ATakada_exhibi-12

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異国の日常を感じる、観光地とは呼べない平凡な町並みを通り抜けると、そこにたどり着いた。AKIYOSHI TAKADAのアートショウの現場「Gallery ECLECTIC」
そこは彼の激しく力強いアートと意外なほどに対照的に感じる、白壁に大きな窓から差し込む優しい太陽光が印象的な静かな場所だった。
しかし、このあたりはなかなかヤバイ地域らしく、ギャラリーの目の前で発砲があったりもしたという。こんなギリギリのラインのきわどい危うさを含んだ穏やかな空気がAKIYOSHI TAKADAのアートと妙にマッチする。選ばれたその場所そのものが、AKIYOSHI TAKADAの世界を表現する手段のひとつなんだろうと感じた。

 

 

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▲ ロンドンでも大注目のGallery ECLECTIC
場所はノッティングヒルでヨーロッパ最大を誇るplaystation SKATEPARKやWEST BOURNE PARKの3段コンクリートプールのすぐ側。ギャラリーは「ロンドン と トウキョウを繋ぐギャラリー」として、日本でも特集が組まれる程。
顧客にはBLURのデーモン兄弟をはじめ、ジュード・ロウ、トムディクソン、サイモン・フィッシャー・ターナー、他UKを代表するセレブをはじめ世界中のクリエイターが今一番注目する空間。
バックアップに坂本龍一。
内装デザインはロンドンの有名レストランやクラブのインテリアを手掛けるポール・フィジョン。

 

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ロンドンは、紅茶や乗馬に飾られた貴族文化と、モヒカンや全身に打ち込まれたボディピアスが印象的に映るパンクな文化という、一見クロスすることのないカルチャーが混在して、想像を超えた不思議な世界を形成していた。このロンドンという都市にたどりつくまでに私はいろんな国を旅してきたけれど、正直なところロンドンに行きたいと思うことはあまりなかった。ウワサで聞くイギリスにあまり魅力を感じたことがなかったからだ。
AKIYOSHI TAKADAのアートショウに行こうと思わなかったら、イギリスがこんなに衝撃的な国だということを一生知らずに終わったかもしれない。そう思うと、偶然の流れの中でここまで導いてくれた彼に感謝だ。ロンドンはおもしろい都市だった。ATakada_exhibi-3
日本での彼の評価も届かない、誰も彼のことを知らないこの興味深い土地を、AKIYOSHI TAKADAが最初のアートショウの地として選んだのはどうしてなんだろう。そんな疑問をふと彼にぶつけてみた。
「どうしてこの場所を選んだの?」
「ここが、AKIYOSHI TAKADAのアートのルーツだからさ。」
彼の答えはしごくシンプルなもので、私は「どうしてそんな当たり前のことを聞くの?」と言われているみたいで少しだけ肩身が狭くなってしまった。
AKIYOSHI TAKADAの作品については、恐れ多くも彼の作品を語るほど、アートに長けているわけではないので割愛。その代わり、アートショウの模様を何枚か写真に収めてきたので、雰囲気だけでも味わってもらえればと思う。
まあ、何はともあれ、私が、シュールなポップさとかバイオレンスなピースとか、彼が自分で表現するところの「発狂した世界観」に魅せられている人間のうちの一人であることは間違いない。ATakada_exhibi-4

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最後に・・・
無事に再び日本の土を踏んだ瞬間、友達から電話がかかってきた。
第一声———「大丈夫だった!?巻き込まれたんじゃないかと思って心配したよ!」
尋常じゃないその慌てぶりにこちらが驚いた。わけがわからなかったが、家に着いてテレビでニュースを見て、ようやく全てがつながった。

それは、私達が飛行機に乗り込んだほんの数時間後の出来事だった。世界を震撼させたあのロンドンの同時多発テロが起こった。
ニュースを耳にして、一瞬のうちに脳裏に見慣れた風景がいくつも通り過ぎていった。霧雨に濡れた町並み。悠々と流れるテムズ川のほとり。空気の悪すぎる地下鉄の駅。憧れの真っ赤な2階建てバス・・・。
全てがここ数日で大好きになった風景。全てが前の日まで現実だった世界。もはや遠い国の知らない人達の出来事ではなかった。
まだ冷め止まない旅の興奮を伴った新鮮な記憶が、衝撃をよりリアルにした。
犠牲にあった全ての罪のない人々のご冥福を祈るとともに、心から平和を願ってやまない。
(text by うっちぃ/photo by うえさま)


AKIYIOSHI TAKADA
群馬県生まれ。幼い頃からスケートボードと音楽、グラフィックに触れながらのGhetto育ち。
冬はプロスノーボーダー/スケーターとして世界中を旅し写真や映像を残し、夏はデザイナー/アーティストとしてロンドンで生活している。

ライディングやグラフィックなどで独特の世界を作り上げ、日本屈指のアンダーグラウンドデザイングルーバー・UG.の中枢。
表向きはプロライダーとして独特な視点のライディングで各誌に取り上げられつつ、実は裏の顔であるデザイナー・プロカメラマンとして、数々の広告デザインやアートワーク、音楽プロデュース、空間デザイン等を手がける。

カメラ暦10年 / スノーボード暦14年 / スケートボード暦17年 / ベースギター暦17年 / UG.暦10年


ART SHOW SUPPORT
●VOLCOM
●LOGO?
●BLUEPRINT
●VESTAL
●REDI
●LANDSCAPE
●66DENIM VINTAGE.
●LIBERTINE ART GALLERY
●CLICHE
●UG.
●GALLERY ECLECTIC
●LOMOGRAPHY
●SBN snowboardnetwork
●その他・・・ロンドンの新鋭ショップやブランド達が多数駆けつけた。

そしてベルリンから世界のカルチャーを動かしていると言われているあの「LODOWN magazine」までもが協力。

 

 

<AKIYOSHI TAKADA ART EXHIBITION in LONDON UK.→ TOKYO JP.>
そんな彼のアートショウ「MAD BUNNY TOUR」を日本で見ることができる最後のチャンス!ATakada_exhibi-13

2005年、ロンドンに旋風を巻き起こした高田昭義の初個展「SUPERVIOLENCE UK.2005」
それに続く、日本で初となる本格的なエキシビションが今回の「SUPERVIOLENCE JP.2006」
シルクスクリーンによるMAD BUNNYなど、おなじみのグラフィック作品郡を軸に、日本屈指のアンダーグランドデザイングルーバーUG.のデザイナーとしても知られる高田のライフワークを余すところなく紹介。スケートボードやスノーボードカルチャーに身を置く作家ならではの作品の数々が大集結!

●会期
2006年2月12日(日)〜2月26日(日)/OPEN 12:00-20:00

●会場
LABLINE.TV
東京都千代田区 神田駿河台 3-5
tel:03-3291-5813
e-mail:www@labline.tv
URL:www.labline.tv

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