22004〜2005 ザ・ノース・フェイス&ラテラアウトドアスクール

05-top今年で2度目を迎える、2004〜2005 ザ・ノース・フェイス&ラテラアウトドアスクール -バックカントリー ミーティング IN 立山 -。2日目は、天候も良くこの時季では珍しくまだ新雪が残っていた・・・

 

Dragon Opticalが提唱するチーム対抗セッション「DDT」(Dragon optical DynamiteTeam challange)が3回目を迎え、今シーズンは奥只見丸山スキー場にて開催された。

今年のDDTは過去2回と少々趣きを変え、更に進化した姿を見せた。

まずアイテムがパワーアップ。レール・ボックス・ジャンプと、比較的エントリーし易い構成はいつも通りだが、そこからカクンと落ちる下のゾーンには特大のヒップと正面クォーターが待ち構える。初めてこういったアイテムに入る参加者も少なくないようだが、みんな果敢に攻める。これがDragon魂。
そしてランチ。DDTエリアの下にはDragonテントが張られ、出場者全員にトン汁+おにぎりが配られるという超ビップ待遇。みんなでランチを頬張る姿を見て、Dragonの社長が「こういうのがやりたかったんだよね〜最高でしょ!」と呟く。これがDragon魂。
最後にゲストライダー。多くのDragon日本人ライダーが顔を見せるのがDDTの特徴の一つだが、今年はマット先輩ことマット・ハマーとシモン・チェンバレンの二人が登場。しかもただ顔を見せにきただけじゃなく、参加者と一緒に、一緒のアイテムに入っているところがスゴイ。これがDragon魂。

 

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こんなにもパワーアップしたDDTだけど、いつまでも変わらない最大の特徴が「チームで盛り上がれる」ところ。滑ってる自分達が一番楽しいから結果なんかあんまり気にしない。滑ってる最中も楽しいし、仲間を応援している最中も楽しい。いつの間にか終わってしまうぐらい、チーム対抗セッションってかなり盛り上がれる。
「今まで大会って出たことないし、なんか出辛いよね〜」という引っ込み思案なスノーボーダーの大会デビューには超オススメ!いつも一緒に滑ってる仲間を誘って、是非来年はエントリーしてみて欲しい。アイテムもかなり入りやすいようにセッティングされてるから、安心してトライしてみよう!

 

 

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最後にもう一つ。
このDDTからは多くのスターが誕生している。
2年前の第一回大会を見てみると…
http://snowboardnet.jp/report/ddt/
ほとんどが現在トップライダーとして活躍しているライダー達ばかり。
3年ぐらいして、表紙を飾るライダーを指差し、「このライダーと戦ったんだぜ〜!結構良い勝負したんだよな〜」なんて自慢できるかもしれない。

デビューにはオススメと言いつつ、そんなレベルが高いライダーが大勢参加していたらエントリーできないよ!と思うでしょ?!それがそうでもない。仲間の応援に応えよう!って気持ちで滑りだせば、他のやたらレベルの高いトリックなんか気にしないで、自分の滑りを楽しんで、そしてプッシュするようになる。「チームSBN」としてエントリーし、実際に経験してみたから間違いない。

色んなレベルのスノーボーダーが楽しめるようにできているのは、やっぱりチーム対抗という特殊な形式のお陰だろう。
うーん、やっぱ来年は出るしかないでしょ!打倒チームSBNで!(笑)

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(text by CK)

 
<チーム総合>
1位:RISING FORCE(ミヤガワ ヒデキ、ネモト ケンジ、アサオカ シンイチ)
2位:湾岸スキーヤー(オオツキ ヨウヘイ、マキタ マサト、シミズ ヒロキ)
3位:ミクロシニア(サイトウ トシユキ、クボタ ユウイチ、ナカザワ シンゴ)

<BEST STYLE賞>
(各セクションで最高ポイントを取った1人)
第1セクション:ミヤガワ ヒデキ (RISING FORCE/男子)
第2セクション:イチオカ マサユキ (考え中/男子)
第3セクション:タキザワ ヤスナリ (高橋さん/男子)

<DRAGON賞>
(ジャムセッションにてライダーが上手い!と選んだ男女1名)
男:スズキ ユウジ(ゼロゼロプロジェクト)
女:オオコウチ リナ (麦アレルギー)

<特別賞>
(大会委員長選出)
■サトウ ナツキ(オランゲランジ/女子)■
12歳にてして、第3セクションであるキッカーを大人顔負けの根性で滑ってくれた。また1本目の際にランディングに失敗をし、転倒をしてしまったにも関らず2本目も頑張って滑ってくれました。
■イシダ タカヒロ(STONE SUGER HOLE/男子)■
常に安定した滑りをしていて、ギャラリーとライダーを沸かしていたこともあり、最後まで目立っていました。

<大会概要>
開催日程:2005年4月9日(土)
開催場所:新潟県 奥只見丸山スキー場 DDT用特設コ−ス
参加人数:32チ−ム 96名(1チ−ム3名) 3チーム欠場

<使用セクション>
SECTION 1 : 3WAY ENTRY BOX + 6mストレートRAIL
SECTION 2 : SNOW JIBテーブル + HIP or 正面クォーター
SECTION 3 : 10mキッカー + 正面クォーター
*チームごとに各セクションの担当者を決め、それぞれ2try競技し、高ポイントを合計して優勝チームを決定。

<参加ライダー>
*DRAGON JAPAN
露崎訓史、浜 直哉、大平 修、佐橋和夫、横田真央人、小嶋貴子、朝妻純子、田中真帆
*DRAGON INTERNATIONAL
MATT HAMMER、SIMON CHAMBERLAIN
*DRAGON FRIENDS
マグン、河野信吾、関口真友子

<MC>
MC JILL

<後援各社>
奥只見観光株式会社

<協力>
奥只見丸山スキ−場ディガー、DJ TAKAHASHI(P.A)

<協賛各社>
GRAVIS FOOTWEAR、DUB、686、for、VOLCOM (ブランド名にて順不同)

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