ベストなブーツを見つけるためのブーツ選びのポイント!

  今回は、唯一肌に触れるギア「ブーツ」の選び方についてのお話。 ブーツを選ぶとき「足が痛くならないもの」「カカトの浮きがないもの」を選ぶということは多くの人が認識していることだろう。では、これ以外のことはどう考えて選んでいけば、ベストなブーツが見つかるのだろう。

ギアの中で一番最初に 選んでほしいのが「ブーツ」

ブーツは足に合うものを優先するため、予算が決めにくい。ブーツが決まれば予算も見えてくるし、ブーツとの相性の良いビンディングも自ずと見えてくるからだ。「スノーボード販売店でのブーツ選び」をテーマに、一般的な選び方を紹介しよう。

01.足のサイズを確認する

ブーツを購入するときは販売スタッフに声をかけ、まずは自分の足のサイズを確認してもらおう。足のサイズは「思っているサイズと違う」「左右でサイズが違う」ということがよくあるため、快適な履き心地かつパフォーマンスを発揮できるブーツを選ぶためにも、ここは重要なポイント! 多くの販売店では、試し履き用ソックスが用意されているが、いつも履いているスノーボードソックスを持参するとさらに◎。ソックスを履いた状態で、サイズを測ろう。

02.好みのシューレースパターンを決める

サイズを測ったら、次は好みのシューレースパターンを選ぶ。特に希望がなければ自分のライディングスタイルに合うブーツを履いてみよう。基本的にシューレースは、紐、スピードシュー、BOAシステムの3つに分類されている。head SnowboardsではBOAシステムをメインのクロージャーシステムに採用し、ベルクロストラップやフォーカスパーツを使うことでブーツ性能を最大限に発揮している。 【head Snowboards おすすめモデル
EIGHT BOA
FOUR BOA FOCUS
SCOUT LYT BOA COILER
GALORE LYT BOA COILER

03.レベルや滑るカテゴリーに合わせてモデルを決める

自分のレベルやシーズンの滑走日数、滑りたいカテゴリー、身体的特徴をスタッフに伝えて、条件に合うブーツをなるべくたくさん履いてみよう。まずは左右で違うブーツを履きくらべ、最終的にフィーリングが良いものを両足履いて試してみるのがおすすめだ。

サイズ感は どれぐらいがベスト? 試し履きで 注意したいポイント

ブーツを試し履きするとき、足を入れたらカカトがブーツのカカト部分にしっかり収まるように、ブーツのカカト部分をトントンと地面に当てる。そのうえでツマ先を動かしてみよう。このときツマ先がブーツの先に当たっておらず、上下に動く程度のサイズ感が理想。足の指のどの指も当たらないように気をつけよう。ブーツ先端との隙間は0.5cmほどがいいだろう。試し履き時は「歩く」のではなく「スノーボードの体勢」をとってサイズを確かめるのがベスト。歩くと足は自然とツマ先側に滑るため、正しいサイズ感が測れないからだ。特殊な足の形の場合は、総合的に適したサイズをスタッフと相談。足幅については、モデルやブランドにより大きくサイズが異なるので自分のフィーリングを大事にしよう。注意しなければならないのはソックスの厚みや時間帯によって出る足のむくみ。夕方や夜はむくんでいる場合が多いのでその辺りも加味して選ぶようにしよう。ブーツのフィッティング方法にもコツがあるので、その辺りもしっかりとスタッフに確認するのがいい。また、ブーツだけを購入する場合は使用しているバインディングとのサイズマッチングを相談しておくのも◎。経験豊富なスタッフであればスノーボード とビンディングの相性も相談に乗ってくれるはずだ。