【20-21モデル最新情報】「CORE」の適度なフレックスがしなやかな動きに繋がる

20-21シーズンのニューモデル「CORE」にクローズアップ!
使用している原田将臣にその使用感を聞いた。

—最近はどんな活動をしていますか?
原田:雪のコンディションと撮影出来るメンバーのタイミングが合えば、山奥へ入り動画撮影をしています。撮ったり、撮られたり。アウトプットはSNSが中心。NORTH STYLE7という雪板や、動画配信を行っているレーベルや自分のアカウントでは発信しています。最近はNORTH STYLEで雪板製作し、雪板で山を登ることもあります。

—バインディングを選ぶとき、どのようなところにポイントを置いて選んでいますか?
原田:アンクルストラップとベースプレートの硬さで決めています。硬すぎず、柔らかすぎないものが好きです。

—それはなぜ?
原田:硬いと反応は早いのですが、足のホールド感がしっかりし過ぎて長時間のロングライドの際に足が疲れてしまうんです。また、ジャンプをしてグラブしながらポーク(引きつけたり伸ばしたりする動き)をした時に少し柔らかさがあると、よりスタイルを入れやすい感じがします。だから、硬すぎず、柔らかすぎないものを選んでいます。

—現在は「CORE」を使用していると聞きましたが、使用感はいかがですか?
原田:アンクルストラップの硬さが僕にとってちょうど良くて、気に入っています。ベースプレートも硬すぎないので少しルーズ感が出て、ターンをする時のしなやかな動きに繋がります。

—SPのバインディングはどんな人におすすめしたいですか?
原田:オールラウンドに滑りながら、たまににジャンプもするかも、という人にオススメだと思います。SPのバインディングはヒールカップがなく、他のブランドのものと比べて構造的な違いがあります。これがターン時のアンクル周りの自由度と優れたホールド感につながっていると思います。サイドカントリーで楽しむ人、バインディングを脱着する場面が多い人にオススメ。ターンの時にヒザを内側に入れやすいのでサーファーにも使ってもらいたいです。

—今後はどんなスノーボードをしていきたいですか?
原田:SNSや雪板事業を通じて「スノーボードをやりたい」とたくさんの人に思ってもらえるような架け橋を作っていきたいです。 春先は、天気も安定してくるのでスプリットボードを使用して山奥で撮影し、動画発信し続けていきたいと思っています。スノーボードこの楽しさをたくさんの人に知ってもらいたいですね。


Shot by Shunta Akagawa

【Profile】
原田将臣 (はらだ・まさおみ)/1982年7月12日生まれ、北海道出身。
■身長/168cm ■スタンス/54.5cm
■アングル/ 前21度、後ろ3度
■ホームマウンテン/手稲山
■好きなライディングスタイル/バックカントリー
■インスタグラム:@masaomi7