「ワイヤーケーブルの秘密」

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ハイバックのレバー部分と連動しながらハイバックの調整(フォワードリーン調整)行います。
ハイバックレバーのダイヤルを回すとハイバックの角度を調整できます。
ダイヤルを回し、シルバーの部分が上部へ移動するほど
ハイバックの角度が斜めになります。
一般的なハイバック調整よりも細かな調整をすることが可能です。
シルバー部分が上に行くとワイヤーが通る距離が遠くなるためにハイバックが倒れる仕組みです。
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ワイヤー部分はどこにつながっているかというとフットベットの
拇指級の脇とその反対側につながっています。
一般的なビンディングはハイバックを倒すとヒールカップを支点に一部分に強い力が加わりながら
ビンディングが起き上がり、ヒールエッジへの荷重になります。
しかし、SP-UNITEDの場合はヒールカップに力が加わるのではなく
ハイバックの付け根の2つのポジションと
ワイヤーが伸びているボジションに力が加わり、ハイバックが起きてきます。
まず、ヒールカップ一点ではなく4点で力を伝えるため
全体が均等の力で作用するので効率的に作用します。
そして、大きなポイントは
ワイヤー連結部分がつま先側に近いため
ハイバックに荷重した場合、ワイヤーを使いつま先部分のベースプレートが
起き上がるということなのです。
自然とつま先側のフットベットが起き上がり
ターンをスムーズに行える感覚は、SP-UNITEDにしかない乗り味です。
スノーボーダーの中にはヒールサイドターンが苦手な人が多いですが
このワイヤー効果が苦手なヒールサイドターンを克服してくれるでしょう。