滝沢光 インタビュー

スノーボードに夢中になり、自分が思い描くスノーボードライフスタイルをどのように確立させるかを考え続けているスノーボーダーも多いと思う。

答えが明確になるきっかけの一つとして旅というものも有効な方法の一つだと思うし、
きっかけはなんにせよ、そこで感じた事が次に繋がる為の重要なターニングポイントとして忘れる事ができない思い出にもなるはずだし、国内、国外も含めスノーボードトリップはスノーボードライフスタイルの魅力ともいえる。

スノーボードを通じて目指す先は人それぞれであり、全てに「これしかない」という1つの答えはなく、その人にとって何が答えであり、目標であり、夢であるかは全く異なる中、今回は新潟県出身のアップカマー、滝沢光がNZから帰ってきた所で、トリップを交えて彼の思いを聞く事ができた。

estivo_Hikaru
スノーボードを始めてからというもの、ひたすら滑り続けている自分だけど、自分の活躍の場所をいつも考えてました。結論は今でも出ていないけどやはり自分で海外に行き、練習しながら答えを出すのもいいかな、そう思って選んだのが今回の夏のNZのトリップだったんです。

8月末から9月末までの期間、南半球のニュージーランドにてスキルアップをはかるべく遠征に出掛け、計画は去年のちょうど今頃から考えていて約一年越しでした。とはいえメンバーは仲のいい二人と僕の三人でいってきたけど、もちろん三人とも英語はあまり得意ではなく何とかなる的なノリで出発。

移動経路はまず成田国際空港から約11時間フライトしてニュージーランドの北島のオークランドへ向かい、オークランドから国内線で約1時間少々フライトしてクライストチャーチへ、更にそこからあらかじめ予約していたレンタカーを借りて約6時間ドライブしてベースタウンであるワナカへとなかなかハードな移動でしたね。
フライト中はひたすら映画を見て気を紛らわせながらつかれたら寝るみたいな感じで。ドライブ中は運転を交代でしながらいろんなところに寄り道しつつワナカまで。行きは道を間違えたのもありワナカ手前の30キロ辺りでエンプティーランプ点灯で冷や冷やしながらも何とかワナカに到着しました。

僕の恩師がここWanakaをベースにしていたこともあり、一緒に滑りながら教えてくれた事もあって、とても懐かしい気持ちにもなりました。日本と違うNZ独特の景色や雰囲気がとても好きなんです。
今回は人生初のバックパッカーに滞在しました。僕らが滞在していたバックパッカーはわりと静かな感じでなんでもあって町に近くてネット環境も充実していてすごく生活しやすい環境でした。

ワナカについて次の日から滑りにいきました。ゲレンデはカードローナスキー場をチョイス。ゲレンデは広くてパークも充実していることもあって国内外の有名ライダーたちがたくさんきていて身近にいました。そういう所も海外にくる価値があると思います。

実はNZはすでに何回か訪れている滝沢光。今回のトリップはとても良い経験になったそうだ
実はNZはすでに何回か訪れている滝沢光。今回のトリップはとても良い経験になったそうだ

この時期に滑ることができること自体が嬉しかったしとてもいい経験になりました。スキルアップももちろんなのでだけど、やっぱり滑らなければ解らない感覚だったり、現場でないと味わえない雰囲気や判断していく力を養う事も今後の自分にとってとても大事なことだと改めて思えたし、来る前にキングスで覚えた事を試すこともできたのでよかったです。でも1ヶ月って長いようで短かかった。

オフの日はゆっくり体を休めたり近くの湖沿いを散歩したり、隣町のクイーンズタウンに観光しに行ったりとオンもオフも充実してました。個人的にニュージーランドの自然の景色が好きなのですごくいやされました。これといって大きなハプニングがなかったのでよい遠征でした。

Cardronaでのキッカーショット。彼の滑りの特徴はとても柔らかい切れのある滑り
Cardronaでのキッカーショット。彼の滑りの特徴はとても柔らかい切れのある滑り

アマチュアでもプロでも海外に滑りにいくスノーボーダーは多いと思うけど、やっぱりその期間に何を感じて、何を思って行動するかという決意があるかないかではその期間中の重要さが変わってくると思います。
何を目標とするかはその人それぞれだから間違ってるとかは無いと思うけど、やる時にはやる勇気、やらない時にはやらないという決断力は絶対に必要だと思います。

あと海外に目を向けていくと逆に日本の事がクリアーになってくるのも感じました。ウエアーはestivoからサポートしてもらっていますが、日本人に合うカットやフィット、日本人としてカッコイイと思うカラーやスタイルが逆に海外にいると目立ちます。
そして実際に滑っていても動きやすさはどのフィールドでもあらためて実感できたし、ウエアーのカラーとスタイルが自分の一部を表現できていると思いました。今期のウエアーは本当にお勧めですよ!みなさんに自信を持ってお勧めできます。

先シーズンの池ノ平での撮影セッションでの滝沢光
先シーズンの池ノ平での撮影セッションでの滝沢光

今回のトリップでとくに感じた事は、仕事先のショップの方やスポンサーしていただいているメーカーさんや家族、たくさんの方に応援してもらえることで自分は成長させてもらえる、頑張らせてもらえることにより一層感謝の気持ちが深まった遠征だったということ。
いろんなことを感じることができて、更にモチベーションあがったのでこれからどんどん進んでいきたいです。
あとはこの感謝の気持ちを忘れずに、一人の人間として礼儀や人情、恩を忘れずに、誠実な人として行動していきたいし、そして日本だけでなく海外でも活躍する、一人のスノーボーダーになりたいという目標が明確になりました。

きっかけは何でも良いと思うけど、僕のターニングポイントとして今回のトリップはとても大事だったと実感しています。

今年は海外でも大会に参加したいし、自分の実力を試して、経験して、悔しい思いをしながら成長していける1年にしたい。がんばります!
滝沢光

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滝沢光のライディングはestivo Riding PhotoBookでも観る事ができます。

estivo Riding PhotoBook3はこちらから。

Interviewed and edit by
Credit_Kazu

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